おうちでもお店のようなサクサクの天ぷらをつくるコツまとめ
日本料理の代表天ぷらは揚げたてサクサクを天つゆにつけていただくのが最高ですね。天ぷらをサクサクに揚げるにはどんなコツがあるでしょうか?今回はサクサクの天ぷらを作るコツとおすすめの油についてまとめてみました。。是非参考にしてサクサクの天ぷらを作ってみてください。
衣は軽く混ぜる
衣の材料となる小麦粉と水、卵はふんわりとさせたまま手早く混ぜ合わせるます。何度もこねてしまうとサクサクに揚がりません。
菜箸を4~6本使って混ぜる
水分と合わさった小麦粉を激しく混ぜると粘りの成分グルテンが発生しこれがサクサクとは反対の重い食感の天ぷらの原因になってしまいます。衣を混ぜるときは菜箸を4~6本、複数使うとうまく混ざります。
揚げる素材で温度を変える
サクサクに揚げるには油の温度は高過ぎず低過ぎず、中温(170度から180度)で揚げることが大切です。揚げる素材に合わせて堅いものは170度、柔らかいものは180度で揚げるようするとサクサクの天ぷらになります。
衣が浮かび上がるタイミングで温度の目安をおぼる
温度計があれば安心ですがなければ油に衣を落としてみて鍋底に一度触れてからすぐに浮かび上がるのが170℃だと覚えてください。こちらもサクサクの天ぷらを作るため押さえておきたい大切なポイントです!
食材の水気をしっかり切る
次にご紹介するサクサクの天ぷらを作るため押さえておきたい大切なポイントは揚げる食材は衣に付ける直前にしっかりと水分を切っておくことです。
魚介類は特にしっかり水気を切る
水分をしっかり切らずに衣に付けてしまうと衣に水分が溶け出してしまいます。
衣が水っぽくなってしまうばかりでなく、食材自体の水分がしみ出て衣がふやけてしまいます。これではサクサクに仕上がりませんね。水分はサクサク天ぷらの敵です。えびなどの魚介類は特によく水気を切りましょう。
油切りに便利なキッチンペーパー
最後にご紹介するサクサクの天ぷらを作るため押さえておきたい大切なポイントは揚げたあとの油切りです。天ぷらは揚げたあとも大切。しっかり油を切らずにお皿に盛るとせっかくサクサクに揚がった天ぷらがふにゃふにゃになってしまいます。
そこで便利なのキッチンペーパーです。お皿に盛りつける時もキッチンペーパーを敷いた上に天ぷらを乗せましょう。揚げる前の食材の水切りにも使えるのでサクサクの揚げ物作りには欠かせないアイテムですね。
サクサク天ぷらの衣作りにおすすめの食材① 片栗粉
天ぷらに使う粉というと小麦粉というイメージが強いですが小麦粉に少量の片栗粉を混ぜ合わせることで、揚げた天ぷらを長くサクサクの状態に保つことができます。小麦粉4に対して片栗粉が1の割合で混ぜるのが目安です。
粉の配合は小麦粉4に対して片栗粉が1の割合で混ぜるのが目安です。片栗粉以外に上新粉でもOKです。
サクサク天ぷらの衣作りにおすすめの食材② 炭酸水
天ぷらの衣を溶くときに水ではなく炭酸水を使います。炭酸を衣に含ませると油の中へと投入した際時に加熱によって炭酸ガスが発生ます。このガスがサクサクの天ぷらの敵である衣の水分を素早く蒸発させてくれるのです。
イギリスの代表的料理のフィッシュ&チップスは、いわゆる魚の天ぷらです。このフィッシュ&チップスを作る時にビールが使われていますが天ぷらに炭酸水を使うのと同じ理由からです。
サクサク天ぷら作りにおすすめの油①菜種油(キャノーラ油)
天ぷら作りで忘れてはいけないのが「油」ですね。おすすめの油は菜種油(キャノーラ油)です。お値段も手ごろで手に入りやすい油です。菜種油(キャノーラ油)だけでは風味が物足りないという方はキャノーラ油8に対してごま油を2加えたもので揚げると芳ばしい天ぷらになります。
サクサク天ぷら作りにおすすめの油②グレープシードオイル
サクサク天ぷら作りにおすすめの油 グレープシードオイル
次にご紹介するサクサク天ぷら作りにおすすめの油はグレープシードオイルです。ブドウから取り出した食用油でクルミに似たまろやかな甘味があり、血液をサラサラにする健康効果が注目されています。抗酸化作用が非常に高い油なので、 グレープシードオイルで揚げた物は長時間にわたって酸化しづらくなります。体良い揚げ物作りができる油です。
サクサクの天ぷらのコツを詳しくご紹介しました。いかがでしたか?衣の作り方や素材の水切り、使用する油がサクサクの天ぷら作りに大切なポイントであることがわかりました。是非参考にして家族に喜ばれるサクサクの美味しい天ぷらを作ってみてください。