気になる！トマトの賞味期限は？保存方法を工夫してみよう！

野菜の一つであるトマトは、生鮮食品に分類されるため、賞味期限の表示規定がありません。スーパーなどで購入しても賞味期限が表示されていないため、購入者自身での判断が求められます。

トマトの賞味期限は、冷蔵庫の野菜室で保存して2週間といったところでしょうか。
切った状態のトマトの賞味期限は1週間程度になります。
冷凍すると1ヶ月～2ヶ月程度まで賞味期限は長くなりますが、生で食べることはできなくなります。

・冷蔵保存：　　　　　　　　賞味期限は2週間程度
・切った状態で冷蔵保存：　　賞味期限は1週間程度
・冷凍保存：　　　　　　　　賞味期限は1～2ヶ月程度


とは言ってもトマトは表面に傷がつきやすく、表面に傷がついてしまうと、その分劣化が早くなり、賞味期限も短くなってしまいますね。
そうならないためにも、保存方法を次に紹介します。

トマトは、冷蔵庫の野菜室で保存するようにしましょう。
夏場でなければ日陰で常温保存することも可能ですが、冷蔵庫で保存したほうがより鮮度を保ち、賞味期限を維持できるでしょう。

実がつぶれないようにヘタは下にして保存しましょう。
また実がつぶれないように、上に重ねて野菜などを保管しないように注意してください。
賞味期限を維持するためのひと手間です。

スーパーでの購入時の状態で良いですが、袋に入れた状態で、袋の口を閉めて保存しましょう。
これは賞味期限とは関係がないですが、トマトが出す成分によって一緒に保管している他の野菜が熟し過ぎてしまうのを防ぐためです。そのため、密閉した状態で保存する必要があるのです。

一度切ったトマトは、ラップにしっかりと包んで保存するようにしましょう。

ヘタを取ってジップロックなどに入れて空気を抜いた状態で保存しましょう。
トマトは、そのままでも良いし切った状態でも構いません。

冷凍保存は冷蔵保存に比べて賞味期限が長くなりますが、解凍して食べる際は生で食べることはできないので、潰して料理に使用しましょう。

トマトは、ミニトマトを使用します。
ヘタを取って、半分に切り、種は取ります。
専用カゴやザルに並べて、日当たりが良く、風通しが良い場所で、3～5日ほど天日干ししましょう。水分が抜けきったら完成です。
ジップロックなどの袋に入れて保管しましょう。

乾燥トマト(ドライトマト)の場合、賞味期限は1～2ヶ月程度にまで長くなります。

電子レンジでも、ドライトマトを作ることができます。

天日干しの時と同様に、ミニトマトのヘタは取り、半分に切った後は、種も取っておきましょう。
耐熱皿にクッキングシートを敷き、トマトを並べ、600Wで5分ほど加熱します。
出てきた水分を軽く拭き取ってください。
水分が飛び、乾燥するまで何度か繰り返して完成です。

生のままで保存するよりも、トマトをこのように乾燥させることで、賞味期限は長くなります。トマトが大量に余ってしまった場合など、ぜひ試してみてはどうでしょうか。

夏場、家庭菜園でトマトを栽培する人は多いかもしれません。
一度なり始めるとどんどん実がなり熟してしまい、毎日サラダなどを作って消化しようとするけど消化しきれない・・・そんな経験はないでしょうか。

赤く熟してしまうと、当たり前ですがそれだけ賞味期限も短くなり、早めに食べる必要があるのです。
実はトマトは、赤く熟さなくても食べることができます。
一例ですが、浅漬けなんかはどうでしょうか。トマトが緑色のうちに収穫して、食べやすい大きさに切って、浅漬けの素に漬け込みます。
賞味期限は1週間程度と、熟したトマトとさほど変わりはないですがお勧めです。

ドライトマト(乾燥トマト)の保存方法を紹介しましたが、さらにオイル漬けにしても賞味期限は伸びます。

・ドライトマトのオイル漬けその１
ドライトマトをそのままオイルに漬け込みます。
賞味期限は1ヶ月～2ヶ月程度です。

・ドライトマトのオイル漬けその２
沸騰したお湯にドライトマトとお酢を入れて火を止めます。
ドライトマトをお湯から出して水気がなくなるまで乾燥させます。
ニンニク、ペッパーなどを入れたオリーブオイルに、乾燥させたオリーブオイルを入れます。
この場合の賞味期限は、3ヶ月～半年程度にまで長くなります。


大量に消化しきれないトマトなどはこのように乾燥させてオイルに漬けておけば、賞味期限が長くなるだけでなく色々な料理にも使えるので、お勧めですね。

トマトの賞味期限と保存方法について紹介しましたがいかがでしたでしょうか。
生鮮品のためどうしても賞味期限は短い食品ですが、保存方法を工夫することによって賞味期限も格段と長くなるということです。ぜひ試してみてください。