その保存の仕方間違っているかも!?栗の正しい保存方法をご紹介!
2016/05/23
m.aidosmkaon
2016/04/21 更新
甘くて美味しいカステラ。贈答品に使われることも多く日持ちがするイメージですが、賞味期限はどのくらいなのでしょうか?カステラの賞味期限のホントと上手な保存方法をご紹介します。ぱさぱさになってしまったカステラの救済レシピもありますよ!
童話「ぐりとぐら」にも出てくるカステラ。大きなまん丸カステラが焼ける様子をワクワクして読んだ方も多いのではないでしょうか。
実際にはカステラを家で焼くことは少なく、市販品を購入することがほとんどだと思います。
ではカステラはどのように作られているのでしょうか。
メーカーによっても違いますが、主に卵・小麦粉・砂糖・はちみつ・水あめなどがカステラの原材料です。ザラメ糖が入っている製品もあります。
カステラの本場長崎の老舗メーカーに明治時代から伝わるレシピでは、小麦粉約1kgに対して砂糖は2.7kg。砂糖がカステラ特有のしっとり感を生み出します。
泡立てた卵を小麦粉・砂糖などと混ぜて型に入れ、オーブンで焼きます。
ではカステラの賞味期限はどのくらいなのでしょうか?「焼き菓子だし甘いし、けっこう日持ちするのでは?」と思う方も多いと思います。
防腐効果の高い砂糖を多く含みじっくりと焼き上げたカステラは、賞味期限が長そうに見えます。
しかし意外に短く、またメーカーによってばらつきがあります。
長崎で人気が高い「松翁軒」「福砂屋」「文明堂」のカステラの賞味期限と、おすすめの保存方法をご紹介します。
松翁軒のカステラの賞味期限は、購入から14日程度です。
保存は冷暗所(開封後は冷蔵庫)が適しています。
福砂屋のカステラの賞味期限は、おおむね8日程度。メーカーHPには、季節によって賞味期限が前後することも明記されています。
保存は常温が適しています。
文明堂のカステラの賞味期限は、購入から10日程度。
保存は冷暗所が適しています。
1週間~20日程度と商品によってまちまちです。
保存は常温(開封後は冷暗所)を推奨するメーカーが多いようです。
カステラの特徴はそのしっとりとした食感。カステラには水分が多く含まれています。賞味期限は「カステラが水分を保持できる期限」ということもできます。
したがって賞味期限を過ぎたカステラは、もさもさとして食べにくいものになります。またザラメ糖を使用している製品では、ザラメが溶け、独特のシャリシャリとした食感が失われることもあります。
水分をたくさん含むカステラはカビやすく、チョコレート色や乳白色のカビが発生することがあります。賞味期限内でも、保存状態が悪ければ同じようなことが起こりえます。
こうなったら食べられませんね。
常温保存と書かれているカステラも多いですが、開封後はどうしても傷みやすくなります。特に夏場は、冷蔵庫で保存する方が安心です。
カステラの水分が飛ばないように、よく密閉して保存します。小分けのものならひとつずつラップで包み、食品保存用の袋に入れると乾燥を防ぐことができます。
1本まるごとの場合もラップで包み、大きめの食品保存袋かタッパーに入れます。
こんな真空保存容器があればベストです。
カステラは冷凍保存ができます。解凍ムラを防ぐために1切れずつ小分けにし、ラップで包みます。解凍はゆっくり自然解凍で。
食品保存袋に入れ、空気を抜いて冷凍すると霜による品質低下を防ぐことができます。
冷凍したカステラの賞味期限は3ヶ月~半年です。
賞味期限内でもぱさついてしまったり、過ぎてしまったカステラは、アレンジするとおいしく食べることができます。そんな賞味期限切れカステラの救済レシピをご紹介します。
材料(3人分)
カステラ 1センチ厚を6カットくらい
卵 2個
牛乳 大さじ4
砂糖 大さじ1
飾りの粉糖 少々
卵・牛乳・砂糖を混ぜ卵液を作る。
①にカステラを浸す。
フライパンに油かバター(分量外)を少量熱し、カステラを入れて両面焼く。
両面とも焼き色が付いたら取り出し、器に盛って粉糖をふりかける。
卵液を吸い込んでしっとりとしたフレンチトーストに生まれ変わります。甘さが強いので、濃い目の緑茶やブラックコーヒーといただくのがおススメです。
贈答品やおみやげとして頂く機会も多いカステラ。それだけに余らせてしまったり、大事に食べようと長く置きがちです。せっかくの美味しさを長く楽しむために、賞味期限と保存方法を参考にしてくださいね。
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