2016/05/16
白芽
2016/07/07 更新
エスプレッソマシンには、手動、全自動、直火式など、様々な種類があります。比較するにも、使い方や仕組みを知っておきたいですよね。それぞれ特徴やスタイルを、さらりと比較しながら、自分に合ったエスプレッソマシンを探してみませんか?
エスプレッソの語源はイタリア語、意味は『特急』。速く美味しいエスプレッソを淹れます!ということでしょうか。そんなエスプレッソマシンとは、挽いたコーヒー豆を高い蒸気圧をかけてぎゅっと抽出するマシンです。この仕組みを、豆を挽くところからすべて自動でしてくれるもの、抽出以外は手動でするもの、直接火にかけるもの、カートリッジ式のもの、以上が主な種類です。これを踏まえて、家庭用エスプレッソマシンを比較してみます。
BEZZERA EAGLE(ベゼラ イーグル)業務用エスプレッソマシン
エスプレッソマシンの始まりは1900年代の始め、ベゼラ社で開発されました。画像のマシンは現在のものですが、トップのイーグルのモチーフは重厚感があり、今もなお憧れるデザインです。
エスプレッソの定義は、蒸気圧で90度の熱湯20〜30CCを20秒前後で抽出する、ということだそうで、100年以上前に、このスピードでお客様に提供されてたと思うと、なんだか感慨深いですね。それでは早速、家庭用エスプレッソマシンを種類別に比較していきましょう。
全自動は文字通り、豆を挽くところから抽出まで、一通りマシンがしてくれる、ということです。こんなありがたいエスプレッソマシンはないです。比較にならないぐらい高性能マシンです。
リリカ SUP041 Lirika
かなりサイズは大きいですが、全自動でカプチーノなどもあっというまに淹れられるエスプレッソマシンです。これは、家庭用というより、コンパクトな業務用という感じですね。
リリカはイタリア製です。お値段は、7〜8万円。しっかりした作りで、長持ちであれば、決して高くはないお値段です。比較ポイントは。ボタン一つで美味しいエスプレッソがすぐ飲める、というところでしょう。
ユーラ インプレッサ F40
こちらも、業務用でも家庭用でも使用できる、全自動のエスプレッソマシンです。こういったタイプは、エスプレッソ以外も楽しめ、高性能な使用になっており、クリーニングプログラムや、水の硬度の調整が出来ます。
スイス製のユーラは、高性能で他のマシンとは比較にならないぐらい、使い易そうではあるのですが、あえてネックになるとすると、大きさとお値段の高さではないでしょうか。お値段は約18万円。このタイプのエスプレッソマシンは、他のタイプと比較すると、場所の確保なども必要になる為、広めのキッチン、大人数で使用するのであれば、大変重宝しそうです。
手動のエスプレッソマシンは全自動と比較すると、エスプレッソを飲むまでに多少時間はかかりますが、このマシンのフォルムを見ていると、多少時間がかかるぐらいはなんのその!その時間も楽しみたいと思わせるスタイリッシュさです。
la Pavoni ラ・パボーニ エスプレッソコーヒーメーカー”PROFESSIONAL”PL
レバーピストン式、完全手動抽出のエスプレッソマシンです。初心者にはちょっと扱いが難しそうですが、このフォルムの美しさは圧巻です。
100年以上前からほとんどスタイルが変わらず、ニューヨーク現代美術館にも永久保存されてるそうですよ!お値段も15万円からと高額ですが、エスプレッソ好きのハートをくすぐられます。
EC221 デロンギ エスプレッソ・カプチーノメーカー
おしゃれな家電メーカーと言えば、このメーカーです。初心者にも使いやすい使用いなっており、鮮やかなカラーと愛らしいフォルムで、キッチンが一段と華やかになります。
比較ポイントは、お手頃な価格に、扱い易さでしょう。もちろん、カプチーノやカフェラテも淹れられます。こちらのお値段は、15000円前後。
FRANCIS FRANCIS 1385R
このフォルム、圧力計もアナログで、レトロでたまりません!本体上の部分はカップホルダーなんです。好きなカップを置いて、いつでもサッとエスプレッソを楽しみましょう。
手動エスプレッソマシンを全自動と比較すると、豆を挽いたり、水を汲んだり、レバーでぎゅーっと抽出したりと手間がかかる分、美味しさが膨らんでいきそうです。そういう手間も大事な要素ですね。お値段は8万円前後です。
この便利なエスプレッソマシン、比較ポイントはなんといっても、入れるのも楽、お手入れも楽、というところでしょう。
illy FrancisFrancis! X7.1
見た目はレトロなエスプレッソマシンですが、なんとカートリッジ式。他とは比較にならないぐらい、お手入れが簡単。汚れ知らずです。
イタリアのillyが扱っているだけあって、簡単だけど本格的楽しめます。お値段は、税込みで29800円です。
NESPRESSO イニッシア
コンパクトで、お手頃で、カートリッジの種類もたくさん、このエスプレッソマシンが1台あればいろいろなテイストのエスプレッソが楽しめますね。
最近人気の、カートリッジ式のエスプレッソマシン。比較ポイントはなんといっても、手も汚れずお手入れもとても簡単というところでしょう。カラーのバリエーションも豊富です。お値段もお手頃、9000円前後です。
直接火にかけて淹れるエスプレッソマシンです。比較ポイントは、外でも使えるという強みです。アウトドアでエスプレッソが飲みたいなら、これは良き相棒になります。
直火式エスプレッソ&カプチーノメーカー ベルマン CX-25
このエスプレッソマシンの素晴らしいところは、直火なのにスチームノズルがあるところです。他の直火式と比較しても、一枚上手!という感じですね。キャンプで美味しいカプチーノが飲めますよ。お値段は、13000円前後です。
エスプレッソメーカー イルサ
イタリアのエスプレッソマシンです。直火式の良く見るタイプなのですが、この洗練されたフォルムが何とも素晴らしいです。他の直火式と比較すると、本体はアルミではなくステンレス製なので、腐食状の汚れなどは発生せず、永く美しく使い続けられます。
イルサは、サイズがあり、1カップ用から10カップ用まであります。お値段はおおよそ、7000〜1万円です。
ATOMIC COFFEE Machine
80年変わらぬフォルムで愛され続けている、直火式のエスプレッソマシンです。長い年月を感じさせないこのデザインは、キッチンにさりげなく置いていても素敵です。
直火式のエスプレッソマシンは古き良き時代より、今もなお愛され続けている製品です。屋内でも屋外でも、美味しく淹れられるエスプレッソマシンは、一生の相棒になること間違いなしです。お値段は、9万円前後ですが、現在は入手が難しいようです。
直火式のエスプレッソマシンは1900年頃、電気式のエスプレッソマシンは1960年頃開発されました。直火式と電気式で比較すると、直火式はお湯が沸くまで少し時間がかかりますが、その間のわくわく感はエスプレッソに更に美味しさがプラスされるようです。電気式の良い点は、手軽に淹れられるところ。また、マシンの仕組みによっても、味や香りの違いがあります。それぞれの良いところを比較して、自分に一番合っているものを見つけたいですね。
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