日本人なら米にこだわろう!産地別美味しいブランド米と県産米の種類
2016/05/19
az2az
2016/02/24 更新
夏祭りの金魚すくいの屋台で揺らめきながら泳ぐ色んな種類の金魚。すくった金魚を水槽に入れてゆらゆら煌めきながら泳ぐ様子を眺めて楽しんだ経験は皆さんもお持ちでしょう。今回はそんな幼心をくすぐる金魚の種類と、併せて金魚をモチーフにした魅力的なお菓子をご紹介します。
多種多様な種類の金魚たち
現在流通している金魚の種類は大きく『和金型』、『琉金型』、『オランダ型』、『らんちゅう型』に分けられ、さらに細かく分類されます。例えばよくお祭りの屋台で見られる赤い金魚は和金型の金魚が多く、出目金は琉金型の種類として分類されます。
金魚の原産地は中国で、元々はフナの突然変異である緋鮒(ひぶな)を改良したものです。中国から日本に金魚が渡った時期は室町時代で、江戸時代に大々的に養殖が始まり、幕末、明治維新を経て庶民の間でペットとして飼育されるようになりました。
最初にご紹介します金魚の種類は『和金型』です。最もオーソドックスとされる種類で金魚の原種といわれています。金魚の中でもフナに近く丈夫なため、飼育しやすく20cm以上成長することも。和金型には錦鯉のような模様の『朱文金』や『コメット』などの種類もあり、それぞれ人気の高い金魚です。
朱文金
白、赤、青、黒の四色の雑色による模様がまるで錦鯉を思わせるこの種類の金魚は明治時代に生まれました。その『和』を彷彿させる外見から海外でも人気が高く、海を渡って遠くイギリスに輸出されたことも。因みにイギリスで品種改良されたブリストル朱文金と呼ばれています。
和金型の一種であるコメットは実はアメリカから逆輸入してきた種類です。日本からアメリカに輸入された琉金から生まれた突然変異で、和金と比べると尾びれがシュッと長いのが特徴です。
次にご紹介します金魚の種類は『琉金型』です。和金型と並んで人気が高い種類の金魚で、ずんぐりまるい体に優美な尾びれが特徴です。ユーモラスながらもひらひらと尾びれをたなびかせながら優雅に泳ぐ様は大変魅力的です。よく金魚すくいで見かける出目金は実はこの琉金型と同じ種類だったりします。
出目金
飛び出た目が特徴のユーモラスな外見を持つ出目金はポピュラーな種類の一つですね。屋台の金魚すくいで出目金を狙った人も多かったと思います。飛び出た目を傷つけないように注意する以外は比較的飼いやすい種類です。
オランダシシガシラ
次にご紹介します金魚の種類は『オランダ型』です。オランダシシガシラを代表とするオランダ型は頭にこぶがあるのが特徴で、ユニークで愛くるしいその姿は広く人々に愛され続けています。和金型や琉金型に並んで丈夫で飼いやすい種類なので初心者でも安心して飼育できます。
所謂『キャリコ柄』が特徴のこの種類の金魚はオランダシシガシラとキャリコデメキンを交配して生まれた種類で、その名前の通り関東地方出身の金魚です。愛好家も多く、根強い人気のある種類です。
ランチュウ
次にご紹介します金魚の種類は『ランチュウ型』です。金魚の王様といわれるランチュウ型はオランダ型と同じく頭にこぶがありますが、その大きな違いは背びれがないというところです。丸くずんぐしとした風貌に愛嬌のある顔はどこかブルドックやペルシャ猫を彷彿とさせます。歴史も古く、愛好家の方も多い種類です。
頂天眼
デメランチュウともいわれるこの種類の金魚は赤出目金の変種とされていますが、背びれがなくランチュウの一種として分類されています。『瓶の中に永い間棲みついた金魚が天を見上げ続けた結果このような姿になった』という中国の逸話からこの名前が付きました。どことなく飄々とした表情と飛び出た目がチャーミングです。
透明な青い寒天の中に泳ぐ色とりどりの金魚たち。涼やかで風流なこの金魚の和菓子は京都にお店を構える老舗和菓子店『松彌』さんの商品です。『松彌』さんでは季節ごとの風物詩をモチーフに、目で見て楽し見ながら味わう和菓子を販売しております。
松彌 (まつや)
TEL :075-231-2743
住所 :京都府京都市中京区新烏丸通二条上ル橘柳町161-2
アクセス :京都市営地下鉄東西線京都市役所前駅から徒歩5分
営業時間:10:00~18:00 日曜営業
定休日 :月曜日、第3火曜日、年末年始、お盆
まるで本物の金魚と見まごうほど精巧で、今にも泳ぎだしてしまいそうなこの飴細工は浅草にある『飴細工アメシン』さんの商品です。緻密且つ生き生きとした金魚の飴細工はまさに食べる芸術品です。「空を見上げているこの金魚は、青空にあこがれを持っているのかな?」とそんな想像を思わずしてしまいます。
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