ミネラル豊富で人気の黒糖!黒糖のパワー&カロリー教えます
独特の風味と甘みをもつ『黒糖』は、栄養価値も高い食材としてすっかりお馴染みですね。お菓子作りにも活用され、栄養補給にも抜群の素材ですが、カロリーについても気になりますね。健康的に取り入れるためにも、黒糖のカロリーをチェックしておきましょう。
100グラムあたり354キロカロリー
黒糖大さじ1杯(9g)あたりのカロリーは、32キロカロリーです。
ちょうど、黒糖一かけらくらいの分量になるでしょうか。
ひとつ食べると、約30キロカロリー摂取ということになりますね。
これってカロリー高い?低い?
ちなみに、アーモンドチョコ1粒分のカロリーは、約20キロカロリーです。
大さじ1あたりのカロリーの比較をしてみると・・・
黒糖 32キロカロリー
三温糖 34キロカロリー
上白糖 35キロカロリー
グラニュー糖 46キロカロリー
いちごジャム 54キロカロリー
はちみつ 62キロカロリー
水飴 69キロカロリー
こうしてみると、黒糖はお砂糖仲間の中でもカロリーは低めですね。
独特な味わいのある黒糖とは・・・
黒砂糖(くろざとう)は、サトウキビの絞り汁を煮詰めて作る黒褐色の砂糖です。日本では沖縄県と鹿児島県の離島で主に生産されています。甘味料として使用され、お料理やお菓子作りなどに幅広く使われ、かりんとうをはじめ、いろいろな加工食品としても親しまれていますね。黒っぽいお菓子といえば、だいたい、黒糖が使われていると考えられます。
沖縄のサトウキビ
黒糖といえば、沖縄!青い空の下一面に広がったサトウキビ畑は、ほんとうに美しい原風景ですね。
沖縄で黒糖が作られるようになったのは江戸時代のこと。製造方法は中国から伝わり、さとうきびの栽培も沖縄全土で盛んになりました。現在、沖縄では8つの島で黒糖が製造されていますが、色、形、味、香り、食感など、8つの島ごとにそれぞれの黒糖で違った表情を見せているようです。
砂糖って種類がたくさん・・・ 黒糖はどんな砂糖?
砂糖の原料は、「さとうきび」と「てん菜(ビート)」があります。
製造法によって、「含蜜糖」と「分蜜糖」に分けられます。
製法によっても分類される
「含蜜糖」は、産地で搾った糖汁を伝統的な方法で煮つめ、糖蜜分を含んだまま固めたもので、『黒糖』はこれにあたります。
「分蜜糖」は、近代的な工場で、糖蜜を振り分けて蔗糖の結晶を取り出したもので、『上白糖』などがこれにあたります。
黒糖は栄養がいっぱいの健康食品
黒糖は、糖分の他にカリウム、鉄、カルシウム、亜鉛ほか多くのミネラル成分を含み、栄養価の高いことでも注目されています。精製された白砂糖と比べると不純物が多く、糖度はせいぜい85%くらいですが、特有の風味があり、甘さはかえって強く感じられます。
カロリーが低めな上に、栄養価が高いとくれば、料理の中に上手に取り入れていきたいですね。
黒糖使用のお菓子 ★ かりんとう
小鉢一杯分は197キロカロリー。
昔から親しまれ、これからも消えることのない、長い歴史をもつ栄養食ですね。
黒糖使用のお菓子 ★ 黒糖くるみ
小鉢一杯分は323キロカロリー
これも栄養価の高いクルミと掛け合わせた、栄養価高い一品!
日本茶やコーヒーとも合いそうです。
黒糖の保存について
黒糖は白砂糖と違って精製されていませんから、水分も含んでおり、ある程度の期間を過ぎるとカビが生えたり風味が落ちてきます。商品にもよりますが、おいしくいただくには、賞味期限3~6カ月くらいといったところでしょう。
密閉できる容器にうつし、冷蔵庫保存すれば1年くらいは保存は可能です。でも、できるだけ早く使ってしまうのがよいでしょうね。
黒糖とカロリーの関係をみてきましたが、カロリーを知ったところで、黒糖はお砂糖には変わりありません。栄養がありそうだからといって取り過ぎると、カロリーオーバーになってしまいますので、注意しましょう。
沖縄の大地に育ったサトウキビから生まれてくる黒糖♪ どこか懐かしい味の黒糖♪
口にいれるとほくほくっと崩れ、とたんに広がる甘さとも苦さともいえる濃厚な味わいは、まさに沖縄の空と大地のエネルギーがいっぱい。自然の恵みがどっしりと身体に入ってきそうな感じです。
ちょっと疲れたとき、甘いものがほしくなったときは、そっと口にいれてみませんか。
疲れた身体をじっくりほぐしてくれそうですよ。
カロリーに気をつけながら、美味しく黒糖をいただいて、元気を手にいれましょう♪