2015/12/05
ぽむぽむにゃんにゃん
2015/12/10 更新
レストランで生パスタのメニューがあるとついつい頼んでしまいませんか?もちもちしてとっても美味しい生パスタですが、基本の作り方は意外と簡単。材料や形のアレンジで絶品生パスタを家でも作れます。作り方を覚えて、休日に子供と一緒に生パスタを作っても楽しいですね。
生パスタを食べたことがありますか?
生パスタはお好きですか?
どちらも「はい」と答える人が多いかもしれませんね。
では、生パスタを作ったことはありますか?
「時間が掛かりそう」「汚れそう」「作り方が分からない」「難しそう」等の理由で生パスタは家で作るものでは無く、レストランで食べるものと思っている人が多いのではないでしょうか。
でも、少し手間を掛けた生パスタにはそれだけの価値があります。いつものパスタソースでも手作りの生パスタと絡めたらワンランク上のパスタができます。材料も作り方も意外とシンプルなのでぜひ作ってみてください!
まずは基本の生パスタの作り方をご紹介します。
材料はたった4つ。小麦粉、卵、塩、オリーブオイルのみです。
小麦粉は基本的にはイタリアの家庭では薄力粉を使いますが、セモリナ粉、強力粉、中力粉を使っても作れます。
材料(1~2人分)
強力粉(薄力粉) 100g
オリーブオイル(サラダ油) 小さじ1
卵 1個
塩 小さじ1/3
とっても簡単な作り方ですよね。表面が滑らかになるまで生地をしっかり捏ねましょう。卵アレルギーの人や少しあっさり目の生パスタが食べたい人は卵を使わなくても作れます。その場合は基本の作り方を参考にして、卵の代わりにぬるま湯を入れてくださいね。
色とりどりの生パスタを見たことがありますか?
基本の生地に色の素となる材料を練りこむだけで簡単に作れますよ。
材料(2~3人分)
茹でたほうれん草 50g
水 70ml
溶き卵 35g
デュラムセモリナ粉なければ薄力粉 150g
強力粉 150g
塩 5g
オリーブオイル 小さじ1
栄養満点のほうれん草パスタの作り方です。ほうれん草が苦手な子供もこれならパクパク食べられますね。ほうれん草の香りがするので、粉チーズとオリーブオイルで和えただけでも美味しいですよ。
材料(4人分)
強力粉 150g
薄力粉 130g
全粒粉 20g
人参(茹でた物) 50g
水 60cc
塩 5g
卵 1個
オリーブオイル(サラダ油) 10cc
打ち粉用(強力粉) 適量
オレンジ色が綺麗なニンジン入り、生パスタの作り方。オレンジ色に仕上げるにはニンジンの代わりにカボチャを入れても良いですね。
材料(4人分)
国産強力粉(はるゆたか) 200g
セモリナ粉 100g
全卵 60g
卵黄 70g
イカスミ 16g
オリーブオイル 3g
真っ黒なイカスミを使った生パスタの作り方。あまり家庭で使わないイカスミですが、イカスミを混ぜ込んだパスタはコクがあって絶品なので、ぜひ試してみてください。
ご紹介したものの他にも、サフラン、トマトペースト、唐辛子、レモンの皮なども生パスタに練りこむことができます。好きななものを練りこめるのも生パスタの良いところです。ぜひ、自分なりの生パスタに挑戦してみてください。
基本の生パスタから、カラフルな生パスタの作り方までご紹介しました。
では、次に生パスタの形をアレンジしてみましょう。
パスタの厚さ、太さなどが調整できるので、簡単にお好みのロングパスタが出来ます。ラザニヤの生地や、ラビオリの具を詰める前の生地もこれで出来ます。
耳たぶの形をしたオレキエッテは南イタリアのプーリア州のパスタです。ブロッコリーと絡めることが多いですが、トマト系のソースでも合いますよ。
北イタリアはリグーリア州のトロフィーの形のパスタ。バジルの効いたジェノヴェーゼソースとの相性は抜群です!
ラビオリにはチーズ、肉、魚、カボチャ等を入れます。形も中の具も土地毎に異なるイタリアの餃子です。具が出てしまわないように、生地と生地の間の空気をしっかり抜いてくださいね。
イタリアでは各地方毎のパスタがあるので、ご紹介した生パスタの他にも色々な形の生パスタが作れます。形のバラつきや大小があるのが家で作った生パスタの良いところでもあるので、あまり形に拘り過ぎに子供と触れ合いながら楽しく作りたいですね。
いかがでしたか?
ちょっと手間を掛けて生パスタを作ってみたくなりましたか?
乾燥パスタには無い、もちっとした独特の食感とソースが良く絡むのが特徴の生パスタ。時間のある時に多目に生パスタを作って、茹でる前の段階でラップに包んで冷凍保存しておくことも出来るので、ぜひ一度挑戦してみてください!
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