南アフリカワインを飲んでみよう!飲んでおいしい南アフリカワイン♪
ワインはお好きですか?国産ワインから輸入ワインまで、種類も味も色も値段もさまざま。お料理との組み合わせや、グラスに注いだ色合いなど、テーブル演出にも大活躍なワイン♪その中でも最近注目は南アフリカのワイン!南アフリカのワインの魅力についてみてみましょう。
世界のワイン生産量のトップ3は、フランス、イタリア、スペイン。
すでにおなじみのワイン生産国ですね。
南アフリカのワインも、最近では店頭では必ず見られるようになってきました。
南アフリカのワインは、生産量としては、トップ10に入るくらいのポジションをキープしているといったところでしょうか。
南アフリカのワイン産地は、西ケープ州、北ケープ州、東ケープ州、クワズール・ナタール州、リンボボ州と5つの州に渡りますが、その多くは西ケープ州で作られています。
西ケープ州は、「喜望峰」でも知られるケープタウンのある、南アフリカでも最も南西部のエリアです。まさにアフリカ大陸の最南西部!
南アフリカワイン産業の中心地
ステレンボッシュの風景。
南アフリカのワイン生産地は、ケープタウンから50キロ東にあるステレンボッシュという地区。
南アフリカ一のワインの生産地で、一帯は”ワインランド”と呼ばれ、多くのワイナリーの他、ワイン生産に必要な教育機関や研究所、醸造学などを学べる大学も存在します。
夏は暑く乾燥し、春と秋は気温が安定した地中海の気候は、ワイン生産には好条件の土地。
南アフリカワインは、リーズナブルで、環境に優しく、体にも優しいということで、注目を集めています。
南アフリカ土地は、ワイン作りに最適な地中海気候に加え、ワイン産地のケープ地方の土壌は、世界最古の土ともいわれ多様性に富んだ性質を含んでいます。水はけがよく適度に水分を保有した土と、ケープドクターと呼ばれる南極からの冷涼な海風で、畑はブドウ作りに最適に保たれ、農薬を使わなくても良質なブドウが収穫できるのです。
品質保証と持続可能を表したシール
賃金の安いこともコストパフォーマンスにつながっていますが、労働環境の改善に取り組み、自然保護とともに、社会貢献的なワイン作りが、南アフリカワインのスタンスとなっています。
南アフリカではどのようなワインがつくられているのでしょう。
南アフリカでは、ぶどうの品種もワイナリーも、それはそれはたくさんあるのですが、その中から、ラベルでもすっかりおなじみの、「ステラー・オーガニックス社」についてご紹介します。
『ステラー・オーガニックス』 オーガニックワインを生産
西ケープ州のオリファンツ・リバー地域
西ケープ州でも北よりに位置するこの地域は、比較的暖かく乾燥したエリア。
リーズナブルな高品質なワインが生産されています。
「ステラー・オーガニックス」はオーガニックワインの生産者として、多くのメダルを受賞しています。
オーガニックワインの生産者として、フェアトレードの認証も取得した世界初のワイナリー。
「オーガニックでも品質に妥協はしない!」のポリシーで、リーズナブルで高品質なオーガニックワイン」を生産し、南アフリカから世界各国へ輸出しています。イギリスでは、オーガニックワインのNo.1ブランドとしてすっかり有名になりました。
アヒルを使った有機農法
ステラー社では、農薬を使わずに、畑ではアヒルが害虫を食べています。
労働者はステラー社の株を保有し、販売利益が還元される仕組みもあり、ワインの販売利益の一部は周辺地域の発展に使われています。
とっても素敵なラベル♪ デイリーに楽しめる南アフリカワイン
印象的なこの「ラベル」
こちらはデイリーワインにお勧めの「ムーンライト」ワインのラベルです。
西ケープ州では、「強い月の光が、ぶどうを完熟に導く」と信じられています。
この素敵な「Moonlight organics」のネーミングとラベルは、そこから誕生したのではないでしょうか。
「Moonlight Organics」 シリーズ
辛口の白ワイン
品種はシュナン・ブラン70%、ソーヴィニヨン・ブラン30%。
ライム、グレープフルーツなどの柑橘系の香りに爽やかな酸味で、とてもフルーティな味わいです。
コストも1000円少々とリーズナブルで、オーガニックのデイリーワインとしてはベストチョイス。
「ムーンライト」シリーズでは、おなじみのフルボディーの赤ワインの他に、日本には輸入されていないかもしれませんが、現地ではロゼも生産されています。
「Sunshine Organics」
こちらは”サンシャイン”シリーズのラベルです。
”Sunshine"もあるのですね!
このネーミングからは、「昼間の太陽の光と熱が、ぶどうを完熟させる」という印象がうかがえますね。
日本ではあまり見られないようですが、現地では、赤、ロゼ、白が生産されています。
ムーンライトと飲み比べてみたいですね。
「Live-a-Little」
こちらも気軽に楽しめるオーガニックのデイリーワインです。
赤、ロゼ、白が生産されていますが、日本ではあまりお目にかからないかもしれません。
探してみたいですね、この可愛らしいラベル♪
「Steller Organics」ステラー・オーガニック・メルロー
辛口フルボディの赤ワイン
品種 メルロー
凝縮された果実風味でしっかりした骨格のあるボディ。
お値段は1500円程度。このコストで満足な味です。
ラベルも可愛いですね。
南アフリカのワインは、まだまだたくさんあります。
ラベルの種類をみるだけでも楽しそうですね。
もちろん、飲み比べもしてみたいところです。
環境にも体にもお財布にも優しい南アフリカのワインは、今後もっと多くの種類が輸入されて店頭に並ぶことでしょう。
デイリーワインは欠かせない方は、ぜひ、南アフリカワインをお試しください。
海外でも、南アフリカワインは要チェックです!