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栄養満点のトマト。でも気をつけて!食べ過ぎていませんか?

「トマトが赤くなると医者が青くなる」とよく聞きます。トマトは野菜だから食べ過ぎても大丈夫!甘くて美味しくて食べやすい!とついつい食べ過ぎていませんか?そんなトマトの栄養とトマトを食べ過ぎるとどんなことがあるのか、気になる人は必見です!

トマトの種類は?

トマトと一言でいっても、形も色も沢山の種類があり、日本では120種を超えるトマトが品種登録されています。驚きですね!
ここでは、一般的に流通している大きめの重さ150g以上のものの「大玉トマト」を紹介していきたいと思います。生でも加熱しても美味しく、様々な料理に活用でき、サラダはもちろん、煮込み料理や炒め料理など使い勝手のいいトマトです。こんな万能なトマトなら知らないうちに食べ過ぎてしまいそうですね。

トマトの栄養は?

真っ赤なトマトには栄養がいっぱい!トマトは低カロリーでさまざまな栄養成分が豊富な健康野菜として知られています。
美肌効果や風邪予防に役立つビタミンC、老化を抑制するビタミンE、塩分の排出を助けるカリウム、腸内環境を整える食物繊維などをバランス良く含んでいます。
その中でも今とくに注目されているのがリコピンと呼ばれるカロテノイドの一種です。知っている人もいると思いますが、トマトの赤い色はこのリコピンの赤なのです。リコピンは、生活習慣病予防や老化抑制にも効果があるといわれています。
リコピンの抗酸化作用は強力で、β-カロテンの2倍、ビタミンEの100倍ともいわれています。

こんなに栄養いっぱいなら、食べ過ぎてもいいのでは?

トマトのリコピンの上手な取り方は?

1回の食事で摂りたいリコピンの量は生のトマト約2個分。一日、三度の食事で合計6個もトマトを食べるのは栄養面では食べ過ぎではないけれどとても大変です。リコピンは、生のトマトからの摂取は非常に低く、同じ量を摂取したとしても、生のトマトより加工品の方が2~3倍もリコピンを吸収しやすいことがわかっています。また、油を使った料理でも比較的熱に強い性質を持っているリコピンの吸収性は高まるので、リコピンを効率的かつ十分にとるには生のトマトだけに頼らず、トマト加工品を利用するのが賢い方法と言えそうですね。

毎回、生トマトを食べるのではなく、料理やジュース、ケチャップを利用すると栄養も摂取しやすくなり、食べ過ぎにもなりませんね。

トマトを食べ過ぎると?

こんなに美味しくて栄養価の良いトマトを食べ過ぎるとどうなるのしょうか?
あなたはトマトダイエットといって食べ過ぎていませんか?

トマトを食べ過ぎると太る?

トマトのカロリーは低いですが、100gあたり3.7gの糖質が含まれています。少なく感じるかもしれませんが、トマトの100gの水分量は94gなので、水分の次に多い成分が糖質と言っても過言ではないでしょう。水分と糖質でできたトマトでダイエットといって食べ過ぎると逆効果になってしまいます。それに、夏野菜の代表のトマトは水分が多いので、体を冷やしてしまいます。体が冷えると代謝も悪くなるので、痩せにくい体になってしまいます。特に冷え症の人は生のトマトの食べ過ぎは良くありません。

トマトを食べ過ぎると下痢になる?

夏野菜には暑い夏を乗り越えられるように水分が多く含まれていますので、トマトを食べ過ぎると、体を冷やしてしまいます。体を冷やすと内臓も冷えてしまい、胃腸の機能が低下してしまいます。お腹をが冷えてしまうと下痢になりやすいので食べ過ぎには注意しましょう。

トマトを食べ過ぎると病気になる?

トマトは酸が強いので、食べ過ぎると食道の逆流などを引き起こすこともあるのです。「逆流性食道炎」や 「胃食道逆流症」などの病気を引き起こす可能生があります。
トマトには シュウ酸が多く含まれています。シュウ酸とカルシウムが結合すると、結石の原因になってしまう物質がうまれてしまいます。とくに 胆石に気をつけなければいけませんね。
やはり、食べ過ぎはよくありません。

トマトを食べ過ぎると肌の色が?

トマトの食べ過ぎを長期間続けると、肌が黄色く変色する「柑皮症」になる恐れもあります。 トマトダイエットで食べ過ぎている人はなりやすいので危険です。「柑皮症は」食べ過ぎを止める事ですぐに治まるので、心当たりのある人は中止しましょう。

トマトを使ったおすすめレシピ

トマトの食べ過ぎは注意が必要ですが、いろいろな料理に取り入れたいですよね。栄養価の優れたトマトを毎日食べると体も元気になります!おすすめのレシピを紹介します。

トマトを食べよう!

いかがでしたか?あなたはトマトを食べ過ぎていませんか?何気なく食べているトマトの栄養はこんなにも優れていて驚きですが、美味しくて体に良いからといって食べ過ぎると逆効果です。毎日、適量を守って食べ過ぎに気を付けてトマトを食べて健康でいましょう!

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