2016/06/14 更新
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離乳食でバナナはいつから?簡単離乳食期別レシピも紹介します
バナナは、お手頃な値段でどこでも手に入れやすく、ビタミンCやカリウム、食物繊維などの栄養がバランス良く含まれていて是非離乳食に取り入れてもらいたい食材の一つです。そこで今回は、バナナはいつから食べれるのか、又バナナの保存法や離乳食レシピなどをご紹介します
バナナは生後5~6ヶ月頃の離乳食初期からあげられます。特に加熱する必要もなくそのまま与えても大丈夫な食材なのでバナナを離乳食に取り入れるママも多いです。
食中毒などが心配な場合は、加熱しましょう。加熱すると、柔らかくなり甘みも増すので、離乳食初期にはおすすめです。
バナナにアレルギーってあるの?
バナナもアレルギーの注意が必要です。離乳食やバナナに限らずですが、全ての食材は初めて与える場合は、診療時間内の平日の午前中にまず少量与えて様子をみましょう。
また、加熱するとアレルゲンが軽減されることが多い食材が多いのですが、バナナのアレルゲンは熱に強いため特に注意して下さいね。
バナナの黒い点、離乳食であげても大丈夫?
バナナの黒い斑点は傷んでいると思いがちですよね?離乳食に使うには不安という方もいるかもしれません。
しかしこの黒い点は、熟して甘みがあという美味しいサインなんです。シュガースポットと呼ばれています。
更に、この状態のバナナは他のよりも比較的免疫効果も高く、柔らかいので離乳食向きなんです。
離乳食でバナナを与える量の目安は?
離乳食初期〜離乳食後期で、1回の食事量で与えるバナナの量の目安
離乳食初期:約20g(バナナ2cm程度)
離乳食中期:約40g(バナナ半分程度)
離乳食後期:約60g(バナナ2/3本程度)
バナナは、甘く満腹感があるので、他の離乳食を食べなくなってしまう事があり、さらに食物繊維が豊富なため、食べ過ぎるとお腹を壊してしまうこともあるので与え過ぎには注意して下さい。
バナナを常温保存する
バナナは25℃以上になると熟成が進み傷みやすくなり、低すぎても低温障害を起こしてしまいます。
冷蔵庫には入れずに直射日光のあたらない風通しのよい場所で、常温で保存しましょう。
バナナの総の部分にラップをしてバナナスタンドで吊るすか、横にして置く様にしましょう。
常温保存のバナナが長持ちする裏技
バナナを1本ずつビニール袋に密封して横置きで保存すると結構長持ちします。
皮は茶色く変色しますが、皮を剥くと中身は綺麗な状態で食べれる事ができるので是非1度試してみてください。
バナナを冷凍保存する
バナナは冷凍すると抗酸化作用のあるポリフェノール量が増加するので、より体にもいいというメリットもありオススメです。
皮を剥き、1回に食べる分量を輪切りにしてからジップロックに入れ、平らにして冷凍しておくと便利です。黒ずみが気になる方はレモン汁をかけておけば防げます。
自然解凍、レンジで解凍、どちらも大丈夫です。
離乳食初期の冷凍
離乳食初期用の冷凍なら、バナナの実をスライスせずに丸ごとラップに包んで冷凍し、使う際に必要な分だけすりおろすと、よりなめらかな食感になりオススメです。
離乳食初期いちごとバナナのデザート
材料
・いちご 小目の一粒の半分程度
・バナナ 2センチ程度
1.いちごとバナナをすりつぶして和えるだけの簡単レシピです。
フードプロセッサーを使うと時短にもなり楽です。
離乳食中期 バナナのフレンチトースト
材料
食パン1/2枚
バナナ5cmくらい
卵黄1個分
牛乳30cc
①バナナをつぶし、卵黄、牛乳をまぜてバナナ卵液を作る。
②食パンを一口サイズにカットして、1の卵液に浸す。油をひいたフライパンできれいな焼き色がつくまで焼く。
卵を使用しているので、弱目の火でしっかり中まで火を通してください。
又、離乳食期の時期によって卵黄の量を減らして下さいね。
材料
バナナ1本
卵1個
薄力粉50g
①器にバナナをつぶし、その中に卵、薄力粉の順に入れその都度良く混ぜる。
②熱したフライパンに少量の油をひき、生地を大きめのスプーン1杯ずつぐらい落として両面を焼く
少量ずつだと早く火が通るので注意してください。
離乳食初期から、ずっと使える便利で美味しいバナナ、そのままでも食べれる事が出来、離乳食後期頃になれば、手づかみの練習、離乳食完了期頃になれば、自分でかじって食べる練習にもなるので是非、離乳食に取り入れてみて下さいね。