納豆の持つ効果は夜にこそ発揮される!その理由を探ってみました!
2016/06/04
actgray2016
2016/02/15 更新
古くから納豆は体に良い食べ物として知られて食べ続けられていますが、納豆の健康パワーってどれくらいのものなのでしょうか?本当に健康に良いのでしょうか?納豆嫌いの方も食べたくなるはず!納豆の健康と美容効果について調べてみましたよ!
納豆とは、大豆を納豆菌によって発酵させた日本の発酵食品です。
納豆には、割ってない大豆を使った「粒納豆」と砕いた大豆を発酵させることによって作られたひきわり納豆があります。ひきわり納豆は、主に秋田県など北東北で古くから食べられているようです。
ひきわり納豆はつぶ納豆に比べて発酵が早く、消化にも良いです。
発酵食品が健康に良いということは古くから言われていますが、納豆も大豆を納豆菌によって発酵させた、日本の代表的な発酵食品の1つです。大豆から納豆になることで健康に良い栄養価がアップするのです。
粘りと特有のにおいをもつので、好き嫌いが大きく分かれる食べ物でもあります。
納豆が健康に良いというのは理解していても、なかなか納豆を食べようと思わないという方もいるかもしれませんね。
では、納豆の具体的な健康パワーを紹介していきます!
納豆に含まれる成分が血栓を溶かします。血管の通りがよくなることで、脳梗塞・心筋梗塞・認知症などの血栓症予防につながります。お年寄りは意識して食べたいですね。
納豆に含まれる成分のうち不飽和脂肪酸のレシチンは、血液をドロドロにする原因の一つ「悪玉コレステロール」を分解します。これにより高血圧予防につながります。血圧に心配がある方は積極的に食べましょう。
コレステロールが動脈に溜まると、血管が詰まり硬くなります。納豆の原料である大豆に含まれる大豆イソフラボンが、HDLコレステロールを増やし、動脈硬化を防いでくれるのです。
納豆には善玉菌を増やす作用だけではなく、水溶性食物繊維・不溶性食物繊維の両方を含んでいて、腸内の活動を正常に保つ効果もあります。これによって便秘解消にとても良いです。
納豆には、骨の材料となるカルシウムとカルシウムを骨にくっつける効果のあるビタミンK、骨からカルシウムが溶けるのを防ぐイソフラボンの3つの成分があり、骨粗しょう症の予防に効果的です。高齢の方は積極的に食べると良いでしょう。
納豆はただ食べるだけでも、もちろん健康に良いのですが、更に健康パワーを高める食べ方を紹介しましょう!
納豆は朝食メニューのイメージが強いですが、実は夜に食べるのが良いのです。
納豆のネバネバ成分のナットウキナーゼは、血栓を溶かして血液をサラサラにしてくれる効果があると紹介しましたが、このナットウキナーゼが活発に働くのは食後の4~8時間なのだそうです。
血栓が起こりやすいのは、就寝中、血流が穏やかになっている時間帯です。
なので、血栓が起こりやすい時間帯にナットウキナーゼが活発に働くようにするためには、
夕食に食べるのがいいのです。納豆は夜に食べると血液サラサラ効果がアップします。
いくら納豆が健康食品といっても、食べ過ぎはあまりよくありません。
納豆の食べ過ぎは、大豆イソフラボンの過剰摂取により女性は整理の遅れや子宮内膜症のリスクが高まるので、1日1パック程度が良いとされています。
健康によいからといって食べすぎはダメなんですね。
納豆は常温で発酵が進むので、食べる20分前に冷蔵庫から出して常温にしておきましょう。
発酵が進み、ビタミンKが増殖し、健康パワーがアップするだけではなく、やわらかくなり、味も美味しくなります。
納豆の健康パワーについて調べてみました。
いかがでしたでしょうか?
納豆が健康に良いというのは知っていましたが、どんな健康パワーがあるのかよく分かりましたね。
ただし、食べ過ぎては、健康どころかリスクなることもありますので、適量を守り、続けていきたい食品ですね。
古くから発酵食品は健康によいと言われいますが、納豆はその代表的な健康食品でもあります。日本人としては納豆を健康のためにも美味しく食べ続けていきたいですね。
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