給湯器の交換時期や、給湯器を交換するときの相場って知ってますか?
2016/02/29
hiro1439
2016/04/05 更新
給湯器がなんか不調!修理で済ます?交換する?それなりに費用がかかるものだけに悩みますよね。業者に依頼する前の知識として、給湯器交換の目安や費用をご紹介します。交換機種や業者を選ぶ時のポイントなども挙げましたので参考にして下さい。
真冬のお風呂場で突然お湯が出なくなったら…とても辛い思いをすることになります。給湯器の不調はなかなか分かりづらく、修理や交換にまとまった費用がかかるため、つい放置しがちなもの。でも早めに対処することで、必要な費用を安く抑えられる場合もあります。交換時期やサインを知っておくと安心ですね。
・給湯器から異音がする
・給湯器から黒い煙が出る
・給湯温度が揺らぐ
・お風呂のお湯がぬるい
・お風呂の追いだきができない
ひとつでも当てはまったら、寿命や故障のサインの可能性があります。
給湯器から大きな音がするな、と思ったら故障を疑ってください。「ボンッ」という大きな着火音には要注意です。
不完全燃焼を起こしている可能性があります。すぐに使用をやめ、修理か交換を依頼しましょう。
給湯器内部が劣化すると、お湯の温度が安定せず、熱くなったりぬるくなったりを繰り返すことがあります。がまんして使い続けるとさらに症状が悪化し、大きな修理や交換で費用がかさむことも。
オートやフルオートタイプの給湯器が故障した場合に、自動お湯張りの温度が設定よりもぬるくなることがあります。
こちらもオートやフルオートタイプの給湯器の場合。お湯張りはできるのに追い炊きができないことがあります。
いずれも毎回起きるというわけではなく、治ったから修理も交換も不要!と感じることがあります。しかし素人の私たちに給湯器内部の状態を詳しく把握することは難しいものです。ここに挙げたような症状が何度も起きるようなら一度点検してもらい、修理や交換を検討したほうがよいでしょう。点検だけでも出張費や点検費という名目の費用がかかりますが、重大な事故を防ぐためにも早めの対処をおススメします。
家庭用ガス給湯器の耐用年数はおよそ10~15年程度です。また多くの製品が、標準的なファミリー世帯の利用を想定した耐用年数を10年として設計されています。
小型湯沸器とは家庭用ガス給湯器のことです。標準使用条件を「4人世帯・台所で使用」と規定しています。
この10年という目安は、修理か交換を決めるときのひとつの判断材料になります。給湯器が設置から10年以内であり、なおかつ修理でも対処できる症状であれば、修理と交換の費用を見比べて安いほうに決めることもできます。しかし10年以上経過している給湯器の故障の場合、一部を修理してもすぐに別の不調が発生することも多く、またメーカー側で部品の保管期限を過ぎているためそもそも修理が不可能、ということもあります。こうした場合は交換以外の選択肢はありません。
「交換が必要な部品にかかる費用+修理費用(出張費)」が修理に必要な費用となります。
どこの部品をどのくらい交換するかによって費用がまちまちなため、相場にもばらつきがあります。
部品の費用はおよそ2万前後~。古い給湯器の修理では5万円以上かかる場合もあります。
修理代も業者によっていろいろですが、5,000円~10,000円の価格帯が多いようです。
つまり給湯器修理にかかる費用の相場は、2万円台半ば~6万円台くらいということになります。
「新しい給湯器本体の費用+施工費用(出張費)」が交換に必要な費用となります。
求める給湯器のサイズや機能によって、本体費用は変わります。各給湯器メーカーのおススメ機種は、30万円台のものが多くラインナップされています。
また、施工費用も業者によって違いますが、相場は3万~4万円です。
つまり給湯器交換にかかる費用の相場は、30万円台半ば~40万円台ということになります。
なぜ交換費用が割安になるのか?それは、多くの給湯器販売業者が本体の割引を行っているためです。先程ご紹介した「30万円台」という価格は、メーカー公式のもの。販売業者には大幅値引きを行っているところも少なくなく、中には8割引きという機種を置いているところも。販売業者が取り付け工事を行うパターンがほとんどなので、施工費用によっては、「本体価格が安い=総費用が安い」とはならない場合もあります。給湯器の交換を依頼するときは、複数の業者で総費用を比較して選ぶことをおススメします。
『給湯器専門店比較ナビ』では、口コミ評価が閲覧できる他、お住まいの地域などの条件を指定して優良業者を探すことができます。こうしたサイトを上手に利用して、交換を依頼する業者を選んでください。
【16号の給湯器】
使えるお湯は、ほぼ1ヶ所に限られます。
シャワーだけ、洗面台だけなどの使用の場合は、快適にお湯の使用が一年中可能です。
1人〜3人家族向けの給湯器です。
【20号の給湯器】
水温が低すぎる真冬などの時期を除いては、2ヶ所で同時にお湯を使えます。
「子供がシャワーを浴びている間に、洗い場で食器を洗う」なんてことができますよ。
2人〜4人家族向けの給湯器です。
【24号の給湯器】
水温が低い冬の時期も含めて、1年中シャワーとお湯が同時に使えます。
20号か24号かを迷ったら、24号にしておいた方が、無難かもしれません。
4人以上の家族向けの給湯器です。
号数が大きくなるほど給湯器本体の費用は高くなります。
ですが費用が安いからといって世帯人数に釣り合わない小さなものに交換すると、不便なだけでなく給湯器に過剰な負荷をかけてしまいます。
反面、大きすぎる給湯器に交換してしまうのも、費用対効果の面で決してベストな選択とはいえません。
また付加機能の多いものは便利ですが、費用はやはり高くなります。
給湯器の交換には本体費用の他に取り付けに必要な費用もかかることを考え、最適な機種を選んでください。
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