和菓子の人気ランキング上位は?老舗の銘菓が並ぶ和菓子のランキング
2016/02/07
mayumi719
2016/02/06 更新
和菓子は日本ならではの伝統的なお菓子です。和菓子に使われる和風の素材は体にもやさしく外国の方からも注目されています。数多くの種類がある和菓子の名前、いくつ言えますか?人気がある和菓子をまとめてみました。美しい画像とともにその名前をご紹介します。
日本のお菓子の歴史を辿るとかなり古くから和菓子は存在していたようです。
日本の菓子の歴史は古く上古時代に始まりますが、当時は簡単な穀物の加工品に果実なども含めた総称で、現在のお菓子は奈良朝時代、平安時代初期に輸入された唐菓子に始まるといわれています。上古時代 とは大陸文化の輸入前で、果物も含めて日本固有の菓子が作られ始めた時代です。菓子の始まりとして田道間守(たじまもり)が、橘を常世国(とこよのくに)から持ち返ったなどの話が伝わっています。
和菓子の名前 蒸し菓子の名前「ういろう」
鎌倉時代に作られたという、ういろうは今では色々な種類の味が発売されています。外郎(ういろう)の名前の由来は色が薬の外郎に色が似ていることから付けられました。その色以外の物も総じてういろうという名前で呼ばれています。
うるち米粉にもち粉などを混合して砂糖を加え、少量ので煉(ね)り、箱に流して、せいろうで蒸したお菓子です。はじまりは鎌倉時代のようです。当初は黒砂糖を使っていたので、色が薬の外郎に色が似ており、「外郎(ういろう)」という名前が付けられたといわれています。その後白砂糖を使うようになって色は似ていないものになりましたが、名前だけはそのまま残ったとのことです。
こちらは真っ白でふわふわの雪のような和菓子、かるかんという名前の蒸し菓子です。鹿児島の山芋が原料として使われていること、ご存知でしたか?こちらの和菓子も安政年間(薩摩藩主島津斉彬のころ)に作られたという長い歴史を持っています。
鹿児島県の銘菓で、地元で採れる山芋を生かしてつくられたお菓子です。山芋をすりおろし、かるかん粉(粗く仕上げたうるち米粉)と砂糖を加えてこね合わせ、せいろうで蒸してつくります。蒸し上がった菓子はふわりと軽いので、軽い羹(あつもの)というところから「かるかん」と呼ばれるようになったとのことです。作られたはじまりは安政年間(薩摩藩主島津斉彬のころ)といわれています。
こちらの和菓子はもち菓子の種類のひとつ、すあま(素甘)という名前の和菓子です。形は角のない三角形の物や棒状の物、色もピンクや緑と種類が色々ある和菓子です。
上しん粉(目の細かいうるち米粉)をこねてこぶし大にちぎり、蒸したあと、臼で搗きながら少しずつ砂糖を加えてつくられる餅状の菓子です。角のない三角形や棹物といわれる棒状の形のもの、色はピンク・緑などがあります。紅白にした「鳥の子餅」としてお祝いごとに多く用いられます。
江戸時代に人気があったというだいふくもち(大福餅)という名前の和菓子は長い時を経て今でも人気がある和菓子です。日本人には馴染みが深く名前がよく知られた和菓子の種類のひとつではないでしょうか?餡を包むお餅に黒豆を混ぜた豆大福も大変人気があります。
「あん」を薄い餅の皮で包んだものです。昔は塩あんで、昼飯の代用としても食べられました。江戸中期のころ、夜に焼鍋に大福餅を並べて焼きながら売り歩くことが流行り、江戸の人々に好まれたお菓子とのことです。
涼しげな色や形の和菓子、名前まで涼しげな「錦玉」という名前の和菓子は流し物の種類のひとつです。画像の錦玉は夏にピッタリな涼しげなデザインですね。デザインを楽しみながらいただきたい和菓子です。
ようかん風でゼリー状の和生菓子です。寒天に砂糖や水あめをまぜ、型に流して冷やし固めたもので、涼味をおびた透明、半透明のお菓子です。各種の補添材料を加えて、特徴ある味覚を持った製品が作られています。
こちらの和菓子、ようかんも日本人には馴染みが深い和菓子です。作り方によって煉(ね)りようかんと蒸しようかんのふたつの名前のようかんがあります。
和菓子の棹(さお)もの菓子といわれています。あんに砂糖を入れ、寒天を加えて煮詰め、型に流して固めた「煉(ね)りようかん」、ほぼ同様な材料で水分を多くし口溶けよくした「水ようかん」、小豆のこし粉、小麦粉、砂糖を混ぜて煉って蒸した「蒸しようかん」があります
和菓子の種類を名前と画像で色々とご紹介しました。いかがでしたか?和菓子は日本の伝統的なお菓子です。季節や行事に合わせた和菓子の種類も日本ならではの物がたくさんあります。代表的なものの名前は覚えておきたいものですね。見た目も素敵なものが多いので楽しみながらいただけますね。
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