2015/12/25
kaoriyama
2016/04/07 更新
はちみつの賞味期限ってご存じですか?はちみつの賞味期限は、案外知られていないものです。また、はちみつの賞味期限だけでなく、はちみつの保存方法もみていきましょう。はちみつの賞味期限と保存方法を知ることで、より美味しくはちみつを保存できます。
【はちみつの賞味期限】常温保存がおすすめ
はちみつは、基本的には腐らない食品なので、常温保存が良いとされています。冷蔵庫に入れてしまうと、白く固まってしまうので、冷蔵保存はおすすめできません。冷蔵庫に入れがちですが、とても使いにくくなってしまうので気をつけましょう。
【はちみつの賞味期限】はちみつの保存場所に注意
はちみつは、開封前開封後ともに基本常温保存となります。保存方法は、直射日光の当たらない涼しい場所で保存します。ただし、はちみつは吸湿しやすいので、流し台の下などで保存はせず、食器棚、戸棚など、できるだけ湿気の少ない場所で保存してください。
【はちみつの賞味期限】スプーンは清潔なものを!
舐めたり他のものをすくったりした、汚れたスプーンなどは使用しないほうが良いです。取り出すときは、キレイなものを使用するようにしましょう。汚れたものを使用すると、それが原因でカビが生えることもあります。
プラスチック容器で販売されているものもありますが、プラスチック容器で長く保存すると、プラスチック臭が移ることがあります。もし、プラスチック容器のはちみつが手元にあるのならば、小瓶に分けて保存すると良いでしょう。
【はちみつの賞味期限】2年が目安
はちみつの賞味期限は、2年程度です。はちみつは、しっかりと保存されていた場合は腐ることはありません。ですが、長く保存していると風味が損なわれていきます。風味を保つ期限として、2年程度と設定されています。風味を気にしなければ、何年でも使用することができます。
【はちみつの賞味期限】結晶化に注意
はちみつは、13℃付近で最も結晶化しやすいです。また、5℃付近までも結晶化してしまいます。5℃前後の温度の冷蔵庫では結晶化しやすいため、冷蔵保存はおすすめできません。
【はちみつの賞味期限】結晶化とは
結晶化とは、はちみつが白く固まってしまうことをいいます。一般的に結晶化する原因は、14℃程度以下になることが主たる原因で、他にはちみつの品種によっても結晶化しやすいというものがあります。
結晶ははちみつに含まれるブドウ糖と果糖の割合によって変化します。ミカンやレンゲ、菜種などはブドウ糖の割合が多いため結晶化しやすく、アカシアやトチなどは果糖が多いため、結晶化しにくいといわれています。
【はちみつの賞味期限】はちみつと冷凍の関係
冷凍庫の温度は、一般家庭の場合-18℃程度なので、結晶化しやすい13℃と、かけ離れています。ですので、逆に結晶化しにくいといえます。また、はちみつは糖度が高く水分も少ないため、
一般家庭の冷凍庫に入れても凍ることはありません。ちなみに、はちみつの凍る温度は、-25℃程度です。
【はちみつの賞味期限】使い道によっては、冷凍保存も可
冷凍庫に入れて保存することは、冬場であっても結晶化しないので良いかもしれません。ただ、白く固まらないのですが若干液状が硬くなるので、パンにジャムのように塗るのが難しくなり、使い勝手が悪くなるでしょう。使用状況により、保存場所を変えてみるといいかもしれません。
【はちみつの賞味期限】腐ることはめったにない
はちみつは、保存をしっかり行っていれば、糖度が高いため腐ったりカビが生えたりすることは
基本的にありません。温度が低くなると白く固まることがありますが、これはごく一般的なことで、品質的には問題ありません。
はちみつは食べない方が良いという状態も特にありませんので、数年間経っても食べることはできます。ただし、保存期間が長くなると風味が落ちていきますので、2年を目安に食べたほうが良いでしょう。
はちみつの賞味期限はないが、風味との兼ね合いで考える
いかがでしょうか?はちみつは糖度が高いため、腐ったりカビが生えたりすることは基本的にありません。また、基本常温保存で良く、冷凍保存でも若干固くなりますが問題ありません。しかし、冷蔵保存すると結晶化してしまうので注意しましょう。
結晶化しても品質的には問題ないですが、長く保存すると風味が落ちるため2年程度で使い切りましょう。はちみつは、基本的には腐らない食品ですので、長く美味しくいただけます。健康にも美容にも良いため、これからも美味しくいただきたいですね。
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