アイスプラントって？ほんのり塩味の新顔野菜アイスプラントの食べ方

新顔野菜「アイスプラント」は、南アフリカ原産の植物。国内では近年、佐賀県で初めて栽培された注目の野菜。地中のミネラルを吸い上げる力がある吸塩植物。緑色の肉厚な葉と茎に、透明でキラキラとした水滴状のツブツブがびっしりとついています。表面のプチプチ、葉のシャキシャキした食感に加えて、塩をつけているのかと思うほどしっかりとした塩気が特徴。見た目も味も、これまで経験したことのない不思議な野菜。ヨーロッパでは古くから食され、フランス料理の食材としても定着していますが、食べ方は生食が多いようです。

アイスプラントは生活習慣病予防（メタボリックシンドローム予防）をはじめ、血糖値低下作用、抗酸化作用、抗老化効果があると期待されています。また、低カロリー食品のため、ダイエット食品としてもおすすめ。疲労回復やスタミナ維持、むくみを改善する効能もあるとされているので、今後、美味しい食べ方を工夫して、どんどん食べたい優秀な野菜です。

アイスプラントは栄養も効能も豊富な野菜。今後、食卓にのぼる機会も増えるかもしれません。アイスプラントの美味しい食べ方を考える前に、選び方、上手な保存方法を覚えましょう。

アイスプラントは水分量の多い野菜。しっかりと重量感のあるものを選びましょう。おすすめの食べ方はやはりサラダなど生食ですから、できるだけ新鮮な物を選びましょう。葉の緑色が鮮やかで、みずみずしく、キズや変色がないもの、切り口もみずみずしいものがおすすめです。生産地（生産農家）によって、食べたときに酸味や塩味の濃さなどに違いが生じる野菜です。次に購入するときも、美味しいと思ったアイスプラントの生産地、同じ生産農家のアイスプラントを購入するといいようです。

アイスプラントは基本的に、冷蔵保存です。おすすめの食べ方が生食なので新鮮さを保つことが大切。乾燥しやすいので、ビニールやポリ袋に入れ、野菜室で保存しましょう。４日～５日は大丈夫ですが、食感が大切な野菜なので、早めに食べる事をおすすめします。パックに入っているアイスプラントを購入したら、そのまま野菜室で保存しましょう。

もともと害虫や病気にも強く、 農薬も使わず育てられているので、洗わなくてもそのまま食べられます。サラダなど、生のままの食べ方をする時には、やはり気になるにで、さっと水洗いしましょう。キラキラした水滴の部分に ミネラル分が含まれているので洗い流してしまわないように注意が必要。食べ方によって、包丁を入れる時には、養分を流さないように切る前に水洗いは済ませましょう。

アイスプラントは色々な食べ方をすることができる野菜。簡単で、アイスプラントの味をそのまま堪能できる食べ方は「生のままでサラダ」。青臭さも無く、プチプチとはじける食感と、ほんのり塩味が楽しめる食べ方です。アイスプランツの食べ方は他にも色々ありますが、おひたしにしたり、天ぷらにしたり、加熱する食べ方も美味しい。 独特の食感と塩味は加熱しても残ります。見た目、彩り、食感が身上の野菜なので、煮物やピューレなど、それらを失うような調理方法、食べ方にはあまり適していません。おしゃれな料理にアレンジもできるのでおもてなしにも活用しましょう。

アイスプラントは青臭さがなく、プチプチとした食感とほんのり塩味が特徴の野菜。そんな特徴を活かした食べ方はサラダの他にもいろいろあります。アイデア豊富なアイスプラントのおしゃれで美味しい食べ方を試してみましょう。

彩りもきれいなかき揚げのレシピです。このレシピは少量の油で焼き揚げしていますが、普通に揚げても大丈夫です。アイスプラントの塩味があるので味付けなしでも美味しくいただけます。アイスプラントは揚げると、トロリとした食感に。生とは一味違った味わいの、美味しい食べ方です。お試しください。

アイスプラントはパスタの具にしても美味しくいただけます。珍しい食感のアイスプラントは、炒めると生の時よりも食べやすいと感じる人も多いです。生のままが苦手と感じた方には、オススメの食べ方です。

不思議な新顔野菜のアイスプラント。食べ方は簡単。生食で、そのままの味と食感を楽しみましょう。生の食べ方だけでなく、おひたしや天ぷら、パスタなど熱を加える食べ方もさらに食べやすくおすすめ。アイデア次第で今後、アイスプラントが食卓にあがる機会も増えそうですね。