2016/01/15 更新
- 季節(2630)
今さらながら!さんまの事が知りたい♪旬や一番美味しい季節とは?
スーパーでいつも見かけて、お財布にも優しい青魚の代表、さんま。きっとその美味しさから食卓に上る回数も多いと思います!さんまは漢字で書くと『秋刀魚』ですよね?そうするとさんまの旬は、名前通り、秋なのでしょうか?今回はさんまについて旬や食べ方を調べてみました。
■サンマ(秋刀魚/さんま)とは
●ダツ目サンマ科
サンマ(秋刀魚/さんま)はダツ目の回遊魚で夏にオホーツク海など北の海から始まり、秋には本州を通過、冬には南の海にたどり着きます。その後また夏に向けて北上していきます。
●サンマにも本来ウロコがあるって知ってますか?
サンマが生きて泳いでいるときには綺麗なウロコがちゃんとついているんです。サヨリなどもそうですが、サンマのウロコは薄くとてもはがれやすいんです。サンマの漁獲はそのほとんどが棒受け網漁や刺し網漁なので、漁獲されるとき、網の中で大量のサンマ同士がこすれあうことでウロコがほとんどはがれてしまうんです。なので、店頭に並んでいるサンマにははじめからウロコがついてないつるっとした状態になっています。
さんまにウロコがあったなんて!初めて知りました!!魚ですからウロコはあって当たり前ですが、今までにさんまのウロコを見たことがないです!釣れるものなら自分で釣って、見られるものなら実際にウロコを見てみたいですね!
上のデータは政府がまとめた平成22年のサンマの水揚げ量です。参考値として平成21年の漁獲量も掲載してあります。これで見ると、日本で獲れるサンマの半分以上が北海道で水揚げされているのがわかります。次いで宮城県福島県や岩手県などの東北沿岸となっています。
一年中見かけるさんま。そのほとんどが、北海道や東北地方での水揚げなのですね!冷凍技術も進んでいるので、美味しい季節に水揚げして、冷凍加工品として旬以外の季節には販売しています。
サンマの漁期と脂が乗った旬は
秋を代表する魚のひとつです。脂がのっていて美味しいのは北の海から南下を始める秋で、銚子沖に降りてきた頃が最も油が乗っていて味が良いです。南下していくにつれて脂が抜けていきます。夏のさんまは美味しくありません。ちなみに、8月北海道根室沖で操業が開始される頃のさんまの脂肪は約10%、10~11月の終漁期となる銚子沖で20%くらいになり、産卵後は5%と激減しているそうです。
旬にはさんま祭りへレッツゴー!
さんまの旬の時期には、各地でさんま祭りが毎年開催されています。今年も旬を迎える秋口には開催されることを願いつつ、旬の時期が近づいて来たらチェックしましょう!
旬の季節に行われるさんま祭りは、格安で旬のさんまを販売したり、なんと旬のさんまを無料で配ってくれる地域もあるそうですよ!旬を迎えたらチェックしたいですね!
♓さんまのトマト煮♓骨までうまい~
旬のさんまで洋風レシピはいかがですか?圧力鍋を使っているので骨まで柔らか!旬の美味しいさんまレシピですね。こちらのレシピはお子様でも食べやすいですよね!お魚が苦手な方でも、骨が柔らかかったら、意外と大丈夫だったりしませんか?旬の時期には作ってみましょう!
失敗なし!フライパンde秋刀魚の塩焼き
旬の美味しいさんまレシピです。フライパンを使えば簡単に失敗なく旬のさんまを塩焼きに出来ますね!フライパンで作れば後片付けも簡単!旬を迎えたら何度も作っちゃいそうなレシピです!
秋刀魚のアヒージョ
旬のさんまで素敵なおつまみはいかが?アヒージョはスペインのオイル煮です。にんにくの香りが旬のさんまにも移って、さらに美味しさを増してくれますね!旬の季節にはぜひ作りたいレシピです。
さんまはいつでもスーパーで見かける魚です。しかし、生のさんまが手に入るのは旬の時期だけで、旬以外の季節には冷凍加工されたものが出回っています。旬を迎えるのは秋ですが、さんまの漁獲は旬の少し前の8月頃から始まります。その為、8月ごろから旬の新さんまとして店頭に並び始めますが、本当に美味しく脂がのってくるのは、やはり旬を迎えた9月の後半から10月以降です。新さんまが店頭に並び始めてもちょっとだけ我慢して一番おいしい旬の季節に食べましょう!