2016/04/11
hiro1439
2016/03/31 更新
サシがたっぷりと入っていて、口の中でとろけるような食感の牛肉”ザブトン”。お肉屋さんで一度は目にしたことがありますよね?このザブトンという部位、牛のどの部分かご存知ですか?美味しいステーキの焼き方と合わせて、ザブトンについてご紹介します!
「ザブトン」とは肩ロースの芯の部分。厳密にいうとチャックロールと呼ばれる部位の外側が「ザブトン」、内側のチャックアイ(肩ロースの芯)と区別しています。別名、「ハネシタ」とも言います。一頭から約3から4kgしかとれない大変貴重な部位で和牛の中でも「一番の霜降り」の部位です。 とにかく柔らかいのが特徴で、刺身やすしダネなど生食に適しています。
サシがたっぷりと入った希少部位ザブトン。
焼き肉などでも人気が出ています。
こちらはザブトンを使った牛肉のお寿司です。
脂がとろけて、うま味が広がります。
生食に向いているザブトンですが、もちろん豪快にステーキにしてもとっても美味しいです。
外食で食べると大変高価なザブトンですが、お肉屋さんやスーパーで手に入ったときは自宅で美味しく焼いてみてください。
材料
ステーキ肉・・・1人前(200g前後)
クレイジーソルト(あれば)・・・・小さじ1
粗引きブラックペッパー・・・少々
牛脂(サラダ油)・・・大さじ1
にんにく(お好みで) ・・・1片
ワイン(赤でも白でも)・・・ 大さじ2
まずお肉を用意します。冷蔵庫に入れてた場合は、20分位常温に戻しておきます。
盛り付けるお皿はお湯を沸かした鍋の上で温めておきます。ステーキソースが付いている場合は、ソースも一緒に温めておきましょう。
にんにくは芯を取り、1mm位の厚さに輪切りにします。
無くても構いませんが、あった方がよりおいしくお肉を食べられます。
では、焼きに入っていきましょう。
まずフライパンで牛脂を溶かします。牛脂が無かったらサラダ油で代用してください。
フライパンはできたら鉄製のフライパンがおすすめです。
牛脂が溶けたら濡れ布巾の上に置いて、フライパンを一度冷ましましょう!このあとに炒めるにんにくを焦がさない為のひと手間です。
先ほどのフライパンを戻し、にんにくを入れて弱火にかけます。じっくり揚げ焼きにしましょう。牛脂が足りなかったり無い場合はサラダ油を使用してください。
途中返しながら、焦がさなように気を付けてくださいね。
色良く揚がったらキッチンペーパーに取り出します。
常温に戻した牛肉の表面の水分を、キッチンペーパーで軽く拭きとります。そして両面にまんべんなく塩胡椒します。(塩は肉の重さの1%です)
先ほどにんにくを揚げた油をそのまま使います。フライパンを強火にかけ、煙がもくもく立つ位熱します。怖がらずにしっかりとフライパンを熱しましょう!
フライパンが温まったらお肉を淹れます。フライパンに入れたらしばらくお肉には触りません!
焼き始めて約1~2分位すると、表面に肉汁が浮いてきます。
これを目安に裏返し、反対側も焼きます。
こんがりいい色に焼けていますね。
焼いているときは、肉に触りすぎないことがポイントです。
このタイミングでフランベします。フライパンは強火のままでお肉にワインを振り掛けてください。
フランベした瞬間火が出るのでご注意ください。もし怖い方は、フランベを省略してもおいしく焼けます。または、ワインを入れると同時に蓋をかぶせてください。
フランベの火が消えたら、レアの場合はすぐにフライパンから取り出します。
ウェルダンが希望の方は、フランベの火が消えたら1分程フライパンの上で放置してください。
フライパンからあげたら、すぐにお肉を切らずに、2、3分お肉を休ませます。
休ませる際はアルミホイルをかぶせておくことをおすすめします。そして、冷めないようにコンロの上などで休ませましょう。
すぐに切ると、せっかくの肉汁があふれ出てしまいます。
少しほおっておくことで、肉汁がお肉に戻ります。
休ませたら、一口大に切ります。
最初に温めて置いたお皿に盛り付けます。
ステーキソースをかけるた別皿に添えて、ガーリックチップをのせます。
お好みの付け合せを添えて完成です。
焼き肉の場合は、よく温まった鉄板の上に肉をのせ片面3秒程度、さっと焼いていただくのがおすすめです!
焼き肉屋さんなどで食べる場合は、1人前約3000円前後の高級肉です!
いかがでしたか?
とっても希少な部位のザブトン、外食でも自宅でも、巡り合えたら是非食べてみてください。
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