玉ねぎの血液サラサラ効果は血行不良の改善やダイエットに効果的?
2016/05/30
az2az
血液サラサラ効果がある「玉ねぎ」実は、玉ねぎの皮の「ケルセチン」というポリフェノールがとても身体に良いということをご存知ですか?今回は「ケルセチン」の効能と、玉ねぎの皮を使ったお茶の作り方をご紹介します。玉ねぎのお茶を飲んで健康生活を始めませんか?
「玉ねぎ茶」
一度は耳にしたこと、または飲んだことがあるよ!
って方も多いはずです。
では、玉ねぎ茶とは
どのようなものなのでしょうか?
簡単に言うと
「玉ねぎの外皮だけを煮出したお茶、または焙煎して煮出したお茶」
のことです。
健康食材として真っ先にあげられる「玉ねぎ」
血液サラサラになるイメージがありますよね?
玉ねぎ茶も、そうなんです。
血液サラサラになる効能があるのです。
しかし、
玉ねぎ茶のすごいところは、
玉ねぎの外皮には、
普段食べているたまねぎの白い部分よりもはるかに多く、血液をサラサラにする効能があるポリフェノールの「ケルセチン」というものがたくさん含まれているんです!
そのため、今、玉ねぎ茶に多く含まれる「ケルセチン」は健康成分として注目を集めています。
ケルセチンが持つ抗酸化作用によって、活性酸素によるダメージを防ぎ、血流を改善する効果があります。
血管を流れる赤血球[※3]は、体のすみずみまで酸素を運ぶ重要な働きを担っています。
赤血球は、健康な状態であれば、自由に変形することで細い血管の中であっても正常に流れることができます。しかし、活性酸素によって赤血球がダメージを受けると、柔軟性を失い、細い血管を通りにくくなるため、血流が滞ってしまいます。
ケルセチンは、この活性酸素によるダメージを防ぎ、赤血球の働きを活発にさせる効果があります。
日本人女性を対象とした研究で、「ケルセチン」の摂取量が多くなるほど、血中総コレステロール、LDLコレステロールが低くなることが示されています。
フラボノイドのひとつである「ケルセチン」においても、動脈硬化に対する改善効果が期待されています。徳島大学・寺尾先生の研究によると、動脈硬化を誘発したウサギにおいて、「ケルセチン」が大動脈壁へのコレステロールの蓄積を抑制するとともに酸化ストレスを軽減することが認められています。
「ケルセチン」とグルコサミン※の組み合わせが、ヒトの関節炎に及ぼす影響を調べたところ、歩行能力や階段昇降などの関節症状スコアや、痛みの主観評価(グラフ参照)について改善が認められました。
ケルセチンはビタミンCの吸収を助けてくれる効果があり、さらに脂肪の排出し、腸内の脂肪吸収を阻害するためダイエット効果があります。
ケルセチンとは、フラボノイドの一種で黄色の色素をもち、身近なところでは、たまねぎに豊富に含まれています。このケルセチンが抗ヒスタミン剤としての効果をもつとして、ヨーロッパを中心に花粉症の治療薬として広く利用されてきています。
ただし、効果を得るには半年から2年の継続使用が必要とされています。そのため、即効性を求める場合は他の薬剤などとの併用が求められます。しかし、ケルセチンの特徴は使用を続けることで体質そのものの改善効果があることで、継続使用で花粉症の症状が出なくなれば使用をやめても再発がほとんどないといわれています。
こんなに身体に良い玉ねぎ茶だから、自宅で簡単に出来たら嬉しいですよね?
自宅で簡単に出来る「玉ねぎ茶」の作り方を2つご紹介します!
材料(玉ねぎ6個分)
有機玉ねぎの皮・・・6個分
お水・・・500cc
〖玉ねぎ茶の作り方〗
1.玉ねぎの皮をしっかりと洗う。
2.お水と一緒に鍋に入れて煮込む。
★沸いたら弱火5分、火を止めて蒸らし5分
玉ねぎはなるべく、農薬を使っていない有機玉ねぎを使うと良いですね。
玉ねぎの皮だけでは、飲みにくいという方に、
麦茶とミックスした「玉ねぎ麦茶」の作り方をご紹介します。
材料(玉ねぎ2個分)
玉ねぎの皮 1〜2個分
水 1000〜1200ml
麦茶(煮出し用) 1袋
〖玉ねぎ麦茶の作り方〗
1. 鍋に材料全てを入れ、強火にかけます。沸騰したら中火にして3〜5分煮出して火を止めます。
2. 1が粗方冷めたら、キッチンペーパー等でこし、ペットボトル等に移して完成です。
3. 完全に冷めてから、冷蔵庫に入れて下さい
飲みやすい麦茶とミックスしているので、
家族全員で飲めるのも嬉しいですね!
自宅で作るのが大変な方は、通販でも簡単に
玉ねぎ茶を購入することが出来ますのでいくつかご紹介します。
村田食品の玉ねぎ皮茶は北海道の指定農場で作られた玉ねぎを100%使用しています。
ルピシアの玉ねぎ皮茶は、パッケージがとても可愛いので
贈り物に最適です。
健康・野草茶センターの玉ねぎ茶は、玉ねぎの皮を焙煎し、香り豊かに仕上がっており親しみやすい味として人気です。
玉ねぎ茶の偉大な効能と作り方などについてご紹介してきました。
血液サラサラ食材の玉ねぎは、意外なことに玉ねぎの皮の「ケルセチン」に多く含まれており、お茶として摂取するととても身体に良いということでしたね。
健康な生活を続けていくためにも、ぜひこの玉ねぎ茶を飲んでみてはいかがですか?
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