美味しいパンを作りたい!手作りパンの作り方と失敗しないためのコツ
2015/12/05
nadeshiko0103
2016/05/07 更新
ホームベーカリーがないと、素人にはとてもとてもパン作りなんで、、、とお考えの方も多いはず。ところが強力粉を買ってきて、手コネでも誰でもおいしいパン作りができます!そんな純粋な手作りパンの作り方と共に、主要材料の強力粉のあれこれについてまとめてみました!
小麦粉は水を加え、練った際に弾力や粘りに違いが出てくることが特徴。
その特徴を出すのが「グルテン」と呼ばれるタンパク質です。
この「グルテン」が含まれる量によって「強力粉」「中力粉」「薄力粉」に分類されます。
硬質小麦から得られる小麦粉で、粒が粗くサラサラと手につかず、グルテンを多く(たんぱく質含有量11.5~13.5%)含むので水を含ませ捏ねた時に生地のまとまりが速く粘りが強い、もちもちした食感は、パン,中華麺,パスタ,ギョウザの皮等に適しています。
硬質小麦の一つ「ミナミノカオリ」
一口に強力粉といってもたくさんの種類があります。どんな強力粉がどんなパンを作るのに適しているか見ていきましょう。
日清製粉 カメリア
どこのスーパーでも比較的安価で手に入るので、初心者の方におすすめ。安いからと言って決して品質が悪いというわけではなく、十分おいしいパンが作れます。食パンや菓子パン作りに適しています。
熊本製粉―南のめぐみ
1キロ当たり約400円と少しお高いのもうなずける、純国産小麦使用の強力粉。もちもち感に定評があり、とりわけ菓子パン作りにピッタリです。
日清製粉―トラディショナル
こちらの強力粉は「準強力粉」に分類されるもので、強力粉よりもタンパク質が少なめです。フランスパンなどハード系のパン作りに適しています。
日清製粉―レジャンデール
小麦の味、香りを十二分に堪能できる最高品質の強力粉。レシピの工夫次第で、食パンからフランスパンまで幅広く活用できます。1キロ400円以上しますが、品質を考えるとリーズナブルといえるでしょう。
手ごねでフワフワ食パン
材料(1斤半)
強力粉 400g
砂糖30g
ドライイースト5g
塩5g
牛乳290g
バター30g
強力粉でおうちパン~手ごねでフワフワ食パン①
ボウルに強力粉をいれ、端っこに砂糖とイースト、反対側の端っこに塩を入れる。人肌に牛乳を温めバターを溶かし、粉類に加えて箸でざっくり混ぜる。
強力粉でおうちパン~手ごねでフワフワ食パン②
ある程度まとまったところで、手でこねていく。最初手にベタベタつくかもしれませんが、そのうちつかなくなります。20-30分を目安に生地が滑らかになるまでこねましょう。
強力粉でおうちパン~手ごねでフワフワ食パン③
こね終わったら丸めてボウルにラップして一時間ほど一次発酵させます。(気温が低いときは50度くらいのお湯で湯煎もOK)2倍くらいになるまで放置。
強力粉でおうちパン~手ごねでフワフワ食パン④
一次発酵が終わったら手で押してガス抜きし、3等分して長方形に伸ばし、型の幅に合わせて長い辺を折ってくるくる巻いていき、バターを塗った型に入れる。パン焼き型がなくても、パウンドケーキの型でもOK。
強力粉でおうちパン~手ごねでフワフワ食パン⑤
乾燥させないようにふわっとラップし、そのまま一時間ほど放置して二次発酵させる。
強力粉でおうちパン~手ごねでフワフワ食パン⑥
210℃で15分、180℃で20-25分焼く。焼きあがったら型から取り出して網の上などにおいて粗熱を取って完成!
基本のパン生地のレシピなので、ぜひマスターしたいですね。いろんなパンに応用できます。
フランスパン
材料(3本分)
強力粉250g
砂糖10g
塩5g
ドライイースト3g
ぬるま湯(40度)160cc
強力粉でおうちパン~フランスパンのレシピ①
全ての材料をボウルに入れ、ゴムベラなどで混ぜる。
その後、台の上で5-6分、生地を伸ばすようにこねる。スケッパーを使って台にくっついた生地をはがしながこねるとこねやすい。
強力粉でおうちパン~フランスパンのレシピ②
転がしながらひとまとめにまとめて、丸めていく。
強力粉でおうちパン~フランスパンのレシピ③
ボウルに入れて、ラップして生地が2倍に膨らむまで一次発酵させる。室温が低い時は湯煎してもOK。発行終了後、ガス抜きして、生地を3つに分けて15分濡れ布巾をかけて休ませる。
強力粉でおうちパン~フランスパンのレシピ④
生地を伸ばして、画像のように折り畳み、しっかり閉じ、とじ目を下にして2次発酵。生地がくっつかないよう、油を薄く塗ったラップをふんわりかぶせる。
強力粉でおうちパン~フランスパンのレシピ⑤
1.5倍くらいになったら2次発酵終了。表面に強力粉を振りかけ、切れ目(クープ)を入れる。その際よく切れる包丁もしくはカッターナイフを使うと焼き上がりがきれいになる。
200℃―15~20分焼いて完成!
食パンより材料が少なくて済みます。結構生地がべたべたと手につきやすいので、ヘラやスケッパーを上手に使いましょう。
いかがでしたか?パンなんて買って来れば、、、と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、自分で作るパンは焼きたてホヤホヤを味わえるという利点もあります。
ホントに焼きたてホヤホヤのパンは何もけなくても絶品です。慣れてくるといろんな強力粉を試して、自分だけの最高のパンを作ってください。
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