2016/04/11
kento08
2016/04/21 更新
白いご飯の上にたっぷりのせて食べたいいくら。あのプチプチのいくらが好きな人も多いですよね。でも、いくらはアレルギー症状が出る事が多い食品のようです。今回はいくらとアレルギーの関連と症状や対処法についてまとめてみましょう!
いくらは、サケの魚卵です。筋子の卵膜を取り除いた、産卵前の熟した卵のことをいいます。一般的には、加熱や加工はせずに醤油漬けや塩漬けでシンプルに食べます。
いくらの語源は、ロシア語で「魚卵」「小さい粒々したもの」という意味だそうです。ロシア語では、サケだけではなく、魚卵であればキャビアなども「いくら」とよびます。
いくらは魚卵なので、いくらのアレルギーの場合、他の魚の卵でもアレルギーが起こる事が多いので注意が必要です。ししゃもの卵やたらこの魚卵などは注意が必要です。
しかし、卵だからといって鶏の卵まで注意しなければならないということはありません。関連性はないと言われています。しかし、魚卵と鶏卵のどちらにもアレルギー症状を引き起こす事もありますので、はじめて食べる時は注意しましょう。
いくらアレルギーの症状をまとめてみましょう。
◆激しい嘔吐や腹痛
いくらアレルギーの症状として出る腹痛は、猛烈な痛さである事が多いようです。
いくらの他に同じ魚卵であるタラコも同じように反応を起こす事があるので注意が必要です。
◆蕁麻疹
いくらのアレルギー症状で最も多いのが蕁麻疹です。
症状が重いと、いくらを食べて数分で顔や腹部、手足など全身に広がります。
◆いくらアレルギーで喉が痒くなる
いくらアレルギーで起きやすい症状のに喉などの呼吸器症状もあります。喉が痒くなったり、くしゃみが出たりします。症状が酷くなると呼吸困難になる事もあるので注意が必要です。
いくらアレルギーで特に注意が必要なのは乳幼児です。
乳幼児の場合、魚卵アレルギーによりアナフィラキシーショック症状を引き起こすことがあります。はじめて食べる場合はとても注意して与えなければなりません。
また、お母さんがいくらを食べた後の母乳に移行する場合も多少はあるようなので気をつけましょう。
では、危険な状態といわれるアナフィラキシーショック症状とはどんな症状なのか確認しておきましょう。
アナフィラキシーショック症状をご存じですか?
近年、日本ではアレルギーの人が増えていて、このアナフィラキシーショック症状についてメディアで取り上げられる事も多くなりました。
アナフィラキシーショック症状は、じんましん、かゆみなどの皮膚症状、息苦しさなどの呼吸器症状と、目のかゆみやむくみ、くちびるの腫れなどの粘膜症状が多いです。
また、腹痛や嘔吐などの症状、血圧低下などもみられます。これらの症状が全身に急速にあらわれるのが、アナフィラキシーショック症状の特徴です。油断すると命を落とすことにもなり、大変危険な状態です。
実はいくらアレルギーの原因として、花粉症が原因でなるのではないかと考えられています。
例えば野菜や果物を食べて、口の中が痒くなったりしたことはありませんか?
そのような症状が出る主な食品は、パイナップル、メロン、スイカ、キウイ、りんごなどです。
その原因は、それらの食品のアレルギーの原因の中に、花粉症の原因のアレルゲンととても似ているアレルゲンがあるため、アレルギー反応を起こしてしまうといわれています。
アレルギーは克服できるものなのでしょうか?
乳幼児期に発症する食物アレルギーに多いのは、鶏卵、牛乳やヨーグルトなど乳製品、小麦などです。これらのアレルギーは、比較的成長とともに治りやすいといわれています。
逆に大人になってから発症した食物アレルギーは治りにくいといわれています。
アレルギーは、専門家の医師のもと、きちんとした対処が必要です。
今回はいくらのアレルギーについてまとめてみました。
いくらアレルギーの方は、いくらだけではなく、ししゃもやたらこなどの他の魚卵にも反応することがあるので注意しなければなりません。
アレルギーは油断すると危険なアナフィラキシーショック症状などを引き起こすことがありますので、十分に注意が必要です。
いくらアレルギーが心配な方は専門医できちんとした検査を受けることをおすすめします。
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