妊婦は蜂蜜を食べちゃダメなの？妊婦と蜂蜜の関係を調べてみた！

◆1歳未満の子供は食べるのはNG！

よく蜂蜜のボトルのラベルに、「1歳未満のお子様には与えないように」という注意書きが書いてあります。それは、後でご紹介する蜂蜜の成分が原因。1歳未満の赤ちゃんのお腹は、天然の蜂蜜を食べられる準備が整ってないので食中毒になる恐れがあり、蜂蜜が避けられているのです。

ただし、これは1歳未満の赤ちゃんの話。妊婦さんが食べても胎児には全く影響が無いんです！妊婦さんの体を通して栄養素だけが胎児に届くので、逆に妊婦さんは蜂蜜を摂取して欲しいほど！（アレルギーの妊婦さんはNG！）

◆ボツリヌス菌

1歳未満の赤ちゃんに避けて欲しい蜂蜜の成分とは、「ボツリヌス菌」と呼ばれる有害微生物の事。蜂蜜は天然な故、ボツリヌス菌が繁殖している可能性があります。

もし赤ちゃんに「ボツリヌス菌」が感染してしまうと、3日～30日の潜伏期間の後、元気が無くなったり、眠りがちになったり、便秘の原因になったりするそうです。まれに死亡するケースもあるそう！これが1歳未満の赤ちゃんに与えてはいけない理由です。大人や妊婦には抵抗がついているので、感染する心配はありません。
この事から、胎児への影響を心配して「妊婦は蜂蜜を食べてはいけない」という噂が流れたそうです。

以上の話から、妊婦が蜂蜜を食べても胎児への影響は全く関係がありません！ただし、妊婦さんの体力が低下して異常が見られる時や、体重の増加が激しい人などは摂取を控えた方が良いでしょう。また、蜂蜜のアレルギーがある妊婦さんや、消化器官に損傷が見られる妊婦さんも控えましょう。

蜂蜜にはぶどう糖が多く含まれているので、過度な摂取は糖尿病や体重増加の原因にもなりかねます。妊婦さんが糖尿病にかかると、それこそ胎児にも影響が出ます！何事も適量に摂取する事が大事ですよね♪

◆妊婦に嬉しい効能　「蜂蜜きな粉ヨーグルト」

妊婦さんに是非食べて欲しい！美味しい、栄養満点、食べやすいの良い事尽くしな蜂蜜レシピです♪
作り方は簡単！器にヨーグルトを入れたら、蜂蜜ときな粉をかけるだけ！

妊婦さんは、胎児に自分の血を分けているので貧血になりやすいのです。それを助けてくれるのが、このレシピ！きな粉に含まれる豊富な鉄分がポイントです♪
さらに蜂蜜に含まれるぶどう糖とグルコン酸が、ヨーグルトの乳酸菌を腸内で活発に増殖させる働きをしてくれるので、腸内環境が整い、妊婦さんの健康のサポートをしてくれます♪

◆妊婦の風邪薬　「蜂蜜だいこん」

喉が痛い時や、風邪を引いた時、薬が飲めない妊婦さんにおススメするのがコチラのレシピ！江戸時代から伝わる民間療法です！
作り方は簡単！
・大根を1センチ角のさいの目に切る
・切った大根を密閉容器に入れて、蜂蜜を入れる
・2～3時間ほど漬ける。大根の汁が溶け出し、さらさらな液状になっていれば完成です♪

蜂蜜に含まれる過酸化水素という抗菌物質が、喉や咳の炎症を鎮める効果があるそうです！さらに大根に含まれるビタミンCが、細菌の力を弱めてくれるそう！咳や痰には大根をおろした汁が効果的のようですよ♪

そのままでも美味しく頂けますが、シロップを水やお湯で割って飲む方法をおススメします♪
長期保存が出来ないので、2～3日以内に食べ切るようにしましょう！また、時間が経つと大根の匂いが強くなって飲みにくくなるので注意です！

妊婦さんが蜂蜜を避ける理由も分かりますが、胎児には影響がないので安心して下さい♪正しい妊婦生活を送りながら、病気をしない身体づくりに励みましょう！くれぐれも、蜂蜜の食べ過ぎで妊婦さんの体重を増加させないようにしましょうね！