子供から大人までみんな大好き!レトルトハンバーグのあれこれ。
レトルト食品は忙しい人の力強い味方。中でも人気はハンバーグではないでしょうか?とりあえずレトルトハンバーグを常備しとけば間違いなしですね。そんなレトルトハンバーグの歴史を簡単にみて、いま人気のレトルトハンバーグを3つご紹介します!
今でこそ当たり前になっているレトルトハンバーグですが、一体いつごろから市場に出回るようになったのでしょうか?30代後半~40代の方々だともしかしたら印象にあるかもしれませんね。
イシイ食品―チキンバーグ
1970年4月に業界初となる「調理済みハンバーグ」いわゆるレトルトハンバーグが発売。
我々がイメージする真空パック入りのレトルトハンバーグが登場するのは1970年代に入ってからで、実は本来のレトルトハンバーグの歴史は30年そこそこしかないのです。
丸大ハンバーグ
1979年から放送された「ハイリハイリハイリホー」という歌と巨人のおじさんが出てくるCMはあまりにも有名。
1970年代、お湯で温めるだけ、パックから出して焼くだけという画期的な料理法で時短を可能にしたレトルトハンバーグは、女性の社会進出に大きな貢献をしました。また常温で保存できるため売り場に困らず、スーパーなどお店でも歓迎されたのです。
これを皮切りにレトルトハンバーグはとどまることなく各社次々と新商品を打ち出していきます。お弁当に、おかずに、困った時頼りになる存在としての市民権を確実に得ていったわけですね。
そして現在、技術の進歩と共に、今どんなレトルトハンバーグが人気を博しているのでしょうか?
「マツコの知らない世界」でも取り上げられて、一躍大人気となったレトルトハンバーグ。
商品名の「黒と黒」は「ブラックアンガスビーフ」と「国産黒毛和牛」の二種類の「黒」な牛肉を使用しているのが由来だとか。
画像は「ホワイトマスタードソース」で、ほかに「デミグラスソース」「和風玉ねぎソース」の3種類が販売中。とにかく肉肉しさを楽しる、ガッツリ系レトルトハンバーグのようです。
とにかく「焼き」にこだわったというレトルトハンバーグ。
表面を鉄板でしっかり焼き上げ、肉汁を閉じ込めているのがよくわかります。肉汁たっぷりジューシー。
「デミグラスソース」と「和風おろしソース」の二種類がラインナップ。ソースを後がけするタイプで、焼きたての香ばしさを楽しめる、確かに「焼き」へのこだわりが見える一品です。
イオンのプライベートブランドの商品で、イオンが力を入れている直営牧場のタスマニアビーフを100%使用した「ビーフ」なレトルトハンバーグ。
「まるでステーキ」という商品名通り、タスマニアビーフ100%使用のパティは肉々しくてしっかりとした肉感が感じられる! 加えて、二層式包餡型を使用しているだけあってふっくらとジューシーな仕上がり!
こちらは「和風」。
上の「デミグラス」とラインナップは2種類。
「ステーキ」を商品名にしているだけあって、十分満足できる肉感を楽しめるレトルトハンバーグだと思います。ガッツリ系の方も満足いただけると思います。
1970年以降、子供たちの心をとらえてきたレトルトハンバーグは今や大人の心もとらえているといえるのではないでしょうか?
マルシンハンバーグ
なんと1962年発売!現在に至る!
「レトルト」の定義からは外れると思ったので、歴史には含めませんでしたが、やはり「レトルトハンバーグ」を語るうえで「マルシンハンバーグ」は外せないですね。
このハンバーグの大ヒットのおかげで、ハンバーグ業界に勢いがついて、レトルト食品が売り出される頃に、当然「ハンバーグもレトルトに」となったんだと思います。
レトルトハンバーグを愛する者として、最大限のリスペクトを送りたい一品です。
「レトルトは手作りには及ばない」という定説もあると思いますが、「レトルトにしか出せない良さがある」というのもまた事実。ふとレトルトハンバーグが食べたいな、と思うこともありますね。安いものから高いものまでたくさんある中から「お気に入り」を探してみてはどうでしょうか?