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2016/03/22
pikapita
オリゴ糖は腸内環境を整えるのに効果的というのはよく知られていますが、お店に並んでいるオリゴ糖は種類がいっぱいでどんなオリゴ糖を選べば効果的なのか判断に迷いますよね。オリゴ糖の基本情報とオリゴ糖が及ぼす健康効果・美容効果について調べてみました。
オリゴ糖は自然の甘味料
オリゴ糖は「寡糖・小糖類」と呼ばれる糖類の一分類です。多くの糖類が胃腸で消化吸収されるのに対し、オリゴ糖は大腸まで届く難消化性の糖類が多い事が特徴です。
オリゴ糖は果実や蜂蜜のほか、ニンニクや玉ねぎ、ごぼうなどの野菜にも含まれている自然の甘味料で、そこからオリゴ糖を抽出したものが「オリゴ糖」として販売されている商品です。
「オリゴ糖」と一纏めで呼ばれていますが、じつはその種類は20種類ほどあります。大豆オリゴ糖・フラクトオリゴ糖・乳果オリゴ糖・ガラクトオリゴ糖・キシロオリゴ糖・イソマルトオリゴ糖など、その種類により効果は様々です。
オリゴ糖は特定保健用食品
便秘に効果があるとして知られているオリゴ糖は、腸内フローラの環境を整える効果が確認され、特定保健用食品いわゆる「トクホ」として消費者庁から認可を受けています。
オリゴ糖は大腸まで到達する糖類のため大腸内の善玉菌の増殖を助け、悪玉菌の増殖を抑制する働きがあるため腸内環境改善に効果があるといわれています。善玉菌には複数の種類があり、それぞれ好物のオリゴ糖の種類が異なるため、複数のオリゴ糖を摂取すると腸内フローラの環境を整える点でより効果的です。
近年、アレルギー症状と腸内フローラには密接な関係があるという研究結果が公表されています。前述の通り、オリゴ糖には腸内フローラの環境改善効果がりますので、腸内フローラの環境が整うことによるアレルギー症状の改善も期待されています。
IgE抗体の生成抑制効果
アトピー性皮膚炎を始めとするアレルギーには、IgE抗体という体内物質が関係していることがわかっています。オリゴ糖はこのIgE抗体の生成を抑制する効果があるため、アレルギー症状の緩和につながると考えられています。
腸内の善玉菌が増えると、善玉コレステロールが優位になるといわれています。オリゴ糖により腸内環境が整えられ善玉コレステロールが増えると、血中の中性脂肪が減少し動脈硬化を予防する効果があると考えられています。
高血圧予防効果
動脈硬化が予防され、血流が妨げられる事がなくなるため高血圧症状を緩和する効果もあるといわれています。
オリゴ糖はダイエットの味方
じつはダイエットの時に食べられることの多いオリゴ糖はダイエット食品と言えるものではないようです。糖類なのでカロリーは100gあたり200kcalほどの比較的高カロリーな食品です。
しかし、一般的な上白糖やグラニュー糖と比較するとカロリーは半分以下。食べてはいけないと思いつつ甘いものが食べたくなるダイエットの時のお助けアイテムとしては効果ありです。
腸内環境改善で美肌効果
腸内環境が悪いと老廃物が肌荒れや吹き出物とて肌表面に現れてしまいます。腸内環境が整えられると、老廃物が排出されるのでお肌のくすみや肌荒れ、吹き出物がなくなり美しい肌がよみがえります。
オリゴ糖は腸内環境改善の鍵である善玉菌の増殖に寄与しますが、善玉菌にも種類があり、好むオリゴ糖も異なります。1つの種類のオリゴ糖だけを摂取するのでは、善玉菌の増殖にも限界があるので、オリゴ糖製品に含まれるオリゴ糖を確認しましょう。
複数のオリゴ糖摂取が効果UPの鍵!
オリゴ糖製品購入の際には、複数のオリゴ糖製品を購入する又は、複数複数のオリゴ糖が配合されている製品を購入するなどの工夫をしましょう。
腸内環境を整えようとついつい多く摂取してしまいがちですが、それは逆効果。元々腸内で吸収されづらい糖なので、うまく消化できずにお腹がゆるくなったり腹痛が起きたりする可能性があるので、適量の摂取を心がけてくださいね。
オリゴ糖の種類によって摂取目安量に変化あり!
オリゴ糖の種類と摂取効果の目的によって摂取目安量が変わってきます。
フラクトオリゴ糖の通常摂取目安量は1gですが、便秘改善目的であれば3gほど。その他のオリゴ糖については摂取目安が摂取目安が2g〜10gとかなり幅があるので、製品に記載されている摂取目安量を確認しましょう。
オリゴ糖とヨーグルトは相性抜群
オリゴ糖にはヨーグルトに含まれている善玉菌のエサとなり、腸内で善玉菌を増殖させる効果があります。そのため、低カロリーなオリゴ糖でヨーグルトに甘みをつけ体内でも協力して働く良い循環が生まれてくれます。
善玉菌もオリゴ糖も様々な種類があり、その働きもそれぞれ異なります。食べていて効果がないと感じた場合には、別のヨーグルトとオリゴ糖を組み合わせて自分に合うヨーグルトを探してみるのも良いですね。
個人差はありますが、通常オリゴ糖を摂取して1〜2日でお腹がゴロゴロとしたりガスが多く出るということが多いようです。これは今まで正常に活動していなかった腸内の善玉菌が活発に活動を始めた時にも現れる現象。徐々に効果が出てくるので、諦めずにしばらく継続してみましょう。あまり多くはないようですが、体質によっては激しい腹痛や極端な下痢などの症状が出ることもあるようです。その際には中断しましょう。
薬との飲み合わせにご注意を!
抗生物質など一部の医薬品とオリゴ糖を同時に摂取すると腸内の善玉菌の作用が減衰してしまうことがあるようです。医師からの処方を受けている際には、医師や薬剤師にオリゴ糖との併用に問題がないか確認しましょう。
オリゴ糖は他の糖より強い甘味を感じにくいので、上白糖やグラニュー糖と同じだけの甘さを得ようとすると摂取カロリーは多くなってしまいます。せっかくの低カロリー甘味料ですから、摂取量に気を配りたいですね。
腸内環境が全身の健康維持に影響することが分かってきた近年だからこそ、オリゴ糖の有効性が見直されています。健康効果・美容効果を期待して、腸内環境を整えるオリゴ糖を上手に摂取しましょう。
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