2016/05/19 更新
- 酒(693)
おいしい日本のビールの誕生物語その有名銘柄の歴史に迫る!
日本のビール、これからの暑い時期は特においしくなる時期です。日本のビールの特徴やおいしさのワケをまとめました。いつも何となく飲んでいるビールが特別な一杯に感じること間違いありません。それでは早速見てみましょう。最後までどうぞご覧ください。
日本のビールと言われると皆さんどのようなイメージがありますか?
親父の味。苦い。さっぱり。
いろんな声が届きそうですね。
今回は日本のビールの歴史や特徴を探ってみます。
日本のビールはどのように日本に来て、どのように広まったのか。
それではさっそくどうぞ!
日本のビールの始まりについて調べてみました。
日本では川本幸民がビール製造を試みたのを皮切りに、多くの醸造所が誕生した。本格的に普及したのは明治時代だが、江戸時代初期には徳川幕府の幕僚達がその存在を認知していた[5]。
現代のビールは、19世紀後半のデンマークのカールスバーグ社が開発した技術に多くを負っている。同社はビール酵母の純粋培養技術を開発し、さらに雑菌を徹底的に排除した衛生的な缶詰め・ビン詰め技術を確立した。
現代の日本のビールはデンマーク譲りだったのですね。
これは知りませんでした。
日本でビールを取り入れた人物は、川本幸民という方。
この方は日本の科学の祖とも呼ばれる偉大な方。
この方無くして、日本のビールはなかったのでは無いでしょうか?
ちなみにビールそのものは、紀元前4千年までさかのぼるそう。
ビールは太古の昔から存在していたのですね。
日本のビールが19世紀に来ているようですので、かなりビール後進国とも言えるのでしょうか?
今は世界中で愛されるビール。
日本のビールの形式はデンマーク譲りの味わいがベースなのですね。
ビールと言えばキリンビールと思うのは筆者だけでしょうか?
キリンビールの美味しさはそのキレの良さとコクにあると考える筆者。
そんなキリンビールの歴史を追ってみます。
キリンビールは1888年から存在しています。発売当初はシンボルとも言える、キリンのマークは意外や意外、小さめにロゴが入っていたそうです。
その翌年、ジャパンブルワリーカンパニーの代表、トーマスの提案で大きく表記されるようになったのだと言います。
現在のキリンビールとなるにあたり、ジャパンブルワリーカンパニーから麒麟麦酒株式会社に引きつがれ、現在に至るということ。
歴史あるビールだったのですね。
ちなみにキリンビールはドイツのビールを目標に掲げて開発をしていたのだそうです。
日本ビールはこのようにして発展してきました。
エビスビール
エビスちょっと贅沢なビール。お中元の際に頂くことも多い、日本を代表する銘柄
そう、エビスビール。
日本で歩んできた歴史とは?
1887 (明治20) 年前後になると、ビール事業の将来性に期待する資本家などが大小様々なビール会社を設立するようになりました。サッポロビールの前身である「日本麦酒醸造会社」もまた、中小の資本家によって現在の東京・銀座に設立されました。
890年に始まるエビスビールの歴史、日本のビールとしてもまだまだこれからというときに産声を上げ、現在に至るまで日本のビールとして私たちを楽しませてくれている銘柄です。
サッポロビールの前身である日本麦酒醸造會社に、ドイツ人技師カール・カイザーを招聘して醸造されたビール。当時の名称は「恵比寿麦酒」だった。当初は「大黒天」から命名しようとしていたが、横浜に既に「大黒ビール」が存在したために「えびす」(恵比寿) を採用したという経緯が見られる資料が2000年代に発見されている
素晴らしい歴史の元にあるエビスビール。
飲まれる際にはちょっとこれらの歴史を踏まえて飲んでみると、自分が日本のビールの歴史の真ん中にいる気分になれるかもしれません。
ふと飲んでいるビールには壮大なストーリーと日本の歴史とともに歩んだ姿がありました。
今回は日本のビールの歴史についてお話ししました。
日本でも広く愛されるビールにはこれらの深い歴史と歩みがありました。
日本のビールが今美味しく飲めるのは100年以上前からひたすら美味しいビールを、日本のビールを作り上げるんだ。
という酒造メーカーの強い意気込みが全てでした。
みなさんのキンキンに冷えたビール。
これらの歴史に思いを馳せながら味わうのも楽しいと思いますよ。