焼き鳥は魚焼きグリルで焼くに限る!美味しい焼き鳥の焼き方は?
2016/05/20
kento08
2016/05/04 更新
小麦粉や卵、果物に対するアレルギーにはなじみがあると思いますが、肉にもアレルギーを持つ人がいるって、ご存知でしたか? 極めて稀ではあるものの、肉に対してアレルギーがある方もいらっしゃるんです。ここでは、そんな肉アレルギーの気になる症状と対策をお伝えします。
卵やチーズ、小麦粉のアレルギーはよく耳にしますが、
肉に対するアレルギーは初耳という方も少なくないと思います。
食物アレルギーの中でも、肉アレルギーは極めてまれなアレルギーです。
小さい頃は平気でも、大人になって突然アレルギーが出ることもあります。
日本紅斑熱を媒介するフタトゲチマダニに噛まれると
肉アレルギーを発症する確率が高くなることが研究で分かってきています。
原因はダニの体内に存在する糖分です。
ダニに噛まれることでその糖分が人間の体内に侵入します。
その際、人間の体の中にはこの糖分に対する抗体ができます。
この抗体が、食事などで肉を摂取したときに過剰に反応し、
肉アレルギーを引き起こすと考えられています。
このダニは主に屋外に生息しています。
公園や河川敷といった身近なところでも発見されており、
3月から10月、11月ぐらいまで長い期間活発に活動します。
このダニに噛まれないようにすることも、肉アレルギーを防ぐためには重要です。
肉アレルギーで気になるのがその症状です。
肉アレルギーになると、肉を食べたときにアレルギー症状が出てきます。
下痢や嘔吐、じんましんやむくみなどが見られますが、
ひどいときには呼吸困難を起こすこともあるので注意が必要です。
アナフィラキシーショックを起こす場合もあります。
アナフィラキシーショックに陥ると、
血圧が下がり、意識が遠のき、最悪の場合死に至ります。
肉アレルギーで重篤なアナフィラキシーショックが出るのはまれですが、
気を付けるに越したことはありません。
アレルギー症状は、肉を食べてから早くて1時間後、
遅くても4時間以内に出現します。
肉アレルギーは、どんな肉でもアレルギーを起こす可能性があるのでしょうか。
答えは、人によってまちまちです。
鶏肉にアレルギーを起こす人もいれば、
牛肉にアレルギーを起こす人もいます。
中には、加工された肉製品を食べてアレルギーを起こす人もいます。
いずれにせよ、肉アレルギーであるのならば
アレルギーを起こす種類の肉を食べないようにすることが重要です。
肉にアレルギーがあるかどうかは、血液検査で簡単にわかります。
小さい頃はアレルギーと無縁でも、
肉アレルギーの場合、大人になってから突然症状が出てくる人もいるようです。
とにかく肉が大好きで、毎日肉ばかりを食べていたら、
ある日突然肉アレルギーになってしまうこともあります。
また、家畜の食べているエサが原因でアレルギーを発症してしまうこともあります。
肉を食べてお腹が痛くなったとしても、アレルギーを疑うのは早計です。
年齢や体調で、消化不良を起こしているだけかもしれません。
しかし、肉を食べると必ずお腹を壊したり、じんましんが出るようなときは、
アレルギーを疑いましょう。
きちんとアレルギーの原因と程度を知って、
症状が出るのを予防するのが肝心です。
大人になってから突然発症することも多い肉アレルギー……
それまで美味しくて毎日のように食べていたのに
ある日突然不味く感じるようになったら要注意です。
また、昔から嫌いな食べ物も、
検査をしてみたらアレルギーを起こす食べ物だったということもあります。
もし嫌いな食べ物や、
好きだったのに急に不味く感じた食べ物があれば、
一度アレルギーを疑っても良いかもしれません。
アレルギーの検査は、アレルギーの専門外来や内科で受けることができます。
大好きな美味しい肉が、アレルギーで食べられなくなるのは悲しいですよね。
美味しく肉を食べ続けたいなら、
まずはマダニに噛まれないように予防することが重要です。
もしアレルギーが疑われる場合は、きちんと検査を受けましょう。
検査を受けて肉アレルギーであることが分かった場合は、
医師の指導の下、きちんと治療を行ってください。
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