水出しコーヒーはいろんな作り方が!それぞれの使い方知ってますか?
2016/04/09
きたま
2016/02/21 更新
ちょっとだけ凝ってコーヒー豆を挽いて、ドリップしてホットコーヒーをたしなむ方は結構いらいっしゃるのではないでしょうか?コーヒーをさらに堪能するために今度は水出しコーヒーは如何でしょうか?水出しコーヒーの器具は理科の実験器具みたいでそれだけでもわくわくします。
コーヒーの抽出方法には、ドリップ、サイフォン、エスプレッソ…などとさまざまです。そのなかでも「水出し」はかなり特殊な抽出方法です。その名の通り、お湯ではなく常温の「水」で抽出する水出しコーヒー。しかし、出来上がったコーヒーの香りと味わいは、他の淹れ方では別格です。ちょっとワンランク上のコーヒーが楽しめることでしょう。
水出しコーヒーの抽出方法や特徴、水出しコーヒーといえば理科の実験器具のような水出しコーヒー専用器具などを簡単にまとめてみました。
水出しコーヒーには2種類の抽出方法があります。1つは、水に珈琲の粉を浸け込んで、そのあとに粉を濾過する方法で 冷浸式ともいわれます。器具はとても簡単な構成となっています。もう1つは 珈琲の粉に水を点滴のように少しずつ滴下する方法で水出しコーヒー専用の器具を用います。 それぞれの水出しコーヒーの抽出方法には特徴があります。
前者では、特別な器具が不要で簡単に作れますが、雑味がでてしまう場合が後者より多い。
後者は、 ウォータードリップ もしくは ダッチ式 と呼ばれ、この水出しコーヒーのことを ダッチコーヒー とも呼びます。 ダッチ式では、専用の器具が必要となります。しかし、抽出効率は、冷浸式より速くできます。
しかし、どちらの方法でも器具の有無といった違いありますが上手に作れば同等の品質の水出しコーヒーが作れます。
水出しコーヒーのメリットは
1.珈琲豆の香りが逃げない
2.良質な甘味と柔らかい苦味を引き出すことができる。
逆にデメリットは
1.抽出に時間がかかる(最低数時間から一晩)。
2珈琲豆の持つ.酸味を引き出せない。
5.良くも悪くも豆の匂いが、すべて珈琲に混じる。
という欠点があります。
抽出時間は長いですが、特別手がかかることはありません。その点では他の抽出法より安定します。 時間はかかりますが、はじめて水出しコーヒーを口にする人であれば、その香りと味に感心すること間違いなしです。
ダッチ式の器具であればとてもキッチンのインテリアとしてもおしゃれです。
特徴的なダッチ式水出しコーヒーの器具が上の写真になります。キッチンのインテリアとしてもちょっとアンティーク感がありおしゃれですね。器具の構成は、一番上のボール部分に水をセットします。その下が受け側、サーバーになります。サーバー側であるコーヒーの粉を入れる部分の底にネルフィルターをセットし、その上に杯数分のコーヒーの粉を入れます。水をセットしたその先端にあるコックの開度によって滴下する量を調整しています。まさにこの部分は理科の実験器具そのものですね。すべて上の水がなくなったら下にはじっくり抽出された水出しコーヒーが出来上がっているという構成です。器具の構造そのものは簡単なものですがガラスで作られている器具が多いので取り扱いは注意ください。メーカーよりさまざまな器具が販売されていますのでいろいろと探してみるのも楽しいですね。
冷浸式の水出しコーヒーは、特殊な器具は必要なく家庭にあるものでも簡単に作ることができ器具不要でも問題ありません。しかし、最近はおしゃれな水出しコーヒー用器具も販売されていますのでちょっとご紹介します。
専用器具:ハリオ水出しコーヒーポット1000ml MCPN-14CBR
上のストレーナ部分にコーヒー粉を入れておいておくだけです。とっても簡単水出しコーヒーそのまま冷蔵庫で冷やしても良質なアイスコーヒーが楽しめます。
専用器具 iwaki ウォータードリップコーヒーサーバー 440ml K8644-CL
2時間ほどで4杯分(約440ml)の水出しコーヒーが作れます。
カリタウォータードリップコーヒー5杯分
シンプルなダッチ式水出しコーヒー用の器具です。価格は定価¥21,000ですが、1万円台でネットで購入できます。
ハリオ ウォータードリッパー・ポタブロンズ(PTN-5BZ)
約2時間後の600mlの水出しコーヒーが作れます。器具全体のデザインはちょっと違って丸みを帯びた感じがちょっとかわいらしさですね。器具そのものの使い勝手もよくダッチ式としてはおすすめ器具の一つです。
ハリオ・ウォータードリッパー・ウッド
約2時間で約5杯分の水出しコーヒー作れます。余分な酸味や苦味み、渋味のない水出しコーヒーができます。ウッド調のデザインの器具はちょっとお値段高めですがやっぱり高級感がありますね。
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