長ネギが使い切れなかったら冷凍保存☆冷凍した長ネギの使い方のコツ
2016/05/15
az2az
野菜のみじん切りって面倒くさいですよね。特に長ネギは下の部分だけ繋がってる・・・という経験、ありませんか?今回はそんな面倒な長ネギのみじん切りを、積極的に作りたくなるような方法を教えます。活用メニューや、もはや文明の利器に任せたい人向けにグッズも紹介します。
長ネギを食べるとどんな効果があるの?
本題に入る前に、そもそも長ネギってどんな栄養があるのか?を調べました。 長ネギには硫化アリル(アリシン)という成分が含まれており、ビタミンB1の吸収を促進・ビタミンB1の持続時間を長くするなどの効果があります。アリシンはそれ以外にも強力な抗酸化作用を発揮することから、アンチエイジング効果や抗がん作用、血栓の予防・改善などが期待できるとして注目されています。
ビタミンB1は糖質(炭水化物)のエネルギー代謝を助ける働きをしていますので、吸疲労回復に効果を発揮してくれます。また、アリシンには強い殺菌作用もありますから風邪の予防にも役立ちます。
アリシンは抗酸化作用によって血液をサラサラにする効果があり、中性脂肪・悪玉コレステロールの低下や血栓予防など生活習慣病の予防にも効果的です。また血液の状態と血管の状態を整え、血行促進によって冷えの解消にも役立ってくれます。身体を温めてくれるので、風邪に効くというのはこの作用からもきてるんですね。
上記の作用から、積極的に摂取していきたい効用があるということが分かりました。沢山食べやすくするためにもみじん切りをマスターしたいですね。では本題に移りましょう。
長ネギみじん切り方法①
縦に包丁で切れ目を入れていきます。細かくしたいときはねぎを回しながら6~7本、粗みじんに切るときは2~3本切れ目を入れます。
長ネギみじん切り方法②
切れ目に直角に端から細かく切っていきます。
長ネギみじん切り方法③
みじん切りのできあがりです。切り終わったら水にさらすと良いでしょう。
長ネギみじん切り方法①
赤線のように、ねぎの半分くらいの深さまで斜めに切れ込みを入れます。細かくしたい場合は幅を小さくします。
長ネギみじん切り方法②
180°回転させ、1と同様に切れ込みを入れます。
長ネギみじん切り方法③
後は輪切りするだけでみじん切りになります。
長ネギみじん切り方法④
ザルにとって冷水でさっと洗い、水気を切ります。
余談ですが、筆者が職場で教わったみじん切りもこのやり方です。より早く切れるのはこのやり方なのかもしれません。
みじん切り後は冷凍へ
まずみじん切りする前の長ネギの保存は、新聞紙につつみ冷暗所にたてかけて保存します。泥ねぎの場合は土を付けたままのほうが長持ちしますよ。次いで使いかけのものは緑と白の部分を切り離し、ビニール袋に入れて冷蔵庫で保存します。そしてみじん切りですが、水気をペーパーできってから小分けにし、ラップをして冷凍庫で保存、1ヶ月程度もちます。使う際は冷凍のまま、必ず加熱調理してください。
何にでも使えちゃう便利な長ネギみじん切り
冷凍保存すれば1ヶ月ほどもつので、沢山作っても問題がなさそうな長ネギみじん切り。冷凍のままお味噌汁に入れたり、麻婆豆腐に加えたり、気軽に使えるところも魅力的です。長ネギみじん切りを使ったレシピを紹介しますので、是非活用してください。
材料4人分
鶏もも肉 大1枚
塩・胡椒 適量
片栗粉 適量
油 適量
■ 長ネギダレ
長ネギ 1本
すった生姜 小さじ1
すったニンニク 小さじ1/2~1
醤油、酢 各大さじ2
砂糖、ごま油 各大さじ1
葱をみじん切りにして、葱ダレの材料すべて混ぜておきます。(冷蔵庫で冷しておくと味がなじみます)
鶏肉を一口大に切り塩・胡椒をもみこみ、片栗粉を表面にまぶします。片栗粉は多めに。
フライパンにやや多めに油を敷いて肉を両面焼きます。中までしっかり火を通し、最後は強火で表面カリッとさせます。
肉を皿にもり、長ネギダレをかけて完成です。
材料2人分
ねぎ 1本
にんじん 1/4本
ご飯 1合分
卵 3個
キッコーマン本つゆ 香り白だし 大さじ4
ごま油 大さじ2
こしょう 少々
ねぎ、にんじんは5mm角程度の粗みじん切りにします。
粗熱を取ったご飯に、溶き卵1個分を加え、均一に黄色になるまでよく混ぜます。残りの卵は割りほぐしておきます。
フライパンにごま油を熱し、(1)のみじん切りを1分程度炒め、2個分の卵液を流し入れ、大きく10回程円を描くように混ぜます。
(2)を加えて、全体に広げ、1~2分焼くようにします。上下を返して、中火のままぱらぱらになるまで、約3分間炒めます。※この時、30秒炒めては広げて30秒焼き、30秒炒めては30秒広げて焼きを繰り返し、ご飯によく火を当てるようにします。
フライパンの中央をあけ、白だしを加えて煮立て、上下を返しながら全体に混ぜ合わせ、炒め上げます。最後に好みでこしょうをふります。
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