2016/01/10 更新
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生クリームはやっぱり生もの!賞味期限に気をつけましょう!
生クリームの賞味期限ってどのくらい?生クリームって、賞味期限が切れてしまったら、それは多分マズいことになりそうですよね?!名前の通り、いかにも“生モノ”という感じでデリケートな食品、生クリーム。その賞味期限対策についてまとめてみました。
生クリームは乳製品。賞味期限は牛乳なみ
生クリームは、生乳または牛乳から取り出された「乳脂肪のみ」を原料としたクリームです。
パックには、種類別:クリーム(乳製品)と記載されています。
安定剤や保存料が使われていませんので、賞味期限は短く、7日~12日くらいです。
紙パック入りの牛乳とほぼ同じくらいの賞味期限が設定されています。
保存料入りは賞味期限が長いけど、厳密に言うと生クリームとは別物
そういった純粋な生クリームに、保存料や安定剤を加えたものも売られています。
原材料は乳脂肪のみなのですが、生クリームと違って、賞味期限は長く、90~100日くらいです。
生クリームの親戚?ホイップクリームも賞味期限は長めで3ヵ月くらい
生クリームのようにホイップしてケーキ作りなどに使えるクリームには、そのほか、乳脂肪に植物性脂肪を加えたものや、植物性の脂肪だけでできているものもあります。
そういった製品も、安定剤等が添加されていますので、賞味期限はやはり90日くらいの長さです。
普段から忙しい方、また忙しい時期などは、生クリームではなく、生クリームに安定剤が添加されている製品や、こういったホイップクリームなどを買って使うのも、ひとつの方法かもしれません。
生クリームは牛乳と同じように腐敗しやすい食品ですので、保存時は賞味期限に余裕があっても必ず冷蔵庫で冷蔵しましょう。冷蔵温度は摂氏3℃くらいが理想です。
冷蔵庫でもドアポケットのような、温度が変化しやすい場所は、保存に向きません。冷蔵庫の中でも、温度が安定している場所に保管するのがベストです。
温度管理に注意しないと、賞味期限前でも品質が落ちたり、食べられなくなってしまったりするので、注意して下さいね!
なお、こうしたパックのものに記載されている賞味期限は開封前の日付ですので、気をつけて下さい。
いったんパックを開封してしまった生クリームの残りは、賞味期限の前であっても長持ちしません。早めに使い切ってしまいましょう!
もちろん、余った生クリームを保存する時も、冷蔵庫で保存して下さいね。
生クリームを開封後に保存しておける期間は、賞味期限にかかわらず1~2日程度です。
(生クリームを原料として安定剤が使われている製品の場合は、3~4日程度と言われています)
そして、まだ大丈夫と思っても、使う前に必ず匂いや見た目を確認しましょう。
酸っぱい匂いがしたり、脂肪が分離しているようなら、書いてある賞味期限がまだ来ていない場合でも、食べない方が無難です。
ケーキや料理に生クリームを使った時、目的のお菓子や料理では全量使い切れなかった場合。
そんな時に便利な、その日のうちに・または次の日のお昼などにさっと手軽に出来てしまう、生クリームを使ったレシピをこちらでご紹介します♪
使い切れずに捨てるのはもったいないので、賞味期限が切れてしまわないうちに使い切りましょう!
キャラメルクリーム
材料 (約340g分)
・砂糖 200g
・塩 1つまみ
・水 カップ1/2
・生クリーム カップ1
ケーキなどお菓子に生クリームを使って余った時は、こんな風にキャラメル・クリームも作っておき、トッピングするのもグッドアイディアですね♪
このキャラメルクリーム、冷めてから冷蔵庫にいれておけば3週間ぐらい保存できますので、賞味期限が短い生クリームよりも、ずっと長持ちしておトクですよ。
坊ちゃんカボチャを丸ごと使って♪パンプキンプリン レシピ・作り方
材料(4人分)
坊ちゃんカボチャ 2個
卵 2個
砂糖 大さじ3
牛乳 100ml
生クリーム 100ml
シナモン 小さじ1/2
フードプロセッサを利用して簡単にできるカボチャプリンのレシピです。
余った生クリームで一人分簡単パスタランチ
材料(1人分)
パスタ 1人分
生クリーム 100ml
ベーコンハーフ 4枚
小ネギ1 /3束
塩胡椒 適量
クレイジーソルト お好みで
オリーブオイル(サラダ油) 適量
このパスタランチはとってもお手軽で簡単に出来ちゃいます!
忙しい方の生クリーム賞味期限切れ対策として、ピッタリのレシピです★
生クリームの賞味期限は気になるけど、食事メニューの都合や材料の都合があったり、当分毎日忙しくて料理どころじゃないのよね・・・なんてことも、時にはあるはず。
そんな時に、賞味期限より生クリームを長持ちさせる方法も、実はあります。
冷凍しちゃうんです。
生クリームが余ったら レシピ・作り方
材 料(1人分)
生クリーム 80cc
製氷皿 1個
もう本当に時間の余裕がないんです、という場合は、そのまま製氷皿などで冷凍しちゃっても大丈夫。
ただし、いったん冷凍してしまうと、戻した後でホイップすることは出来なくなります。
解凍したものは分離しやすいので、温かい料理に混ぜ込んで使いましょう。
小分けにして冷凍しておくと、少量を料理の仕上げや隠し味に使うことができて、なかなか便利ですよ♪
ホイップした生クリームが余った場合も、冷凍保存が便利です。
ホイップした生クリームが余った時の保存法
材料 (余った量だけ)
デコレーション後のホイップした生クリーム 余った分全部
※絞り袋と口金(デコレーションで使ったもの) 1セット
※冷凍庫に入る大きさの、深めのバット 1つ~
賞味期限対策というだけでなく、家で賢く生クリームを使う方法として、いっぺんにまとめてホイップして、冷凍保存してしまうというのもアリかもしれませんね。
実は生クリームを使って、家で手作りバターを作ることも出来るんです☆
賞味期限前に全部を使い切れそうにない時は、ちょっと残りでバターを作ってトーストに塗るのも良いかもしれません♪
手作りバターの作り方
材料
タカナシ北海道純生クリーム47(あるいは42) … 30ml(大さじ2杯)
フタ付きの容器 (100ml程度はいるもの)
さて、色々ご紹介してきた生クリームの賞味期限対策、いかがでしたか?
本物の生クリームは、賞味期限が短い食品です。無駄なく楽しく生クリームを食生活に取り入れていくために、是非こういった方法を試して下さい!