美味しさを保って長期保存ができる!さつまいもの正しい保存方法
2015/12/22
kaoriyama
2015/12/10 更新
秋といっていちばんに思い浮かぶのがさつまいも!おいも掘りで山のように収穫したのはいいけれど、そんなにたくさんは食べられませんよね。そこで、さつまいもをおいしく保存できる方法をご紹介します。上手に保存しておけばいつでおいしいもさつまいもが食べられますよ!
こんなにいっぱいのさつまいも!
保存の仕方が悪いとすぐに腐ってしまいます。
「ベニアズマ」や「鳴門金時」そして最近では「安納いも」などさつまいもの種類は数十種類もあるそうです。そんなさつまいもは焼き芋やスイートポテトなどの甘いお菓子からおかずまで幅広く使われて親しまれています。
皮に張りがあり、均一な色をしているのがよいさつまいもです。傷やシミ、シワがあるものは避けたほうがよいでしょう。表面に蜜が浮いて固まっているものは糖度が高いといわれています。
さつまいもには食物繊維やでんぷんに守られているので加熱しても壊れにくいビタミンCなど美容にうれしい栄養分がいっぱい!だからといって食べすぎは肥満の原因になってしまいますよね。そこで、さつまいもをいつでも適量ずつおいしく食べられる保存の方法をご紹介します。
さつまいもを保存するときには何に気をつけたらよいのでしょうか?
さつまいもは寒いのが苦手!
冷蔵庫や冷凍庫での保存は禁物です。
さつまいもは温かい気候の土地で栽培されているものなので冷蔵庫や冷凍庫などで保存すると低温障害という状態になってしまい。味や風味が落ちるだけでなく傷んでしまいます。
明るい場所ではすぐに芽が・・・
暗いところが保存に最適!
それではさつまいもは どのように保存すればよいのでしょうか?
水に弱いさつまいも!
洗ってから保存すると腐りやすくなってしまいます。
畑から獲ってきたばかりのさつまいもは土が付いています。水洗いして泥を落としたくなりますが、長期保存するのであれば水洗いしてはいけません。さつまいもは水に当たると腐りやすくなるのです。
泥のついたさつまいもはつい洗いたくなってしまいますよね。でも、そこはじっと我慢して!
さつまいもの周りの土はそのままで、まずは野外の雨の当たらない軒下などで新聞紙の上に並べて3,4日乾燥させましょう。乾燥してから土を手で払うと、きれいに落ちます。
芋を一つ一つ新聞紙で包み、段ボールか発泡スチロールに入れて蓋をして、上部に通気穴を開けます。
保存する場所は、温度が13℃~15℃で、湿度が80%くらいが最適です。家の中では陽のあたらない廊下や玄関、床下収納庫のような冷暗所など、温度変化の少ない場所で保存します。
さつまいもは収穫してから2ヶ月ほど寝かせると余分な水分が飛んで、旨みが凝縮してより甘さ増しておいしくなるので、食べごろまで上手に保存することが大切です。
さつまいもを生のままでの保存が難しくなってきたら、加熱をして冷凍で保存していくことで更に保存の期間が長くなります。
さつまいもを丸ごとふかして、冷めたらラップに包んで冷凍保存します。空気が入らないようにしっかりと密封するように注意しましょう。
ふかしたさつまいもをペーストにしてから冷凍保存をしておけば 使いたいときにすぐに調理ができてとっても重宝します。
ふかしたさつまいもを1cmくらいの厚さにスライスして天日で4~5日干して干しいもにして保存します。干すことで甘みが加わってもっちりとしたさつまいもの味が楽しめます。
さつまいもの保存の仕方をご紹介してきました。収穫してからおいしいさつまいもになるまで保存して腐らせたり発芽させないように気をつけましょう。ホクホクと甘いさつまいもは上手な保存が決め手です!
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