健康、美容にいい食材のザクロの効果的な食べ方を特集しちゃいます!
2016/01/11
メープルシロップ
友達に「ニッキ」と「シナモン」って同じ匂いがするけど同じもの?と聞かれて、答えられなっかた私。悔しいので、早速調べてみました!「ニッキ」と「シナモン」についての豆知識をご紹介致します*これでいつ聞かれても困りません!!
シナモンとニッキには、決定的な違いがあるのをご存知ですか?
原材料も作り方もほとんど同じんなんですが、
何が違うのか?
今回きっちり調べましたので、
この辺でシナモンとニッキの違いをはっきりさせておきましょう。
原材料が同じなら、シナモンとニッキって同じものなのか?
呼び方が違うだけなのか?
それとも違うものなのか?
私はシナモンの事を日本ではニッキと呼ぶのかと思っていたのですが・・・。
調べてみると色々と分かってきました。
シナモンもニッキも同じ樹木であるクスノキ科の常緑樹、日桂「にっけい」(桂皮「けいひ」とも呼ばれる)。
では、原料はどう違うのでしょうか?
それぞれの原料は
*シナモン=スリランカのセイロン産の日桂の皮
*ニッキ=日本産の日桂の根っこです。
わかりやすく言えば、産地と部位が違うんですね。
だから、匂いや味は同じ様に感じるのですね。
シナモンの味の違いは
*シナモン=辛くない
*ニッキ=ちょっと辛い
です。
なるほど。。。そう言われてみれば、のど飴として出回っているニッキ飴に
「すっきり辛口」っていうのを見たことがあります。
でも、シナモンで「辛口」というのは見たことがないです。
(ここでいう「辛い」は唐辛子等の辛さではなくて、ハッカやミントようにスッキリした刺激の事です)
シナモンはニッキと違って、香りが甘くて、マイルドな風味がありますね。
シナモンのこの独特な風味の秘密はオイゲノールという成分です。
ただしこのオイゲノールは、スリランカのセイロン産の日桂にしか含まれていません。
カプチーノ等の付いてくるシナモンスティックは日桂の樹木の皮を剥がしてから、皮についているコルク層を丁寧に取り除いてから数枚重ねて、乾燥させます。
水分がなくなると、自然と皮が縮んで丸まってスティック状になるのです。
また、私同様にお菓子作りがお好きな方はお分かりだと思いますが、
シナモンは甘い香りはしますが甘くはないので、
フルーツを使ったタルトやパイ等より甘い香りを出したいお菓子の食材には最適ですね。
ニッキはシナモンに含まれるオイゲーノールを含んでいない、
日本産日桂は収穫量が少ない為、
シナモンよりもちょっとだけお値段が高いです。
要するにシナモンより高級です
昔は日桂の樹木の細い根っこの部分を「ニッキ」と呼んで子供達のお菓子としていた事から、
日本の有名なお菓子である「八つ橋」にはニッキを使っているのです。
これは日本にも日桂の樹木があったからですね。
なるほど、そういえば安い「八つ橋」って売っていないですよね。
シナモンやニッキに使われる日桂という樹木が育つには30年という長い月日がかかります。
また、シナモンやニッキには、健康や美容に効く成分が多く含まれています。
その辺も学んでいきましょう!
*毛細血管を保護して、血行を促進する
*殺菌、解熱作用がある
*中性脂肪やコレステロールを抑える
*血圧、血糖値を下げる
*抜け毛を予防したり、改善する
*胃腸を丈夫にするです。
こんなに貴重なシナモン、ニッキは遠い昔は【香辛料、生薬】として使われていました。
日本の八つ橋にニッキが使われるようになった理由の中には、先に書いた理由の他に、
『昔、長旅に適した食料としてお米をお餅にして、さらにそのお餅が長持ちするように、殺菌と防腐を兼ねて粉末にしたニッキをお餅にまぶしたのが発祥』
とも言われています。
以上の事を考えると、現代でもシナモンやニッキを使った食べ物はちょっとだけお値段が高い理由も理解できました。
シナモンとニッキの違いはいかがでしたでしょうか?
和名と洋名の違いなだけではなくて、味にも違いがある事がわかりましたね。
八つ橋にシナモンが使われない理由もわかりました。
これで友達に聞かれた時でも大丈夫ですね*
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