いつ加えればいいか知ってる?カレーの隠し味、はちみつについて!
カレーの隠し味として有名なのがはちみつ!辛いのが苦手な方でもはちみつを入れれば辛さもまろやかになって食べやすくなりますよね♪でも意外と知られていないのがカレーにはちみつを入れるタイミング!実はタイミングを間違うと思っているカレーにはならない可能性が・・・!
カレーといえば子どもから大人まで大好きなもはや国民食!
そんなカレーのアレンジといえばいろんな種類の隠し味。
リンゴやバナナ、ソースなどいろいろありますが有名どころで言うとはちみつも有名ですよね。
でもこのはちみつ、入れるタイミングを間違えるとカレーの魅力を消してしまう・・・?
今回はそんなカレーとはちみつの相性とその注意点についてご紹介!
まずはこちら、はちみつを入れるとカレーはなぜおいしくなるんでしょうか?
試したことのない方もきっと試してみたくなるはず!
はちみつには、肉を柔らかくしてくれる成分が含まれているので、炒めて煮込んだ肉を柔らかく戻すために入れるのが一番の理由です。さらに、スパイシーなカレーをさらにスパイシーにしたい時にも有効ですよ。
実ははちみつにはこんな作用も隠されていました!
今日のカレー、お肉ちょっと硬いかも・・・なんて時には入れてみるのがいいかも☆
でも甘いはちみつなのになぜカレーがスパイシーになるんでしょうか?
この理屈は例えばスイカに塩をまぶすとより甘みが増す理屈と同じで
辛いものに少し甘いものを入れると辛味成分がより強調されてしまうんです。
はちみつを入れればカレーが甘くなることは確かですが
カレーを甘くしたいのなら8皿分に対して最低大匙1程のはちみつが必要です!
次にご紹介するのはカレーにはちみつを入れるタイミング。
もしかして、あなたにはこんな経験はありませんか?
カレーにはちみつを入れたらシャバシャバカレーになった!どれだけ煮込んでもとろとろにならない!
実はこれ、はちみつを入れるタイミングが間違っているんです。
市販のハチミツなどを加える場合には、ルウを入れる前に、具材と一緒に、弱火~中火で20分以上煮込んでください。
決して、ルウを入れるときに、同時に入れないように注意してください。とろみが弱くなることがあります。
とろとろカレーを作るならはちみつを入れるタイミングは具材を煮込む時。
食べる直前やルーと一緒に入れるとサラサラになってしまいます。
逆にサラサラカレーがいいという方はそのタイミングではちみつを入れればサラサラに!
ルウを溶かした後に、入れる場合には、しっかり加熱して、グツグツと沸騰している中に入れ、おたまで時々まぜながら、さらに弱火で10分以上煮込んでください。
もし入れ忘れてしまってもルーと一緒に入れるのではなく、ルーを溶かしてから入れるようにしましょう。
でも一体なぜはちみつを入れるとサラサラになるのでしょうか?
それでは最後に、はちみつがカレーをサラサラにする理由をお教えします。
市販のハチミツなどには、アミラーゼという酵素が含まれており、このような食材を使用した場合には、でんぷんが分解されて、とろみがなくなることがあります。
小麦粉などの持つでんぷんがはちみつによって溶かされてしまう事が原因でした。
でもしっかり加熱してやれば分解する働きを止めることができます!
だからタイミングが重要なんです。
ただこれを気をつけてもサラサラカレーになることがあります。
小麦粉【目安量:10皿分のカレーに対して約大さじ2】を、同量の水でよく溶きます。
鍋を再び加熱し、グツグツと沸騰しているところに①を加え、とろみがつくまで、弱火で約5~10分煮込みます。
そんな場合はこれを試してみてください!
アミラーゼが溶かしたでんぷんを加えてやればとろみが戻ります。
小麦粉は薄力粉、強力粉、何でも大丈夫なので失敗した時はぜひ試してみてください。
お肉を柔らかくするだけでなく甘みがほしい時にも、辛味が足りない時にもはちみつは活躍してくれます。
ただ、とろとろのカレーが好きな方ははちみつを入れるタイミングには気をつけましょう!
入れればカレーをおいしくしてくれるはちみつ。
ぜひカレーの隠し味にはちみつを使ってみてください♡