にんにくの賞味期限はどのくらい?にんにくの最適な保存方法は?
にんにく1個を一度に全部使うのは難しくないですか?ところで、にんにくの賞味期限はどのくらいでしょうか。保存方法で賞味期限が変わるにんにくに最適の保存方法から、料理にすぐ使える、調味料を使用したにんにくの保存方法までご紹介します!
パスタ料理や中華料理など、いろいろな料理に欠かせないニンニク。
ところで普段にんにくをどのように保存していますか?
実はその保存方法によって、にんにくの賞味期限は変わってくるんです。
常温保存したにんにくの賞味期限
常温保存の場合、室内温度にもよりますが、賞味期限はだいたい1週間程度。
寒い時期なら賞味期限は2週間ぐらいです。
ただし、これも直射日光が当たらない場所での話になります。
にんにくは直射日光に当たると、どんどん成長して芽が出て食べられなくなってしまうのです。
芽が出始めたばかりであれば、まだにんにくは食べられるので、早めに食べてしまいましょう。
冷凍保存したにんにくの賞味期限
にんにくを買ってきたはいいけど、料理で少ししか使わなかった。
こういう場合は、にんにくが残ってしまいますね。すぐに違う料理などで使えればいいですが、そういうわけにもいかないときは、にんにくを冷凍保存しましょう。
にんにくを冷凍保存する際は、皮をむき、ジップロックまたはタッパーなどに入れ密封して保存します。
この方法であれば、賞味期限は最長2カ月まで持つようになります。
もしビニール袋などで保存すると、密封したつもりでも、すぐに空気が入り込んでしまいカビが生えてしまいます。必ず密封できるもので保存するようにすれば、賞味期限を保つことができます。
だいたいのにんにくの賞味期限が分かったところで、次は賞味期限が切れてしまったにんにくの見分け方です。
腐ったにんにくの判別は簡単です。
賞味期限切れポイント①:臭い
にんにくの臭いをかいでみてください。
にんにくの臭いがしますか?
それとも、明らかににんにくとは別の臭いがしますか?
もし別の臭いがする場合は、そのにんにくは腐っているので捨てましょう。
賞味期限切れポイント②:触ってみる
にんにくを触ってみて、にんにくの実の固さを感じられないとき、あるいは柔らかなくなっているところがあったら、そのにんにくは腐っています。
速やかに捨てましょう。
賞味期限切れポイント③:いつもと違う粘り
にんにくは買ってきたばかりのものでも、意外にぬるっとしている時があります。
しかし、明らかに糸を引くような粘りを感じたら、それは腐っているので捨てましょう。
にんにくが緑色になった場合、これは問題ありません。
にんにくの臭いや辛味の成分であるアリインという物質は、切ったりすりおろしたりという刺激が加わるとアリシンという物質に変わります。このアリシンはさらに時間が経つと、今度はアルキルサルファイド化合物という物資へ変化します。
アルキルサルファイド化合物が、にんにくにわずかに含まれる鉄分と空気にさらされることで結合して、結果緑色になってしまうわけです。
にんにくの賞味期限延長レシピ①:焼きにんにくのオリーブオイル漬け
焼いたにんにくをオリーブオイルに漬け込みます。
これだけで、賞味期限は室温で2ヵ月程度はOKです。
にんにくの賞味期限延長レシピ②:にんにくの味噌漬け
味噌と砂糖とみりんを混ぜ、そこににんにくを漬け込みます。
約3ヵ月ほどで味噌の風味がにんにくに染み込みます。
賞味期限は冷暗所にて、3~5年ほどです。
にんにくの賞味期限延長レシピ③:にんにくのはちみつ漬け
にんにくのはちみつ漬けは、にんにくの臭いを抑えてくれることはもちろん、にんにくの栄養成分とはちみつの健康成分が一度に摂れるすぐれものです。
賞味期限は1年ぐらいです。
にんにくの賞味期限延長レシピ④:にんにくの醤油漬け
醤油ににんにくを漬け込むだけ。
3日漬ければ食べられますが、1ヵ月以上おくとより美味しくなります。
賞味期限は常温で約1年間です。
にんにくの賞味期限について、いかがでしたでしょうか。
にんにくを買ってきて、料理で使い切れなかったら、残りを何気なくそこら辺に置いている人も多いのではないでしょうか。
保存方法によって賞味期限が違ってくることを覚えておくと、使い分けができてよいですね。
冷凍保存する際は、使用するサイズにあらかじめカットしておくと言うのも便利だと思います。
美味しいにんにくは、しっかり賞味期限内で味わうようにしましょう。