美容にいい!昔ながらのぬか漬けの栄養とその美容効果のまとめ
実家に帰ると食べ慣れたぬか漬けをおばあちゃんが出してくれます。何気なく食べていたぬか漬けですが、その栄養素は驚きです!ぬか漬けの栄養素には美容効果もあるんですよ。ほっとするぬか漬けを食べて、健康と美容に気をかけてあげましょう!!
驚きの栄養素とは☆
ぬか漬けには秘密の栄養があった。
糠漬け(ぬか漬け)は米糠を乳酸発酵させて作った糠床(ぬかどこ)のなかに食材を漬け込んで作る日本を代表する漬物の一つ。
糠味噌漬け(ぬかみそづけ)・どぶ漬け・どぼ漬けとも呼ばれ、また漬け込む方法のことを指す場合もある。
箸休めにぬか漬けを食べて栄養をとろう。
適量の糠に一度煮沸してから冷した15%濃度の食塩水を加える。唐辛子、昆布とともに壺やタッパー等に詰め、表面を平らにならして糠床の準備ができる。これに野菜くずを1週間ほど毎日取りかえて漬けると野菜についていた乳酸菌等が繁殖し、一応、完成である。しかし、この段階では糠床は熟成していないため、漬物の風味は少ない。野菜を漬けこみ毎日手入れすることで発酵がすすみ、風味が増していくのである。
浅漬け(あさづけ)とはキュウリやナス、大根などの野菜を短時間ぬかや薄塩、あるいは調味液に漬けること、またはその漬け物のことである。即席漬けや一夜漬けとも呼ばれる。
数の子にするめや昆布を合わせた松前漬けは北海道の郷土料理にもなっている浅漬けである。近年は浅漬けの素なども販売されており、手軽に家庭でも作れている。
れに対してぬか漬けとは、米ぬかを発酵させて作ったぬか床に、きゅうりやナス、大根などの野菜や魚などの食材を漬け込んで作る発酵食品なんですね。
ぬか漬けはおいしい☆栄養素はどのくらい?
栄養豊富!!
ナトリウム 2,100 mg
カリウム 610 mg
炭水化物 6 g
水溶性食物繊維 0.4 g
不溶性食物繊維 1.1 g
タンパク質 1.5 g
ビタミンC 22 mg カルシウム 22 mg
鉄 0.3 mg ビタミンB6 0.2 mg
ビタミンB12 0 µg マグネシウム 48 mg
バランスよく栄養が豊富ですね。
野菜をぬか漬けにすることで注目される栄養素はなんといってもビタミンB1です。なぜなら、ぬか漬けに欠かせない米ぬかがビタミンB群を豊富に含んでいるからです。ビタミンB群は水に溶けやすく、水に溶けたビタミンB群が野菜に染みこんでいくという仕組みになっています。
栄養は豊富だけど、気になる塩分・・・
塩分が気になる時は、天然塩を使いましょう!!天然塩は、血圧を下げる働きのあるミネラルを含んでいます。
ぬか漬けは美容にも良い栄養があります。野菜が発酵してできる植物性の乳酸菌がぬか漬けには含まれており、これは胃酸に溶けにくく腸に届きやすいものです。乳酸菌は腸内環境を良くしてくれる成分ということは広く知られていますが、ぬか漬けだと野菜のビタミンや食物繊維などの栄養も一緒に摂取することができます。
食卓に必ず置いておきたい食品、ぬか漬け☆
栄養豊富なので、食卓にそえておきたいですね!
栄養満点のぬか漬けの作り方!
栄養満点のぬか漬けには、まずはぬか床づくりから☆
ぬか床の材料(3~5人分がまかなえる分量)
生ぬか … 1.5kg
水 … 1.5L(ぬかと同量)
自然塩 … 200g(ぬかに対して約13%)
昆布 … 5×5㎝が5枚程度
唐辛子 … 3本程度
捨て漬け野菜 … 適量(下記参照)
【ぬかに塩水を混ぜ合わせる】
生ぬかを保存容器かボウルなどに入れ、塩水を加えてかき混ぜます
全体に塩水が混ざったら、残った塩水を少しずつ足しいれ、柔らかい味噌くらいの硬さにしておきます。手でぬかを持ってみて、少ししてボトッと落ちるくらいまで、塩水を足しいれてください。
栄養満点なぬか漬けまであと一歩!
ぬか漬けの栄養を家族みんなでとろう!
必ず作りはじめて1週間は『1日朝晩2回』底からしっかりかき混ぜます。
3~4日程度で捨て漬け野菜を取替えますが、その時は野菜についたぬかを取り除き、野菜の汁もしぼってぬか床に戻してあげます。 捨て漬けとかき混ぜることを続けると、1週間から10日程度で食べはじめることができます。
ぬか床をつくる
ぬか漬けを作って栄養バランスをとろう!
ぬか漬けの栄養をとるために、自分で作る人が続出!!一番の栄養素は何と言ってもビタミンB1
ビタミンB1には水に溶けやすい性質がある為、ぬか床の中の野菜にどんどん吸収されていきます。野菜には魚や肉類にはない貴重なビタミンが多く含まれていますが、煮たり焼いたりする事によって大半が壊れてしまうのです。
ビタミンB1は、脳のエネルギーとなるブドウ糖の分解に必要な成分で、もともと玄米に含まれていますが、米の精白過程でその多くが失われてしまいます。そのため、白米とぬか漬けの組み合わせは、お互いを補い、脳の働きを高める食べ方といえます
栄養をとるならヨーグルトよりぬか漬けかも!?
漬物に含まれる乳酸菌は「植物性乳酸菌」と呼ばれています。
ヨーグルトなどの乳製品に含まれる乳酸菌より厳しい環境の中で生息している植物性乳酸菌は、生きたまま腸まで届く乳酸菌として、より効果的に働いてくれるのです。
日本人ならヨーグルトよりぬか漬けの栄養ですね。
今、アンチエイジングで酵素が注目されていますが、体内で酵素を作る能力は、25歳くらいで衰え始めます。つ野菜に熱を加えると酵素や繊維質が壊れてしまいますが、発酵食品は体内に手軽に酵素を取り入れられるほか、野菜の栄養素を高めてくれるんです。
いかがでしたか?
美人はみなぬか漬けを食べて栄養をとっていますね☆自分でぬか漬けが作れるなんて、ポイントが高いですよね!!おいしいぬか漬けをつけて、栄養をたっぷりとろう☆