数の子だけじゃない!ニシンは刺身で食べてもおいしいという事実
2016/05/27
horikayo28
2016/03/29 更新
アイナメは関東のスーパーでほとんど見かけないので、関東の方にはあまり馴染みがない魚かもしれません。近い種類にほっけがいるので、そちらの方がお馴染みですね!もちろんアイナメのお刺身もなかなかお目にかかれません。刺身が食べたかったら自分で釣るしかないかも?
アイナメ(鮎魚女、鮎並、愛魚女[1]、学名 Hexagrammos otakii)は、魚類カサゴ目アイナメ科の1種。
日本沿岸の比較的塩分濃度の低い岩礁域に広く生息する底生魚で、食用にもなる。
全長30-40センチメートルほどだが、60センチメートルを超える個体もある。カサゴ、メバル、カジカなどと同じカサゴ目に分類されるが、アイナメはひれの棘条(とげ)が発達しないこと、背びれが1つに繋がっていること、体高が高いこと、鱗が細かいことなどが特徴である。これらの特徴はクジメやホッケなど、他のアイナメ科の魚にも共通する。
昼行性で、岩礁帯やテトラポッド、防波堤などの陰につき、小魚や甲殻類、多毛類などを捕食する。
産卵期は秋から冬で、オスは岩陰などにメスを誘い込み産卵させる。オスは巣に次々と複数のメスを誘い込んで産卵させるので、卵は緑褐色や赤紫色の大きな卵塊となる。産卵が終わった後もオスは卵のそばに残り、敵を追い払って卵塊を守る。孵化した稚魚は岩礁の周辺を泳ぎ回りながら成長するが、全長5センチメートルを超えると親魚と同じように底生生活に移る。
アイナメは見た目が少しグロテスクですが、食べるととても美味しい魚です!身が締まっていて、プリプリコリコリした食感ですよ♪特に刺身は絶品で、伊勢海老のような甘みも感じられます♪
北海道ではスーパーなどでも普通に見かけるというアイナメですが、本州や南の地域の方たちにはあまりなじみがない魚ですよね!アイナメは鮮度が落ちやすい魚なので、刺身として出回るのは難しいのかもしれません。刺身で食べるアイナメは絶品なのに残念な話です。
また、アイナメの生息域は岩礁帯などの入り組んだ場所なので、漁獲量もそんなに多くないのためアイナメが出回らなくて、刺身が味わえない大きな理由かもしれません。お刺身にすると絶品のアイナメ。入り組んだ場所が住処なら、テトラポットなどから釣れるんじゃない?
鮮度が落ちやすく、なかなか手に入らないアイナメ。しかも、その味は美味だというし、刺身に関しては絶品なんだとか・・・お刺身が食べてみたい!!でも売ってない!!だったら自分で釣っちゃえばいいんです!でも、アイナメなんてよく知らない魚、そんなに簡単に釣れるの??
お刺身が絶品のアイナメ、実は簡単に釣れるんです!こんなチビチビサイズのアイナメから
なんと一升瓶サイズのアイナメ!お刺身にしたら食べ応えがありますね!アイナメは堤防からのぶっこみ(投げ)釣りでも釣れますが、詳しい釣り方をご紹介します!
材料作りやすい分量
アイナメ1尾
アイナメの刺身①
皮目を下にしてまな板に置き、尾の付け根の部分に切れ込みを入れる。尾の付け根の端を指で押さえながら皮を引く。
アイナメの刺身②
写真のように包丁に角度を付けて皮に当てながら皮を引く。
アイナメの刺身③
皮を取ったところ。皮は湯引きして食べられるので別に取っておく。
アイナメの刺身④
刃元から刃先へ、包丁の長さを使って引きながら身を削ぎ切りにする。頭から尾の方へ、筋節の向きに合わせて切るようにする。
アイナメの刺身⑤
鍋などに湯を沸かし、身が白くなるまでさっと皮を湯通しする。
アイナメの刺身➅
湯から上げてすぐ冷水に浸け、熱を取る。
アイナメの刺身⑦
皮に残った細かいウロコや汚れを冷水で洗い流し、キッチンペーパー等で水気をしっかり取る。
アイナメの刺身⑧
1~2mm幅に細切りにして刺身に添え、しょう油でいただく。刺身に包んで一緒に食べても美味!
釣りたての新鮮なアイナメは削ぎ切りにして刺身にすると、独特のうま味を楽しめる。釣ったその日にコリコリとした食感を味わってもいいし、1、2日くらい置いて熟成された味を堪能するのもおすすめ。引いた皮はしっかり湯引きして細切りにすると、プリプリと軟らかい珍味になる。
アイナメのお刺身についてご紹介しましたが、いかがだったでしょうか?今すぐにでも釣りたくなっちゃいましたか?遊漁船に乗って沖でアイナメを釣ってみるのもいいですし、意外とアイナメは堤防の足元のテトラの隙間や岩礁帯に生息していますので、気軽に堤防釣りでアイナメを狙ってみるのもいいかもしれません!
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