2016/01/04
harumakikun
初心者から上級者まで美味しく飲めるウイスキーについてちょこっと詳しくお教えしますね!ウイスキーに賞味期限はあるのか?栓を開けたら賞味期限保管方法や栓を開けたら味は落ちてしまうのか?素朴な疑問を余すことなくまとめてここでご紹介したいと思います!
ウイスキーに賞味期限は存在しません
食品表示法でウイスキーに賞味期限記載の義務は無い
先に答えから言ってしまいますが、ウイスキーに賞味期限は存在していません。モルトウイスキーでもシングルモルトウイスキーでもブレンデッドでも関係なく、封を開けていなければ賞味期限は無い物と考えて大丈夫です。
保管状態が劣悪でなければ、ウイスキーやワインなどのアルコール度数が高いお酒は、中身が安定して品質を保てるため、食品表示法で賞味期限の表示が義務化されてません。しかしビールに関しては、自主規制によって賞味期限が表示されています。
ウイスキーというのはお酒つまりアルコールですから室温で揮発してしまいます。現在はコルク栓のウイスキーというのは一般的にほとんど販売されていませんが、オールドボトル等ではまだコルク栓のウイスキーを見る事があります。
賞味期限が存在しないといっても、コルク栓のウイスキーには注意が必要で室温が高い場合は、コルクをしっかり占めていてもウイスキーが劣化してしまい、未開栓であっても少しずつ蒸散して、最後には瓶が空っぽになってしまうのです。
また、保存期間が長いと、コルクのニオイがウイスキーに移ってしまう事もあり、コルク栓のウイスキーには注意が必要と言えるのです。
賞味期限が存在しないからと言って油断は禁物、栓を空けたら劣化が始まるのです。ウイスキーは保管場所以外にも、空気に触れる回数や面積で劣化に影響するのです。ワインや清酒などの醸造酒は特に劣化が早く、数日で風味に変化が訪れてしまいます。
さらには酢のようになってしまい、とても飲める物じゃなくなってしまう事もあります。とは言っても、ウイスキーは蒸留酒なので、非常にタフなお酒といえるのですが、やはり保管する時は注意をしたほうが、長く美味しく飲む事ができます。
まず大切なのは、ウイスキーの香りや味が飛ばないようにすると言う事であり、紫外線や酸素に出来る限り触れないようにする事が大切な事ととなります。
ウイスキーを極力劣化させない為に出来る事を紹介して行きます。まず、ウイスキーの香り分子を変質させず逃さない事を最重要項目として、以下の方法を覚えて、実践してみる事をおすすめします。
先に大切な事を申し上げておくと、ウイスキーの冷蔵庫保管はやめましょう。ニオイが移ってしまうリスクもありますし、冷えすぎて美味しく飲めません。自宅の中で最も涼しく、光の届かない場所を探して置いておくのが理想的です。
ウイスキーの入っていた箱は、光を遮断出来るように作られてる事が多いので、保管するときは箱に入れておけば、かなり良い状態で保管が出来るでしょう。さらに言うのであれば、アルミホイルで瓶をくるんでおくとさらに良いです。
プライベート・プリザーブを使用すれば、瓶の中のウイスキーを酸素と切り離せます。2~3回程度、シュッと吹き込むだけでウイスキーの上にガスの層を作れるので、酸素に触れる事がなくなり、ウイスキーの劣化をしっかりと抑制してくれます。頻繁に飲む人には手間ですが、週1程度で飲むなら行うと非常に良いです。
多くのバー等でウイスキーやワインの保存に使用されているパラフィルム。少し延ばしながらボトルの栓の周りに巻き付けるだけで段違いの保存環境になります。比較的長期間保存する必要があるなら、絶対に行っておきたいポイントです。
ウイスキーと言うのは、芳醇な香りと独特の甘みをそのまま楽しめるお酒です。様々な原料から作られるウイスキー本来の風味を味わうおすすめの飲み方が沢山あります。そこで今回は、ウイスキー本来の味を楽しめる飲み方の種類について紹介していきます。
ウイスキーを味わう飲み方【ストレート】の作り方
ショットグラスの半分より少し下までウイスキーを注ぎましょう。タンブラーグラスにミネラルウォーターと氷もしくは常温の天然水を注ぎチェイサーを作ります。チェイサーには輪切りにしたレモンを入れるのもおすすめです。
ウイスキーを味わう飲み方【ストレート】の楽しみ方
