給湯器の調子が悪い!交換or修理?気になる費用やポイントをご紹介
2016/04/05
naonao_hsy
2016/02/29 更新
普段の生活に欠かせない給湯器は、いつまで使えるか知っていますか?また、調子が悪くなってしまって給湯器の交換しなければいけなくなったときに、業者に交換を頼むといくらぐらいかかるかご存じですか?今回は、給湯器の交換に関するあれこれを見ていきましょう。
給湯器は急に壊れてしまうので、早めの交換を!
給湯器の交換するタイミングは難しいです。調子の良し悪しが分かりにくいので、急にお湯が出なくなって壊れてしまうケースが多いです。また、水温の低い冬はお湯を沸かすパワーが必要になるため、給湯器の負担が大きいです。急に壊れることの多い季節なので、工事依頼が多いです。よって、冬になって急に壊れてしまって業者にお願いしても、工事が混み合って給湯器の交換をなかなかしてくれない可能性もあります。
給湯器の交換は安価ではないため、急な出費に慌ててしまわないように給湯器交換の目安となる寿命や故障のサインを知って、計画的に交換しましょう。
【交換の目処】給湯器の耐用年数ってどれくらい?
給湯器の耐用年数は、家族構成や使用頻度にもよって変わります。約15年程度が給湯器の交換の目安になります。劣化による部品の摩耗、基盤の故障などが原因で、急な給湯器の交換になってしまうので注意しましょう。
余裕を持って10年程度で一度点検してもらう
普通に使用していれば、15年程度は給湯器を交換しなくて済みます。ちなみに、標準的な使用条件の下で、安全上支障なく使用することができる設計標準使用期間を10年と各メーカーで定めています。実際には10年以上使用できる場合が多いですが、保守部品が無くなった時点でメーカーも修理対応ができず、また対応できる場合においても修理費がかかります。10年経ったら一度見てもらうようにしましょう。
おかしいという症状に対して、給湯器の交換は早めの対応をしよう!
給湯器を数年使用していると、お湯の温度が定まらなかったり、異音が出たりする場合があります。気になる故障のサインを知ることで、給湯器の交換をするタイミングを知っておきましょう。
故障のサインにはいくつかある!
蛇口から出るお湯の温度が安定しない場合は、無理して使わないようにしましょう。設定温度より下がったり上がったりと温度が一定しないで揺らいでいるままだと、すぐに壊れてしまいます。給湯器からボンッという音がしても、点検に来てもらうようにしましょう。その他、追い焚きができなかったり、黒い煙が出てきたら、いったん使用を中止して見てもらいましょう。
点検自体は8000円前後が目安
10年以上使用した場合は、給湯器の交換をするかどうか確認しましょう。そのため、一度有料点検をしてもらう必要があります。メーカーカタログに掲載されている点検費用だと、1回あたり7000円~9000円程度です。点検後、修理箇所が見つかった場合は、部品代に加え工事費用がかかります。
部品の交換代と工事費で5万円程度かかってしまう
有料点検してもらって交換が必要になった場合、箇所にもよりますが基盤の故障などの場合は、部品代と取替え工事費で5万円程度かかってしまいます。一度交換してしまえば、またしばらくは快適に使えるので、多少の出費は覚悟しましょう。
場合によっては、給湯器自体を新品に交換したほうが良いことも
長年使って15年以上使っていて急に故障してしまった場合、新しい給湯器に交換したほうがいいかもしれません。せっかく修理をしても、その後またすぐに他の箇所が故障したら余計にお金と時間がかかってしまいます。工事の際、業者のほうからも新しく買い替えすることを勧められるときもありますが、新しい給湯器に交換した方が安く済むかどうかというのも視野に入れたほうがいいです。
新しい給湯器は、一度買ってしまえば結果的に安くなることも
給湯器を新しく交換する場合は、エコを意識しているものをおすすめします。新製品は、いかに光熱費がかからないかという視点で開発されているので、古いタイプを安く買うよりも、性能の良い給湯器に交換しましょう。新しいほうが、耐用年数も長くなるように開発されているのでこちらも視野に入れましょう。
長い目で見て、一番良いタイミングで交換しよう
給湯器の交換は、タイミングが分からなくて急なトラブルがつきものです。しかし、一度交換してしまえば当分の間は気にせず使用できます。今の給湯器が何年経っているのかをたまに確認して、冬場に寒い思いをしないように一度は点検してもらうようにしましょう。また、修理してもらうか交換してもらうか、業者とよく相談して最善の方法で解決しましょう。
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