美味しい麦茶が飲みたい☆麦茶の作り方からアレンジ麦茶のご紹介!
2015/12/13
xchicken_no1
2016/04/14 更新
冷た~い麦茶って美味しいですよね。市販の麦茶には賞味期限が記されていますが、自宅で沸かして冷蔵庫に冷やしてる麦茶の賞味期限はどのくらいなんでしょうか?深く考えたことはないと思いますが、今回はその麦茶の賞味期限について検証したいと思います。
暑い夏は、冷たい麦茶が本当においしく感じられますね。でも、家庭で作った麦茶の賞味期限って、一体どれくらいなのでしょう? 今回、いくつかの条件のもと、麦茶の細菌検査をしてみました。
賞味期限は4日を目安に
保存状態が良かったため、どの麦茶も5日目まで基準値を超えるほど、細菌は増えませんでした。細菌検査と合わせて、実際に飲んで味を確かめる官能検査を行ったところ、6日目から渋みを感じ始め、8日目には飲むことに限界を感じました。
検査の結果、麦茶を作って5日目までは細菌数、味ともに問題なく飲めるといえます。しかし、さらに安全性を高めるため、賞味期限は、作ってから冷蔵保存で4日目までと考えると良いでしょう。
夏場は特に冷たい麦茶が美味しいと感じますよね。
自宅で沸かした麦茶の賞味期限なんて今まであまり考えていませんでしたが、今後は気を付けた方がよさそうですね。
保存方法にもよると思いますが、自宅で沸かした麦茶の賞味期限の目安は4日、それ以上経ってしまったら飲まないようにしましょう。
お茶の中でも麦茶は、防腐作用のあるカテキンがほとんど含まれていないことや、麦に多く含まれているデンプン質が溶け出すことによって、濁ったり、腐りやすかったりします。
そのため、カテキンの入っている緑茶などに比べると、賞味期限は短くなります。
麦茶の賞味期限は他のお茶に比べると短くなるんですね。
緑茶には殺菌作用があると言いますよね。
自宅で沸かす麦茶は煮出しているし、冷蔵庫にいれているので大丈夫なんて思っていませんか?
沸かした麦茶は沸騰していて雑菌はいないでしょうが、冷ますのに時間がかかると雑菌は増殖します。沸かした麦茶は出来るだけ早く冷まして冷蔵庫に保存しましょう。
麦茶が早く腐る要因は雑菌の繁殖が早いからなのですが、逆を言えば、雑菌の繁殖を最小限にすれば麦茶が腐るまでの時間も稼げますので、美味しく飲める期間も伸びます。
麦茶は他のお茶に比べると腐りやすいと言いましたが、その理由は雑菌の増殖が速いからで、雑菌が増殖しなければ賞味期限が伸びるということですね。
これからご紹介する賞味期限を長くするためのポイントを押さえて雑菌の増殖をふせぎましょう!
麦茶の賞味期限を少しでも長くするには、沸かした麦茶を水をはった桶に入れるなどして極力早く粗熱を取る。長時間常温でおいておくと雑菌が繁殖し、賞味期限が短くなります。
また、麦茶を入れる容器を熱湯消毒するなどして、清潔にして下さい。
間違っても容器に直接口をつけて飲んだりしないでくださいね。
・なるべく、飲める分だけを作るようにする
・ポットは洗剤をつけて、毎回洗う(たまに漂白)
・常温に置いておく時間を減らす
・水出しの場合は、水道水を使う
・煮出しの場合は、耐熱容器に熱い状態のまま入れる
・冷蔵庫は開ける必要があるとき以外は、なるべく開けない
せっかく沸かした麦茶なので、しっかりと保存して少しでも賞味期限を長くするようにしたいですね。
賞味期限を長くするポイントをしっかりと実行して、腐らせないようにしましょう!
煮出し用の麦茶にも最初からパックになっているものがありますが、よりおいしく麦茶を作るには麦をくだいたものより、粒ごとパックに入っているタイプを選びましょう。昔ながらの香ばしい麦茶にこだわりたいときは、やかんに麦茶の粒を入れて煮立てて、ふきんなどで濾して作るやり方のほうがよりおいしく作れます。
煮出し麦茶の美味しい作り方ですが、まずはしっかりと麦茶を煮出す。
※この時ティーバックは入れっぱなしにせず、表記の時間を目安に取り出してください。
そのまま放っておかずにすぐに粗熱を取る。
※常温で放っておくと雑菌が増殖しやすくなります。
粗熱がとれたら、熱湯消毒後のガラス製のポットに移して冷蔵庫に保管する。
※ガラス製のポットの方が雑菌が繁殖しにくいです。
水出し用パックの麦茶をおいしく作るコツはなんと、ドリップコーヒーの淹れ方に通じるものがありました。じつは麦茶とコーヒーは、粒を焙煎する作り方がそっくり。また、砕いた麦粒が紙パックの中にある様子は、まるでフィルターの中の挽いたコーヒーとよく似ています。おいしい麦茶の作り方は、おいしいコーヒーの淹れ方に通じるというわけで、そのポイントはズバリ「お湯を少量かけて粒を膨らませる"蒸らし"という技」(NHK「ためしてガッテン」から)でした。
★さらに美味しさのポイント
麦茶の香ばしい香りを出すためのさらなる裏技として、「インスタントコーヒーをひとつまみ入れる」とパックの麦茶ではなかなか出ない香ばしい麦茶が出来上がります。入れる量によっても味は変わりますので少量ずつ試して、お好みの量を見つけてくださいね。
麦茶にコーヒーを入れるといく発想はなかったですね。
煮出しが面倒と言う方は是非試してみて下さい。
麦茶の賞味期限とその保存方法についてご紹介しましたが、いかがでしたか?
暑い夏にはキンキンに冷えた麦茶が美味しいですよね。
今回ご紹介させていただいた賞味期限を長くするポイントなどを押さえて、美味しい麦茶をのんで暑い夏を乗り切りましょう♪
この記事に関する記事
Copyright© 運営事務局