永遠に持つことはありえないの?バターの賞味期限は一体いつまで?
2016/03/08
Toronton
2016/04/07 更新
バターは酸化の関係で、賞味期限を過ぎてしまうと食べるのをためらってしまいますよね。実際、バターの賞味期限はどうなのでしょうか?バターの賞味期限を過ぎるとどうなってしまうのかという疑問や、正しい保存方法などもみていきましょう。
【バターの賞味期限】バターの賞味期限に関するあれこれ
バターは常温保存可能なのか?冷蔵保存がよいのか?冷凍保存はできるのか?また、どのようになったら食べない方が良いのかなど、気になる点はたくさんあります。バターの賞味期限や保存について、一つずつみていきましょう。
【バターの賞味期限】バターの常温保存は難しい
バターは、温度が28℃あたりで溶けて始めしまいます。18℃を超えだすと柔らかいを通り越してしまします。室温が18℃以下の場合でないと、常温保存は難しいようです。
バターは、そのほとんどが油脂分ですので、温度が高いと酸化しやすいです。また、一度溶けてしまうと、成分と油が分離して元に戻すのは非常に難しく、分離することでカビが生えやすい状態にもなります。バターの最適な保存温度は2~6℃あたりですので、品質の劣化や保存期間を長くしたいのであれば、常温保存はおすすめしません。
【バターの賞味期限】バターを常温保存したいとき
もし常温保存されるのでしたら、冷暗所の温度が18℃以下で、できるだけ空気に触れないように、密閉できる容器に入れて保存すると良いでしょう。状況によっては、常温保存も考えられますが、できれば冷蔵庫で保存したほうが無難です。
【バターの賞味期限】バターの賞味期限は、一概に言えない
各家庭により保存状態が著しく異なるため、保存期間は異なります。温度に気を付けて、酸化する前に使用しましょう。ちなみに、バターは酸化すると黄色く変色します。空気にふれないように、冷蔵環境で保存しましょう。
【バターの賞味期限】バターは、においが移りやすい
バターの保存温度は2~6℃ですので、それに近い場所は冷蔵庫となります。バターは、においを吸着しやすい性質をもっていますので、できるだけにおいの強いものと一緒に置かないようにします。
冷蔵庫で保存するとはいえ、空気に触れていると、徐々に酸化していきますので、空気に触れないようしっかりと密閉する必要があります。ですので、密閉できる容器に移し替えるか、タッパーなどに箱ごと入れて保存すると良いでしょう。
【バターの賞味期限】開封前と開封後
開封前の賞味期限は、およそ6か月(箱の表記通り)です。開封後の賞味期限は、2週間程度です。開封後のバターは、目安として2週間といわれていますが、開封後、数か月使用しているという方が多いのが現状です。開封前でも賞味期限が過ぎてしまったり、開封後の保存では、少しでも風味や酸化を防ぐようにしましょう。
【バターの賞味期限】バターにカビは生えるの?
バターはもともと腐りにくい食品で、使用したナイフでバターをすくったり、パンくずなどの不純物が入っていなく、バターが解けて分離したりしていなければ、カビも生えることはありません。保存状態が良く、酸化していなければ、長く使用することは可能です。ただし、長期間保存しているバターを使用する際は、自己責任で判断する必要があります。
【バターの賞味期限】冷凍保存もおすすめ
より長く保存したいのであれば、冷凍保存が良いでしょう。保存方法は、バターを1回分ずつ使用できるように切って、乾燥防止のためラップに包みます。次に、フリーザーバッグやタッパーなど密閉できるように入れて、冷凍保存します。また、小分けにラップで包んでおくと、より使いやすくなります。
開封前のバターの賞味期限は、1年程度です。一方、開封後の賞味期限は、2ヶ月程度です。ただし、冷凍解凍を繰り返すとバターの劣化につながりますので、一度解凍したら、再び冷凍するということはしないようにしましょう。
食べない方が良いときのチェックポイント
①異臭がする
②古くなった油のにおいがする
③黄色く変色している
④変な汁が出ている
⑤カビが生えている
このような場合は、食べない方が良いでしょう。バターは水分が少ないうえ、そのほとんどが油なので腐りにくいです。しかし、保存状態が悪かったり、分離してしまった場合、腐る可能性があるので注意しましょう。
バターは、酸化防止とにおい移りに気をつけよう!
いかがでしょうか?バターは冷凍保存可能で、未開封のものなら1年程度保存できます。冷蔵保存の場合は、メーカーの表記している賞味期限通りに使って、開封したら1週間程度で使い切るようにしてください。また、バターは、におい移りと酸化防止のため、密閉できる容器に入れましょう。さらに、品質の劣化を防ぐため、常温保存はしないほうが良いです。
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