2016/05/11 更新
食パンの消費期限、短くて食べきれない時はどうしたらいいの?
食パンにも勿論消費期限があります。でも、8枚切りにしても6枚切りにしても、毎日食パンばかりじゃ飽きちゃうし、余っちゃって消費期限がきれてしまうこともありますよね。では、実際消費期限って過ぎたら食べられないのでしょうか?食パンを使ったレシピもご紹介します。
賞味期限と消費期限はちがいます。では、その差はなんなのでしょう?
○消費期限○
お弁当や洋生菓子など長くは保存がきかない食品に表示してあります。
開封していない状態で、表示されている保存方法に従って保存したときに、食べても安全な期限を示しています。消費期限内に食べるようにしましょう。
○賞味期限○
ハム・ソーセージやスナック菓子、缶詰など冷蔵や常温で保存がきく食品に表示してあります。
開封していない状態で、表示されている保存方法に従って保存したときに、おいしく食べられる期限を示しています。賞味期限内においしく食べましょう。ただし、賞味期限を過ぎても食べられなくなるとは限りません。
一度開封したものは、表示されている期限にかかわらず早めに食べるようにしましょう。表示されている期限は、開封後も保証されているわけではありません。
保存方法が書いてない食品は、常温で保存できます。直射日光のあたらない、湿気の少ない場所で保存しましょう。
食パンの常温での消費期限は、2~3日程度
冬場の暖かくない部屋の場合は、5日程度
冷凍保存の賞味期限は、2週間~1か月程度
2週間を目安に召しあがった方が美味しくいただけます。
食パンの消費期限について③保存方法にコツはあるの?(常温)
食パンは、湿気の少ない直射日光の当たらない場所で保存します。
袋に入っているものはそのまま保存し、封を開けたものや手作りした食パンは、乾燥を防ぐために、出来るだけ空気に触れないようしっかりとラップをするか、食パン専用の 保存容器などを使用して保存しましょう。
食パンはにおいを吸収してしまいますので、においの強いものと一緒に置かないようにしましょう。
食パンの消費期限について④保存方法にコツかあるの?(冷凍)
食パンを冷凍する際は、1枚1枚ラップかアルミホイルに包んでフリーザーバッグに入れて しっかりと空気を抜いて冷凍します。切れていない食パンは、1食分に切ってから 冷凍したほうがよいです。
1枚1枚入れるのが面倒な方は、購入してきた袋のまま入れる事もできますが、冷凍焼けには注意が必要です。
食パンの消費期限について⑤保存方法のコツはあるの?(解凍)
レンジなど使ったり、常温で解凍すると、食パンがベチャっとしてしますので、解凍せずに、そのままトーストしてください。その際、トースターをいったん温めておいてから、トーストすると美味しく焼きあがります。
アルミホイルに包んで冷凍された場合は、アルミホイルは取らずに、そのままオーブントースターで焼くと熱が全体に行きわたるため、美味しく焼くことができます。
食パンの消費期限について⑥冷蔵じゃなくて冷凍なの?
食パンの冷蔵保存は、冷蔵庫の温度がちょうど 乾燥したり固くなったりする温度で、常温の時よりも進みが早くなりますので、基本的には冷蔵保存に向いていません。
ただ、パン粉にする際には冷蔵保存でも構いません。
食パンの消費期限について⑦食パンってカビやすいの?
食パンは、およそ38%前後の水分を含有しており、細菌が増殖しやすいかどうか判断する目安となっている水分活性値でみますと、食パンの水分活性値は0.96とカビの生えやすい食品といえます。
食パンの製造は、通常200~250℃で30~40分間の焼成工程があり、その際の中心部の温度は95℃を超えカビは焼成により死滅するため〔但し小麦由来の耐熱性菌(枯草菌)の芽胞は死滅せず残存しますので、焼成後の温度管理を適切にする必要があります〕、焼成後カビ胞子が付着することによりカビの生育が始まります。
焼成後の冷却、スライス、包装工程で空気中に浮遊するカビ胞子等が、食パンに付着しますが、お買い求めいただいてから袋の開封後において、手で触れることなどでカビ胞子が付着することもあります。
空気中には浮遊カビがありますので、焼成後の製造環境の清浄度合、清潔度合が食パンのカビ発生に大きく影響します。このようなことから逆に、カビ胞子が全く付着しないものにはカビの発生がありません。
食パンの消費期限について⑧カビの防止法はないの?
食パンと度数の高いアルコールを 一緒に保存するとカビの発生を抑えられますので、アルコールを霧吹きで食パンに吹きかけて封をするという方法もあります。勿論、食パンは、焼くことで問題なく食べられます。
食パンの消費期限について⑨どうなったら食べない方がいいの?
食パンは消費期限を過ぎても、カビが生えていなければ、食べることができます。
ですが、風味が損なわれたり、カチカチになって食感が損なわれることもありますし、白カビが生えることもあり、しかも白カビの場合見えづらいので注意が必要です。
後は、糸を引いている。異臭がする。カチカチに硬くなっている。などの時も、もう食べないようにしましょう。
消費期限が来る前に①材料
食パン:2枚
マーガリン:大さじ2杯
砂糖:大さじ2杯
小麦粉:大さじ4杯
消費期限が来る前に①下準備
マーガリンをレンジで温め、溶かしておきます。
消費期限が来る前に①作り方
1、砂糖と小麦粉を混ぜます。
2、食パンに塗ってトースターで焼きます。
3、完成です。食パンではなく、クロワッサンとか好みのパンにつけて焼いてもいいです。
とっても簡単で、いつもと違う感じが味わえるののがおすすめです。いつも、食パンで飽きてしまう朝食、消費期限がくるまえに、ちょっと変わったことをしてみるのはどうでしょう?
消費期限が来る前に②材料(2人分)
食パン(サンドイッチ用):4枚
卵:2個
ロメインレタス:2枚
ベーコン(薄切り):1枚
オリーブ油:適量
シーザーサラダドレッシング:適量
消費期限が来る前に②下準備
○ロメインレタスはひとくち大にちぎる。ベーコンは細切りにします。
○食パンは四方それぞれの中心に1.5cmの切り込みを入れます。
消費期限が来る前に②作り方
1、鍋にお湯を沸かし、卵を静かに入れて6分ゆで、冷水に取って冷やし、殻をむきます。
2、熱したフライパンにオリーブ油をひき、ベーコンを弱火でじっくり炒める。ベーコンから脂が出てきたらキッチンペーパーで拭き取り、こんがりと焼けたら取り出します。
3、マフィン用の型に食パンを敷き、オーブントースターで3~4分焼き、取り出して粗熱を取ります。
4、3)にロメインレタス、ベーコンを入れて、半分にきったゆで卵をのせる。シーザーサラダドレッシングをかけます。
食パンでちょっとオシャレに食事を演出。みんなで食べたら楽しいですよね。
ここから梅雨でカビも生えやすくなります。いつも使う食パンだからこそ、気を付けたいですよね。