2016/01/13
ががさま
2016/01/13 更新
アイスを食べると幸せな気分になりますよね。手軽に食べられるおやつとしても人気のあるアイス。ところで、アイスがどのように種類分けされているかはご存知ですか?今回はアイスの種類についてご紹介します。いつも食べているアイスは、実はアイスじゃないのかも!?
色々なアイス
アイスはいつ食べても美味しくて幸せな気持ちにさせてくれますよね。ところで、あなたはアイスの種類について気にしたことはありますか?
アイスの種類?
どれも美味しいアイスだと思って食べているけど…。アイスには明確な種類があるんです。では、その種類はどのようにして決まるのでしょうか?
アイスクリームは同じように見えても、乳成分の量によって、種類別アイスクリーム、種類別アイスミルク、種類別ラクトアイス、種類別氷菓の4つに分けられます。これらの定義と成分規格は、食品衛生法にもとづく「乳及び乳製品の成分規格に関する省令」と「食品、添加物等の規格基準」の2つの法律によって定められています。
知らなかった・・・!
実はアイスは原材料によって様々な種類に分類されているのです。今回はアイスのを種類別にまとめたので、今度アイスを選ぶときの参考にしてください。
乳固形分15.0%以上 うち乳脂肪分8.0%以上
乳固形分と乳脂肪分が最も多く含まれており、ミルクの風味が豊かに感じられます。
アイスクリーム
アイスクリームはこのような成分表示がされています。アイスクリームと表記のある商品は乳脂肪分の比率が高く、価格も高めなことが多いです。
乳固形分10.0%以上 うち乳脂肪分3.0%以上
乳固形分と乳脂肪分はアイスクリームに比べて少ないですが、牛乳と同じくらいの乳成分を含んでいます。
植物油脂が使われることもあります。
アイスミルク
アイスミルクはこのような表記がされています。果汁やソースが増えることでも乳脂肪分の比率は下がります。
乳固形分3.0%以上
乳固形分はさらに少なく、植物油脂が使われることもあります。
ラクトアイス
ラクトアイスはこのような表記がされています。一般的に売られている小物アイスコーナーにある物は、ラクトアイスであることが多いです。
上記以外のもの
乳固形分はほとんどありません。果汁などを凍らせたアイスキャンディーやかき氷などがあります。シャーベットもこの種類に含まれます。
2層のアイスは?
アイスの中身が何層かに分かれている場合、このような表記をされるようです。
形によって細かい種類が決まっている
紙やプラスチックのカップに、かぶせフタやシールをしたもので、60~200mlが一般的です。
木や樹脂のスティックがついた棒状のアイスのことで、スティックタイプとも呼ばれます。
ビスケットやクッキー生地などでアイスをサンドしたものを言います。
大型の容器にアイスをつめたもので、470~2000mlのものが一般的です。
ケーキ型、ロール型、もちアイスなどのアイスのことを言います。上の画像のアイスもファンシータイプに該当しますね。
いかがだったでしょうか。今回はあまり知られていないアイスの種類についてご紹介しました。あまり気にせず食べていたアイスの種類。実は法律によってしっかり定められていたことがわかりましたね。
これはサンドタイプ
そして、見た目によって色々な分類がされていることもわかりました。ただしこちらは法律で決まっていることではありません。とても種類が多く、今回ご紹介できなかったものもありますので、興味があれば調べてみてください。
せっかくアイスを食べるのなら、一番乳成分の濃い「アイスクリーム」を選びたい。でも「ラクトアイス」でも魅力的なアイスがあるので、迷ってしまいますよね。今度アイスを買うときは、ちょっとだけ「アイスの種類」について気にしてみませんか?
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