2016/05/16 更新
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もち米をおいしく食べよう!色々なもち米の蒸し方をご紹介します。
お餅やおこわ、蒸し料理に使われるもち米。せいろでの蒸し方が一般的ですが、もち米の蒸し方は色々方法があります。今回は色々なもち米の蒸し方をご紹介します。もち米の蒸し方は難しいイメージがありますが、失敗せずにでき方法もあるので参考にご覧ください。
もち米の蒸し方にはいくつか方法がありますが、まずは基本的なせいろを使ったもち米の蒸し方をご紹介します。
基本的なもち米の蒸し方①もち米を洗う
●もち米は計量カップで【正確に】計量します。
●一番最初の水は最も吸収しやすいので手早さが重要です。
水を注いで手早くすすぎ洗いをしたらすぐザルからあげます。
●力加減に気をつけ、ボウルに移し水をためながら研ぎ洗いし、水を捨てそれを2~3回程度繰り返します。
●仕上げは水で軽くすすいでから水気を切ります。
基本的なもち米の蒸し方②:水につける
●水に浸す時間は新米で6~8時間、古米だと10時間~12時間ぐらいつけるのがおすすめです。
●ただし、浸ける時間が長すぎるとやわらかくなってしまうので注意しましょう。
●水は5時間に1回変えるともち米ににおいがつきません。
基本的なもち米の蒸し方③:せいろで蒸す
●もち米をせいろで蒸します。布巾の上にもち米をのせ、強火で蒸します。
●蒸しあがったら15分ほど蒸らし、できあがりです。
蒸し器を使ったもち米の蒸し方をご紹介します。
手順はせいろとほぼ変わりませんが、蒸し器ではふっくらと蒸すことができるのでおすすめです。
蒸し器を使った蒸し方①:もち米を洗う
●もち米は洗って一晩水に浸けておき、蒸す前にザルにあげておきます。
蒸し器を使った蒸し方②:蒸し器で蒸す
●蒸し器のお湯が沸騰したらもち米を入れます。
●真ん中に少しくぼみをつけ、20分~25分強火で蒸します。
●10分ほど蒸らしたらできあがりです。
もち米の分量が多い時は蒸し器の方がおすすめです。
混ぜ込みご飯の場合は、もち米が蒸しあがった後に具を混ぜ込み、蒸し器に戻してしばらく蒸します。
赤飯なども同様にできるので、覚えておくと便利な蒸し方です。
せいろより、手軽にできる圧力鍋を使った蒸し方をご紹介します。
もち米に圧力がかかることで、おいしくもち米を蒸すことができますので、ぜひ一度お試しください。
圧力鍋を使った蒸し方
●もち米は洗って浸しておきます。
●もち米の水を切り、圧力鍋の内かごにクッキングシートを敷き、もち米を入れます。
●圧力鍋に水300ccを入れ、火にかけ10分加圧し、圧力が下がったらふたを開けます。
●もち米をほぐしてできあがりです。
圧力鍋を使ったもち米の蒸し方です。
せいろに比べ短時間で蒸すことができます。蒸しあがったもち米はホームベーカリーなどでお餅にしてもおいしいです。
せいろや圧力鍋が難しいという方は炊飯器でもち米を炊いてみてはいかがでしょうか。
途中までは白米の炊飯とほぼ同じ、炊きあがり後の蒸らしをしっかりとしましょう。
炊飯器を使った蒸し方①:釜にもち米を入れる
●もち米を洗米し、炊飯釜に入れます。
●炊飯釜にもち米を入れたら平らにならします。
炊飯器を使った蒸し方②:炊飯器に水を入れる
●もち米一合に対して水180ccの水を入れます。洗米同様、カップで正確に測って入れます。
●炊飯器の場合は、浸水は不要です。白米メニューで「炊飯」スイッチをおします。
炊飯器を使った蒸し方③:もち米をほぐす
●炊けたら10分程度蒸らします。
●釜ともち米の間にしゃもじをぐるっと入れ、周りからしゃもじを垂直に入れ一周させます。
●しゃもじは垂直に動かしながら十文字に切り、1つのブロックごとに優しく、空気を入れながら丁寧にほぐします。
赤飯やおこわにも応用できる、炊飯器を使った方法です。
もち米メニューがある場合はそちらを利用してください。
もち米をほぐすことで余計な水分が飛び、空気が入ることによって食感や艶が良くなります。
また、釜に入れるときに均一にもち米をならすことで、ムラなく炊き上げることができます。
もち米の蒸し方まとめいかがでしたか?
せいろ以外にも蒸し器や圧力鍋を使ったもち米の蒸し方もありました。
ご家庭にあった蒸し方でおいしいもち米を蒸してみてはいかがでしょうか?
もち米を蒸す際は洗米は手早く、一晩水につけておき、途中水を変えるのがポイントです。
炊飯器でも炊けますが、蒸したてのもち米は格別なのでぜひ一度味わってみてください。