空前の焼き芋ブームでさつまいもの種類が話題に☆シルクスイート情報
2016/05/18
az2az
スイーツがこれだけ花盛りなのに、さつまいもの需要は衰えません。そんなさつまいも、どんな種類があるか分かりますか。酒飲みの人だったら、芋焼酎の原料名なんて言えるかもしれませんね。でも、昔からある人気の種類から平成になってからの新しい種類もあるようです。
さつまいもの素姓ですが、原産地は南アメリカ大陸のペルー熱帯地方だそうです。スペイン人或いはポルトガル人により東南アジアに導入され、1597年に宮古島へ伝わり、17世紀の初め頃に沖縄、九州、その後八丈島、本州と伝わったということです。アジアにおいては外来植物になるのですね。
さつまいもの種類は?
用途別には食用、でんぷん用、焼酎用などざっくりとあるらしいのですが、どうもはっきりと系統別にはまとまらないようですね。まずは食用の有名どころから。
安納芋:さつまいもの種類
独特の甘みが特徴で、寒冷地でも栽培されているそうです。収穫してから一月ほど追熟させると、甘みが最高になるということです。
紅はるか:さつまいもの種類
平成19年に「九州121号」と「春こがね」でできた種類です。食味や外観が既存の品種よりも”はるか”に優れることから「紅はるか(ベニハルカ)」と命名され、安納芋よりも”はるか”に甘いそうです。収穫直後から甘みが強い特徴があり、やはり一月ほど追熟させると、さらに甘みが増すということです。
パープルスイートロード:さつまいもの種類
平成14年に「ベニアズマ」と「九州119号」でできた種類です。アントシアニンを含んだ紫色の肉質が特徴で、やや粉質でホクホクしていて甘みがあり、焼き芋に適した品種だそうです。
玉豊:さつまいもの種類
焼き芋よりは干し芋の原料に使われます。外皮がクリーム色で肉色は白が特徴で、大芋になりやすいそうです。
紅赤:さつまいもの種類
1898年(明治31年)に埼玉県の山田いちさんが発見したそうで、”川越いも”として名高く、天ぷらや栗きんとん用に高値で取引されている市場人気の絶えない種類だそうです。
護国藷(高系4号):さつまいもの種類
1943年(昭和18年)「元気」と「七福」で出来た種類です。当時のエネルギー危機に直面した国を護るという期待のを背負い三重県で育成されたそうで、このサツマイモの皮の色は、黄淡褐色で、形は丸みを帯びているのが特徴だそうです。肉色は黄白色で肉質は粉質、味は中くらいです。
黄金千貫:さつまいもの種類
一般のイメージに反してじゃがいものように白いですね.焼酎用に主に使われるので、収穫は8月頃から始まり、12月頃までと早めで、最盛期は9月から10月にかけてです。食用としても甘いそうです。
ジョイホワイト:さつまいもの種類
黄金千貫の品種改良をしたもので焼酎専用の芋です。黄金千貫よりもデンプン価が高く貯蔵性も良く焼酎用としては良いのですが、食用としては向いていないそうです。
白豊:さつまいもの種類
糖度の高い芋で蒸すとミルクのような甘さが出て、鹿児島では黄金千貫に次いで栽培の多い品種だそうです。
ムラサキマサリ:さつまいもの種類
中も紫色でゆうめいなさつまいも。ブルーベリー同様ポリフェノールの一種アントシアニンをたっぷり含んでいて、主に加工食品用として使用されているそうです。
実は調べた範囲では、「飼料用のさつまいも」というのは特に決まっていないようで、例えば大きくなりすぎて甘さが大味になったような、出荷出来ないのが飼料用の種類として使われているのかもしれません。鹿児島の鹿児島黒豚には、飼料にさつまいもを含めることが義務づけられているそうです。
敢えて1種類見つかったので載せておきますね。
沖縄100号:さつまいもの種類
1934年(昭和9年)「七福」と「潮州」を掛け合わせて、沖縄で育成された品種です。味が少し落ち、多収穫なので飼料用に使われたということです。
さつまいもはうまいぞ。
以上、さつまいもにどんな種類があるのか調べながら見てきましたが、系統も栽培の交配による関係図しかなく、用途別や地域別といった種類分けはあまりしていないようですね。
さつまいもの種類は?
でも、焼き芋も肉まんに負けず劣らずの人気食で、特に女性には本当に昔から人気ありますね。スイーツがこれだけ全盛なのに、さつまいもの不人気なんて聞いたことないです。さつまいも、すごい!
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