冷凍庫の適切な温度は何度?温度管理の方法と冷凍保存のコツ
冷凍食品や余り物など、冷凍庫は食材を保存するのに向いています。ですが、適切な温度を守らなければせっかく冷凍庫に食材を入れていても長持ちしにくいことが多いです。今回は、冷凍庫の温度管理の方法や気になる冷凍保存のコツをお教えします!
冷凍庫の役割とは
冷凍庫といえば、現代では各家庭に1台は必ずある家電製品で、冷蔵庫と一緒になっているものが多いです。
冷凍庫は、アイスクリームなどを冷やすこと以外にも、食材を長期保存することが出来ます。
理由は、低温度を保つことにより細菌の活動を抑える役割がある為です。
冷凍庫の役割とは
食材を冷凍庫で保存することで、次に使用するときに取り出しやすく、滅多に腐ることもありません。
食材をまとめ買いして保存するときなど、特に主婦は冷凍庫をフル活用するので助かりますね。
一般家庭用冷凍庫の温度
一般家庭用冷凍庫の温度
一般的な冷凍庫の温度はマイナス18℃といわれています。
この温度は、普通の細菌はもちろんのこと、低温で活動する細菌もほぼ活動を停止させてくれます。
一般家庭用冷凍庫の温度
冷凍庫の温度をマイナス18℃に保つことによって、最長で約12ヶ月間、つまり1年保存することが可能です!
この温度を保てば、劣化や腐食の心配はほぼなくなります。
業務用冷凍庫の温度
業務用冷凍庫の温度
業務用冷凍庫の温度は、一般家庭用の冷蔵庫よりもさらに低く温度設定されています。
お店などで使用する冷凍庫は、ドアの開閉回数が多く、冷凍庫内の温度が上がりやすい為です。
マイナス18℃以下に設定される場合がほとんどですが、傷みやすい魚介類などは、マイナス60℃に設定することもあります。
業務用冷凍庫の温度
全ての冷凍庫に共通していえることは、温度を下げれば下げるほど食材の鮮度を保ちやすくなるということです。
ただし、あまりに冷凍庫の温度を下げ過ぎてしまうと、電気代がかかってしまうので、一般家庭の場合はマイナス18℃に保てれば充分です。
上手な冷凍保存法は?
食品の鮮度を保つ為に上手な保存をすることが大切です。
方法として、冷凍したい食品・食材は出来るだけ早めに冷凍するようにします。
空気に触れないようにラップでくるんだり、真空パックに入れて冷凍庫に入れるのが望ましいです。
上手な冷凍保存法は?
冷凍庫内では、とにかく食品を乾燥させないことが重要です。
空気に触れていると、冷凍されるまでに時間がかかってしまい、冷凍庫の温度を保っていても劣化が進んでしまいます。
アルミトレイも効果的!
アルミトレイも効果的!
食品の保存にアルミトレイを使用するのもおすすめです。
アルミトレイは、熱が伝わりにくい構造をしていて、食品を乗せて冷凍庫に入れるだけで通常よりも早く冷凍することが可能です。
アルミトレイも効果的!
アルミトレイは食品の冷却を早めてくれるので、無駄な電力を使わずに済み一石二鳥です。
食品の冷却時間を短縮したい時にぴったりですね。
冷凍庫の温度を維持するために
冷凍庫の温度を維持するためには、出来るだけドアの開閉回数を少なくすることが大切です。
そして、冷凍庫に入れたいと思う食品は、温かいものは充分に冷ましてから入れるようにします。
温かいものを冷凍庫にそのまま入れてしまうのは、その食品が冷えるまで時間がかかるだけでなく、他の冷凍しているものに影響が出るので、温度を保つ為に気をつけてください。
冷凍庫の温度を維持するために
冷凍庫内の食品を出来るだけ詰めて保存することで、空気に触れる面積が小さくなるので、温度を維持するのに有効的です。
この方法は、食品同士が保冷材の役割を果たすため、長期保存にぴったりといえますね!
何気なく日常で使っている冷凍庫ですが、適切な温度を守れば、冷凍庫内の食品をすぐに使わなくても長期保存することが出来ます。
正しい保存方法をすることで、毎日の料理の時短にも繋がるのでぜひ試してみてください。
食品は、冷凍した時にどの食品か分かりやすいように、一つ一つ小分けにして保存するのが望ましいです。
冷凍庫の温度を保ち、出来るだけ長持ちするように心がけてみてください。
冷凍庫で食品を保存することで、調理も楽になりますよ!
ラップを巻いて冷凍保存する場合は、食品が空気に触れないようにがっちり巻くことがポイントです。
冷凍庫の面積を少なくして、無駄な電力を使わず、節約にも繋げましょう!