ウイスキーを一口楽しんだら、アルコールで痺れた舌をチェイサーでリセットしましょう。こうすることで、次の一口もまるで最初の一口のようにウイスキーの味を感じられます。甘みのあるウイスキーには常温水、濃厚なウイスキーには冷却水がおすすめです。
ウイスキーを味わう飲み方【オン・ザ・ロックス】の作り方
ロックグラスに大きめの氷を1つ入れてグラスの中で回転させてグラスを冷やします。その後ウイスキーを半分まで注いでからマドラーを使用して軽く混ぜましょう。
ウイスキーを味わう飲み方【オン・ザ・ロックス】の楽しみ方
オンザロックスは冷たさがとても大切で、グラスが温いと氷が早く溶けてしまいます。グラスをしっかりと冷やしてから作り、溶けにくい氷を使うのもウイスキーを楽しむコツです。この飲み方は、ウイスキーを飲むたびに氷とグラスが心地よい音を奏でるのがポイントです。
ウイスキーを味わう飲み方【ハーフ・ロック】の作り方
グラスに大きめの溶けにくい氷を1つ入れて、ウイスキーとミネラルウォーターを1:1で割ります。マドラーでしっかりと混ぜてオンザロックのようなスタイルで楽しみましょう。
ウイスキーを味わう飲み方【ハーフ・ロック】の楽しみ方
このスタイルのウイスキーの飲み方はソーダやコーラ、ジンジャーエール等で割っても楽しめます。ウイスキーの重厚な味わいを軽やかに楽しめるスタイリッシュな味わい方ができる飲み方で、割りものによってウイスキーの新しい一面を発見出来るおすすめの飲み方です。
ウイスキーを味わう飲み方【水割り】の作り方
まずはしっかりとグラスを冷やしておく事が美味しくウイスキーの水割りを作るコツです。氷をグラスに一杯に入れて、ウイスキーをグラスの1/4程度注いだ後混ぜましょう。減った氷を継ぎ足してから、ウイスキー1に対して天然水2.5の割合で注ぎます。マドラーでしっかりと混ぜたら完成です。
ウイスキーを味わう飲み方【水割り】の楽しみ方
グラスと氷と滲むウイスキーのコントラストを楽しみながらゆっくり飲めるお酒です。水がウイスキーと解け合って飲み口が柔らかくなるため料理との相性も良く、食事と楽しむことが出来るウイスキーの飲み方なので覚えておくと良いでしょう。
ウイスキーを味わう飲み方【ハイボール】の作り方
タンブラーグラスに氷をしっかり入れて冷やしたらウイスキーを1/4程度入れて混ぜます。減った氷を足した後、ウイスキー1に対してソーダ3程度入れてマドラーで混ぜます。この時くるくる混ぜるのではなく、縦に一回だけ入れて終わりにしましょう。
ウイスキーを味わう飲み方【ハイボール】楽しみ方
炭酸ガスを極力抜かないようにマドラーで混ぜ過ぎないのが美味しくするポイントです。レモンの皮で香りを着けたり、梅ソーダやジンジャエールで割っても美味しく飲めます。料理との相性も良い為、食事の場面でも楽しめるウイスキーの飲み方です。
ウイスキーを味わう飲み方【ミスト】の作り方
ロックグラスにクラッシュアイスをたっぷりと入れてグラスを冷やしましょう。ウイスキーを30ml程度入れてレモンピールを搾ってグラスのなかに入れて完成です。
ウイスキーを味わう飲み方【ミスト】の楽しみ方
ロックグラスの外面に霜が付き、冷評感を味わうにはもってこいの飲み方で、ブレンテッド・ウイスキーなどの飲みやすいウイスキーを選ぶのがおすすめです。個性の強いウイスキーは濃厚すぎてサッパリとした味が楽しめません。
ウイスキーを味わう飲み方【トワイスアップ】の作り方
グラスにウイスキーを適量いれて、同じ量のミネラルウォーターを注ぎます。ここでは常温の水を使う事がポイントで立ち上る香りを楽しむ飲み方です。
ウイスキーを味わう飲み方【トワイスアップ】の楽しみ方
ワイングラスやシェリーグラス等を使用するのがポイントです。静かに揺すりながら香り成分を揮発させて楽しみましょう。初めて出会うウイスキーを飲む時にはこの飲み方が一番おすすめです。
ウイスキーの賞味期限はありませんが、栓を開けたら蒸発してしまったらり保管方法によっては
まずくなってしまう事が多いようですね、賞味期限がないのは良いですが美味しいうちに飲んでしまいたいですよね、賞味期限があれば美味しい期間はわかりますが、賞味期限がないのでやはり美味しくウイスキーを飲むためには適切な保管方法で美味しく楽しんでくださいね!
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