塩分が気になる方へ!味噌の種類の塩分比較・味噌の上手な取り入れ方
2016/05/09
hanjuku_h
2016/05/07 更新
日本人なら一度は食べたことのあるお味噌汁。美味しいけれど塩分が気になりますよね。お味噌も米味噌、豆味噌、麦味噌と種類がいろいろあります。味噌の種類によって塩分が違うのか?地域よって違う味噌と、味噌汁の作り方、塩分について調べました。
うちの味噌汁、お隣のおうちと違う?
地域よって味噌の種類が違うため、味噌汁の味も変わります。
味が変わると塩分も違うのか気になります。
違う地域の方が結婚すると、味噌汁の味が違いすぎて、喧嘩の原因になることも。
味噌ってどんな種類があるの?
味噌の種類によって塩分はどう違うの?
みんなの好きな味噌汁について、地域ごとの違いを比較してみましょう。
味噌の種類もたくさん。
全国にはご当地の味噌がたくさんありますね。
それだけ味噌汁の種類も多いことがわかります。
味噌の種類は大きく分けて、
「米味噌」「豆味噌」「麦味噌」の3種類があります。
「米味噌」はさらに赤味噌や白味噌、赤色辛口、淡色辛口と4種類もあります。
味噌の種類がこれだけあれば、味噌汁もたくさんのご当地味噌汁がありますね。
それぞれの味噌と塩分について調べてみましょう。
日本人の大好きなお米
日本人の大好きなお米で作られた米味噌。
米味噌はどの地域で作られているのでしょうか?
米味噌は北海道全域、本州では東海地方を除いた地域、四国と九州の一部と
多くの地域で食べられています。
北海道、東北地域では赤色辛味噌、関東から日本海側では淡色辛味噌、
関西から中国地方の瀬戸内海側では白味噌、関東一部と四国の一部では赤味噌と
地域によって様々な味噌が食べられています。
米味噌の塩分について調べてみました。
大きくわけて、赤味噌・白味噌と赤色・淡色辛口味噌とで塩分を分けました。
赤味噌・白味噌の塩分は全体量の5~7%。
赤色・淡色辛口味噌の塩分は全体量の11~13%。
2倍近くも塩分量が違えば、お味噌汁にしたときにかなりの味のちがいがでますね。
豆味噌は本州の中でも一部で作られています。
豆味噌は愛知・岐阜・三重で作られている味噌になります。
豆味噌は愛知・岐阜・三重で作られている味噌。
米や麦の味噌は甘いのですが、豆味噌は渋みの強い味になります。
お味噌汁にすると、少し塩分が強いと感じるかもしれませんが、
実際の塩分はどうなのでしょうか?
豆味噌の塩分は実は!
豆味噌の塩分は濃く感じますが、実はそこまで多くないんです。
豆味噌の塩分は実は全体の10~12%。
米味噌の赤味噌・白味噌に比べたら多いですが、辛口味噌よりも若干少ないですね。
塩分が気になるから、豆味噌の味噌汁は控えようかしら…。
そんな心配は必要ないですね。
豆味噌の味噌汁は、ほかの味噌汁と同様に飲むことができますね。
麦味噌は南の地方で作られている。
麦味噌は九州・四国の方で作られています。
麦味噌は九州の大半の地域と四国の一部で作られています。
辛口味噌と甘口味噌に分かれ、別名「田舎味噌」とも呼ばれています。
麦の風味が豊かな麦味噌の塩分は?
麦味噌は麦の風味、香りが特徴の味噌になります。
そんな麦の風味が豊かな麦味噌の塩分はどれくらいでしょうか?
麦味噌の塩分は甘口味噌は9~11%。
辛口味噌の塩分は11~13%。
お味噌汁にしたときは、米味噌にくらべてあっさりしているのが特徴です。
一口に味噌といってもたくさんの種類があることがわかりました。
次は地域によっての味噌汁についていくつかピックアップしみましょう。
北海道ではこんな味噌汁がある!
北海道の味噌汁には「タチの白子」が入った味噌汁が。
「タラ」ではなくて、「タチ」という魚の白子が入った味噌汁があります。
「タチ」は冬になるとよく取れ、安く出回るため、
この「タチの白子」の入った味噌汁は冬になるとよく出てくるそうです。
一度食べてみたいですね。
味噌汁に納豆が!
味噌汁に納豆を入れる地域もあるんです。
東北地方では納豆の味噌汁を「納豆汁」といって食べる地域もあります。
納豆には塩分を排出するカリウムが含まれているため、
高血圧の方におすすめの食品。
塩分が気になる方は納豆汁にして食べるといいかもしれませんね。
味噌の種類、わかりましたか?
一口に味噌といっても、たくさんの種類がありましたね。
地域によって、たくさんの味噌がありましたね。
味噌汁の種類もそれぞれです。
塩分も、米こうじの赤味噌と白味噌以外はほとんど塩分量がかわりませんでした。
これから味噌汁を飲むときに、この地域の味噌汁は塩分が高いのかしら?
ときにしなくてもよさそうですね。
いろいろな味噌汁にチャレンジしてみましょう。
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