2016/03/26
hiro1439
2016/03/28 更新
太巻きの正しい巻き方をご存じですか?太巻きの巻き方のコツを知っていることで、行事のときや、普段の食卓でも太巻きの巻き方を実践したくなります。太巻きの巻き方をしっかりマスターして、おいしい太巻きを食べるようになりましょう。
太巻きの巻き方
太巻きには、一昔前までどの家庭でも常備されていた乾物が多く使われ、家庭でこそ食べてほしい食べ飽きない味のお寿司です。しかも、具材のかんぴょう、椎茸はまとめて炊いて冷凍することができるので、まとめて作っておけば実は簡単です。
焼き海苔…2枚
寿司飯…300~400g
厚焼き玉子…海苔の長さ×2本
干し椎茸の煮物…中サイズ3~4枚
かんぴょうの煮物…海苔の長さ×2~3本
三つ葉…1/3束
【太巻きの巻き方】前日準備がおすすめ!
椎茸とかんぴょうは、戻した椎茸だしで一緒に炊くのですが、それでもそれぞれの風味が残り、具材としてしっかりと持ち味を感じさせてくれます。ですので、ぜひ太巻きには入れたい具材なのです。椎茸とかんぴょうに味つけするのは、前日準備がおすすめです。
椎茸は2~3㎜幅の薄切りにして、かんぴょうは海苔の長さに合わせて切り、しょうゆ・みりん・砂糖大さじ2を混ぜ合わせた調味液に浸しておいて、一晩置いておきましょう。その後、当日にキッチンペーパーで水気をきっておきます。
【太巻きの巻き方】寿司飯を用意する
炊き立てのごはんに寿司酢を合わせ入れ、なじんだところでしゃもじで切るように混ぜ合わせていきます。 一粒一粒に光沢が出て寿司酢が全体にいきわたれば、うちわで人肌の温度まで冷まします。
【太巻きの巻き方】厚焼き玉子と三つ葉と用意する
厚焼き卵は、卵をよく溶いて、砂糖などで調味して焼き上げます。三つ葉は、根を切り落とし、輪ゴムでまとめてからゆでて冷水にとります。それぞれ海苔の長さに合わせてに切ります。厚焼き玉子は1㎝角くらいの食べやすい棒状に切ります。
太巻きの巻き方
巻きすを広げ、海苔1枚を光沢のあるほうを下にしてのせます。 上2㎝ほどを残して寿司飯の半量をまんべんなく広げます。 ここでの寿司飯は、海苔がすけて見えるくらいの分量となります。
ごはんの中央より少し上に具材を並べます。このとき巻くときにバラバラになりやすい椎茸の煮物などは奥側に、 巻くときに転がりにくい厚焼き玉子、かんぴょうの煮物などは手前に置いておくとよいです。
【太巻きの巻き方】巻くときのポイント
具材をのせたら、手前の海苔を巻きすごと持ち上げ、向こうの寿司飯の端(海苔の空白部分)まで一気に持っていきます。 具が多いときは、指で具を押さえながら巻くと良いです。巻き方のポイントで、とても大切な点なので覚えておきましょう。
寿司飯と寿司飯の端を合わせて、 片手で巻きすを握って手前に軽く引きつつ、片手で奥の巻きすを持って奥へ引っ張ります。こうすることで太巻きが緩まずにしっかりと巻くことができます。最後に、巻きすの一方の端に太巻きの端を合わせて、指で軽く端の寿司飯を抑え、反対側も同様にします。
【太巻きの巻き方】切るときのポイント
切るときは乾いたまな板の上に太巻きを置き、濡れ布巾を用意して切ります。包丁を濡れ布巾で拭いて、湿らせつつ切ると良いです。切るときにうまくできないと、せっかくきれいに巻いたのに、完成したときにぐちゃぐちゃになってしまいます。ぜひ、覚えておきましょう。
【太巻きの巻き方】その他のポイント
その他に具は、市販のでんぶ、穴子やうなぎなどを組み合わせてもおいしいです。太巻きは、恵方巻きや祭り寿司のような縁起の良い食べ方なので、具も華やかなほうが良いです。ぜひ、見た目が華やかな具材や色合いを取り入れていきましょう。
【太巻きの巻き方】巻き方のしやすさは、酢飯の分量も影響する
酢飯の分量は、300gなら少し細め、400gなら少し太めの太巻きが出来上がります。酢飯の量が変わっても、海苔の長さは変わらないので、太巻きが緩まないように巻いた後に手前に引いて軽く締めることが大切です。
みんなで楽しく!
いかがでしょうか?太巻きの巻き方は、前日準備からすることも大切です。酢飯の量を考慮しながら、上手く巻いていきましょう。また、子どもと一緒にやったり、みんなで楽しく太巻きの巻き方を実践すると、よりおいしく出来上がります。一生懸命つくった太巻きをみんなで楽しく食べましょう。
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