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【目からウロコ!】「そば」の栄養で肌ピチピチ!?イライラ解消!?!?

昔ながらの風貌と味わいで人々に愛され続ける「そば」。そんなそばの豊富な栄養を、皆さんはご存知でしょうか。群を抜くビタミンB1・B2、食物繊維に良質なたんぱく質。どれも人間が生活を送るうえではなくてはならない栄養です!そんなそばの栄養を余すところなく紹介します!

冷でも温でも。いつ何時でもふと食べたくなる、「そば」の魅力。

そば粉の優しい香りと、つゆのまろやかな味わいで、いつ何時でもふと食べたくなる、そば。その軽い喉越しと口当たりで、疲れている身体にもするりと入ってきますね。(ああ食べたい…。)
そんなそば、ただするりとお腹に入るだけではないのです。実は他の穀物に比べて栄養がとても豊富で、美容効果や疲労回復、イライラの解消まで、私たちの身体を様々な栄養で支えてくれます。
ではさっそく、そんなそばの素晴らしい栄養を紹介していきます!

要チェック!そばの特に優れた栄養はズバリこれ!

若さを保つ、老化を予防するといった意味を持つ「アンチエイジング」。このアンチエイジングの効果が期待されているのが、実は日本でよく食べられている「そば」です。
小腹が空いた時、忙しい時にさっと食べられるそばには、血管を若返らせるために必要な栄養が多く含まれています。

出典:http://www.skincare-univ.com

栄養①「 ビタミンB1 」

◇どんな栄養?
 ⇒体内の糖分やでんぷんなどの糖質をエネルギーに変換する!
◇健康への効果は?
 ⇒疲労回復!
◆不足すると?
 ⇒体力の低下、イライラや食欲不振の原因となる!

栄養②「 ビタミンB2 」

◇どんな栄養?
 ⇒体内のたんぱく質や脂質、糖質などの代謝に関係する酵素を助ける!
◇健康への効果は?
 ⇒成長、発育を促す!(皮膚や粘膜を保護し、肌・爪・髪の発育や体全体
  の抵抗力を強め、成長と生殖を助ける!)
◆不足すると?
 ⇒口内炎・眼精疲労・肌荒れ・慢性的な疲労・成長障害など!

栄養③「 良質なたんぱく質 」

◇どんな栄養?
 ⇒身体全体を構成する重要な成分!
◇健康への効果は?
 ⇒そばはたんぱく質が豊富なだけでなく、発育に大切な必須アミノ酸であ
  る「リジン」が多く含まれており、より発育を促す!
◆不足すると?
 ⇒体の疲れや体力の衰え、脂肪蓄積など!

その他の栄養

昔より蕎麦を常食とする山村には長寿が多いと言われています。
蕎麦には、ポリフェノールの一種で毛細血管壁を強化させ、高血圧・糖尿病・老人性痴呆症などに予防効果のあるルチンや、老化を防ぐビタミンEが多く含まれています。

出典:http://www.toshi-system.com

留意すべきこと

ルティンをはじめとする、そばの栄養成分を十分に摂取したいなら、そば粉100%の生そばがおすすめ。
ルティンなどの栄養素はそば粉に含まれるのであって、つなぎには含まれていません。なので、乾めん、生めんを問わず、そば粉の割合の目安として、二八そば以上でないと十分な効果を得られません。

出典:http://www.healthy-therapy.net

そばの豊富な栄養が溶けだした「そば湯」を楽しもう!

栄養豊富な「そば湯」とは

そば湯を簡単に言ってしまうと、そばを茹でた後のお湯のこと。
白くて少しとろみのある液体の正体は、茹でたそばが溶けでたものなんです。
最近ではそば粉をお湯で溶いたものを、そば湯として提供するお店もあるようですが、正式なそば湯は、そばを茹でた後のお湯をさします。

出典:http://afun7.com

これまで紹介してきたとおり、そばは栄養価が非常に高い食品です。実は、そんなそばに含まれる栄養成分は、「そば湯」のなかに溶けだしています。
既にそばの栄養成分として紹介したビタミンB1・B2、たんぱく質がそば湯に溶けだしているだけでなく、同じくそばの栄養成分である食物繊維も水溶性のため、かなりの量がそば湯に溶けだしています。

そんな栄養豊富なそば湯をちょっとした工夫で美味しくいただきましょう!

そば湯の美味しい飲み方

・一般的にはそばを食べ終えた後の余ったそばつゆに注いで飲みます。
・ネギやわさびなどの薬味を加えるとさらに風味が増します。

【こんな飲み方も!】
・そばの名店といわれるところでは、そば湯をそのまま飲むのがおすすめです!
・美味しいそばを茹でたお湯なので、そのそば湯も当然美味しいということです。

【お役立ち情報!】自宅で簡単!市販のそばをもっと美味しく!~茹で・締め・つゆのコツ~

乾麺をまずくする原因は、茹で方が適切でないところにあります。正しい茹で方をご存知ない方が、なんと多いことでしょう。
乾麺の味というと、シンが残って、粉っぽい味がして、店で食べる手打ち蕎麦とは、似ても似つかない味だと思っている方が多いのですが、それは「茹で足りない乾麺」を食べているからなのです。

出典:http://sobaweb.com

「茹で」のコツ

①そば2人前でお湯「2L以上」
②しっかりとお湯が沸いたらほぐしながらそばを投入
③強火・短時間で茹でる(目安:生そば2分・乾そば3~4分)
 ※温かいそばは少し短い時間で硬めに茹でる
④茹でている間は菜箸などで優しくそばを浮かせる

「締め」のコツ

①茹であがったら素早くザルにあげる
②すかさず大量の流水で「ぬめり」をとるように洗う
③洗い終わったら「氷水」で締める
 ・冷たいそば:よく水を切ってから器に盛る
 ・温かいそば:再度お湯にくぐらせたのち、器に盛ってからつゆを注ぐ

これだけ注意!

氷水で締めることで美味しく仕上がりますが、冷やし過ぎるとそばの風味が損なわれます!

「つゆ」のコツ(自作に挑戦!)

☆そばつゆ=「かえし」:「ダシ」=1:5

「かえし」

①材料=醤油:砂糖:みりん=10:2:2.5
②上記①を「沸騰させずに」砂糖が溶けるまで加熱
③火を止めたら十分に冷ます
④密封容器に入れておおよそ「3日以上」寝かせると味に深みが出る

「ダシ」

①材料=かつお節:混合削り節:水=30g:30g:800~1,000ml
②上記①を「強火」で、水量が半分程度になるまで煮だす
③煮だしている間、こまめにアクをすくい取る(重要!)
④火を止めたらザルに濾し布を敷き、ダシを濾す
⑤「必ず」一度冷ます(この時に味が馴染む)

これだけ注意!

自作のそばつゆは保存可能期間が短いため、上記の量ならできれば3日程度で使い切りましょう!

そばの栄養をまとめてみて

職人の方の研ぎ澄まされた技で生まれる、そば。その豊富な栄養は私たちの生活を密かに支えていたのです。

いかがでしたでしょうか。
ついするすると流し込むように食べてしまっていたそばにこれほどの栄養があるとは驚きでしたね。
次にそばを食べるときにはその豊富な栄養を噛みしめながら、より豊かな生活を送れるよう願いを込めてみるのもよいのではないかと思います。(私はそうします。)
そばの素晴らしい栄養をより多くの方に知っていただければ幸いです!それではまた!

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