知らなかった！ピーナッツには含まれる栄養はこんなに体に良かった

ピーナッツを食べると鼻血がでる、ニキビが出来る、と言われていますが、これは迷信なのだそうです。近年、ナッツ類のすぐれた栄養について注目されています。ピーナッツに含まれる栄養素も、色々と体に良い効果があるものなんです。

ピーナッツを食べると美肌になると言われています。これは、ニキビの原因であるアクネ菌を抑えたり、肌を潤し、ハリや艶を当たる効果があるからです。ニキビが出来るなどと言われていたのとは、まったく逆の効果があったんですね。

ピーナッツの殻には、シックハウス症候群を90%も抑える効果がある事がわかっています。これは、食べる必要はなく、中身を食べた残りの殻を置いておくだけです。栄養とは関係ありませんが、殻付きピーナッツを食べるのは、シックハウス症候群を減らす効果があったんですね。

体に良い食べ物だとは言え、食べ過ぎは厳禁です。ピーナッツには、オレイン酸やリノール酸が含まれており、大量摂取するとアレルギー体質を引き起こす原因にもなります。量に気をつけ、少しずつ食べるのが効果的な食べ方です。

GI値という言葉をご存知でしょうか。少し前に、ダイエットに重要なワードとして注目された事もあります。ダイエットをする時に気をつけるのは、カロリーだけでなく、このGI値にも注目すると良いそうなのです。ピーナッツの栄養は、このGI値は15と低く、太りにくい食品と言われています。

ピーナッツは、脂肪が多い食品です。一見太りやすい食品のように見えますが、植物性のこの脂肪は、体の中のコレステロールを減らす働きのある、良質な栄養素です。摂り過ぎはよくありませんが、適量を体に摂取するのは、ダイエットに良いと言われています。

ピーナッツがダイエットに向いていると言われるのは、その腹持ちの良さです。たくさん食べずに、ダイエット時に小腹が空いた時、ちょっとだけつまむのには、最適な食品と言われています。塩や砂糖などついていないピーナッツを、少しだけ、おやつに食べるのが良いそうです。

人の体に細胞は、細胞分裂を繰り返して老化していき、最後には細胞分裂もできなくなり老いていくと言われています。ピーナッツの栄養には、この細胞分裂の回数を増やす役割があります。このおかげで、ピーナッツにはアンチエイジング効果があると言われています。

ダイエットの項でお話したGI値は、糖尿病の治療にも重要な値です。血圧の急激な上昇を抑える働きがあるからです。また、血糖値を下げる栄養素、マグネシウムもピーナッツには含まれている事から、糖尿病のリスクを下げる食べ物と言われています。

ピーナッツには「レシチン」という栄養が含まれています。これは、脳の神経細胞の働きを活発化させてくれると言われています。しかし、ピーナッツの脳への働きは、このレシチンだけでは無かったという事が、最近の研究でわかりました。

ピーナッツの栄養には、体によいだけでなく、脳にも良い効果があると言われています。特にレスベラトロールと呼ばれている、ポリフェノールの一種が、人の脳の海馬に働き、認知症に効果がある事が分かったからです。

レスベラトロールの効果は、認知症だけでなく、記憶力全体をアップさせてくれる働きがあります。まだ認知症は関係ない若年層の人でも、テスト勉強中など記憶する事が必要になった時には、ピーナッツを少しつまみながら作業してみてはいかがでしょうか。

ピーナッツには、栄養が豊富な事から「食べすぎてはダメ」と言われ、体に良くない迷信が言われたのではないでしょうか。適量を食べれば、体に良い食べ物だと言うのがおわかりいただけたと思います。少量で腹持ちも良くダイエットにも良いピーナッツを効果的に活用していきたいものです。