記事ID19743のサムネイル画像

あなたは数の子が何の魚の卵か知ってる?謎の魚?についてご紹介!

お正月などちょっとした行事で食べられる数の子♡苦手な方も多いかもしれませんがお酒の共としてとても優秀な食材ですよね♡でも数の子って何の魚の卵なんでしょう?今回はプチプチでおいしい数の子がなんの魚なのかについてご紹介します!

数の子って何の魚か知ってる?

数の子といえばプチ贅沢なお酒の共!
プチプチしたあの触感と程良い塩気が何ともよくておいしいですよねえ♡
日本酒なんかと飲むともう最高・・・

でも数の子って何の魚の卵なのか、あなたはご存知ですか?
なんか、きいたことはあるけど・・・というイメージではないですか?

大人になってもおいしい魚なんですよ!
さて一体何の魚でしょうか?

何の魚かその前に・・・数の子ってこんなにすごい!

数の子が何の魚なのか知る前に・・・
まずは数の子の魅力についてお伝えします!

・記憶学習能力の向上
DHA、ホスファチジルコリンと呼ばれる成分が脳機能改善効果があるとされています!
またDHA、EPAが血液をドロドロにするのを防ぎ、認知症の予防や改善にも役立つそうです!

・視力を守る
ルテインという成分が目にダメージを与える活性酵素を抑え視力を守ります!
ブルーライトや紫外線も吸収するとか・・・!

・血中コレステロールの低下
DHA、EPAと呼ばれる成分が体内でコレステロールが合成されるのを防ぎ分解を促して
体外への排出を高める働きがあります。

・動脈硬化を防ぐ
DHA、EPAは悪玉コレステロールを下げる働きを減らす役割を持っていて
動脈硬化を防ぐ効果があると言われています!

・抗アレルギー効果
DHA、EPAが免疫を抑制することによってアレルギーを防ぐ作用があるんだとか・・・!
更に炎症を抑えるビオチンの作用を高める効果もあるそうで抗アレルギー効果があるんだとか!

・ダイエット効果
DHA、EPAはリパーゼという脂肪を分解する酵素を活性化させるため
脂肪燃焼されてダイエットに効果があると言われています!

ざっと項目を挙げてみましたが、まだまだアンチエイジングや美肌効果
髪や爪を美しく保つ効果、生理痛や頭痛の緩和など
食べればいいことばかりですよね!

魚といえばDHAですが、とんでもない効果ですよね・・・!
魚おそるべし・・・

ではそんないい効果を持つ卵を育てるのはどんな魚なんでしょう?

数の子は何の魚?

それでは本題!
数の子はなんという魚の卵でしょうか?

数の子(かずのこ、鯑)とは、ニシンの魚卵である。

出典:https://ja.wikipedia.org

そう、数の子はニシンという魚の卵でした!
ご存知でした?

ニシンといえばおそばに乗せたりするとおいしい魚ですよね!
歴史的にどうやって使われてきた魚かご存知ですか?

古くより、総菜、おせちなどで生活には欠かせない魚だった。これを支えてきたのが北海道の春ニシンである。豊漁であった北海道のニシンが1950年代に激減。一時は幻の魚とさえ言われたことがある。
特に数の子は希少なものとなり、「黄色いダイヤ(黄色いダイア)」と呼ばれていたことも。

出典:http://www.zukan-bouz.com

なにげなく食べているニシンですが、時代によっては幻の魚と言われていたそうです。
鮮魚よりも煮付けや焼く魚として有名で実際とてもおいしいですよね・・・!
現在は以前と比べれば少ないですが国内で流通させるには十分な量が採れる魚だそうです!

ただし!数の子はまた話が違います。
この数の子は上にもあるようにかなり貴重なもので、現在ではほとんど輸入に頼っています。

でも不思議なことがもう一つ。
なぜニシンなのに数の子なのでしょう?

なぜ?ニシンという魚なのに数の子?

それでは数の子の名前の由来を見ていきましょう!
なぜ数の子は魚の名前とかけ離れた名前なのでしょう?

諸説ありますが、有力と言われる、代表的なものを2つ紹介します。

一番有力と思う説は、
親である「鰊(ニシン)」の古い名前が「カド」「カドイワシ」だったため。「カド」の卵なので「カドの子」。
これがなまって「カズノコ」になったという説。
これは、親の名前が子に継がれたという世襲パターンですね。

出典:http://ameblo.jp

名前が訛ってそれが訛ったまま名前になるのはよくある話ですが
数の子もそうだったのでしょうか?

ではもう一つの説はどうでしょう?

もうひとつ、有力と思われる説。
それは、江戸時代には、お正月やお祝いの時に食べる縁起物として定着していた数の子ですが、食べ続けるには、それなりの「理由」が必要ですよね。
一度にたくさんの数の卵(子)を産む「鰊(ニシン)」に子孫繁栄の願いをこめて、鰊の子を数の子と呼ぶようになったという説です。
こちらは、食文化の中で大切に育まれて来た名前でしょう。

出典:http://ameblo.jp

なるほど、お祝いの席に出すために考えられた説ですね!
こちらも有力そうですよね!

ただ、現在ではこの二つを混ぜた
地元の人が「カドの子」と呼んで食べていた魚の卵に
子孫繁栄の縁起を担がせ「数の子」にしたのでは?
という説もあります。
現在も詳しくはわかっていないようですが案外それが真相かもしれませんね・・・!

数の子とニシンという魚の関係性、わかっていただけました?

栄養たっぷりの数の子はニシンという魚の卵でしたね・・・!
名前が全然似ていない理由もわかっていただけたのではないでしょうか?
日本では数の子がほとんど採れないというのは少しさみしいですが
いつか増えると信じたいところですよね・・・!

数の子には昔の人々の願いが込められています・・・!
次に数の子を食べる時はそんな昔の人たちの思いも感じながら
おいしい数の子を食べてくださいね!

関連する記事

この記事に関する記事

この記事に関するキーワード

キーワードから記事を探す

TOPへ