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ダッチオーブンでおいしくローストチキンを焼く方法を調べてみた!

最近話題の「ダッチオーブン」何やら優れものなんですね。アウトドア派なら炭火で豪快に。素材からデザインも増え、おうちでも使えるんですね。「ダッチオーブン」を手に入れたら何つくる?「ローストチキン」を焼いてみたい?そんな方へのダッチオーブン「ローストチキン」入門編

「ダッチオーブン」ってどんなもの?

ダッチオーブンの特徴

・材質は鋳鉄製、ステンレス製、黒皮鉄板製他
・サイズは5インチから12インチ
 (8.5~30.48㎝)

「ダッチオーブン ・dutch oven」とはいったいどんなものか知ってますか?よくキャンプで登場するこの優れもものの鍋が「ダッチオーブン」です。ダッチオーブンとは、分厚いフタの上にも炭を載せて、上からも下からも温められる鍋でしょ!そう思った方は正解です。そのダッチオーブン、最近はキャンプだけでなく、家庭料理、つまり家の料理に万能、かつ、おいしい料理つくりに貢献しているって知っていましたか?その理由は、圧力鍋ほどではないけれど、重い蓋で密封状態で熱の電動力にも優れ、「煮る、焼く、蒸す、揚げる」何でもできちゃうし、おいしさアップなのです。ダッチオーブンの特徴をよく理解し、今日はダッチオーブンで蒸し焼き「ローストチキン」を作ってみましょう。初心者の方に入門編として紹介していきます。

ダッチオーブンで作られる料理はなぜ、こんなに美味しいのでしょう。先程も紹介したように密封状態をつくることで、水分と旨味を鍋の中から逃がさない。無水料理のように、素材の水分もうまく利用できます。家庭、野外でも、どちらでも利用することができますので、需要も増えています。
材質も、一般的な鋳鉄製の他、ステンレス製、黒皮鉄板製などいろいろありますので、選べますね。材質によりお手入れが違い、サイズ・デザインも豊富です。今日は「ローストチキン」まるごとなので、ダッチオーブンは深めで、10インチから12インチが欲しいですね。

「ローストチキン」ってどんな料理?

「ローストチキン」というとどんな料理でしょう。
19世紀にアメリカからクリスマスに『七面鳥』が伝わったそうですが、その風習はわずかな家庭で食べられていたそうです。1970年、ケンタッキー・フライドチキンが、クリスマスにチキンを食べよう!と一気に広まったそうです。ローストチキンといえば、鶏肉になった理由はこれでした。今では、ホームパーティやキャンプでも食べられていますね。
ただ、この丸ごとのあらわなお姿に多少抵抗がある方も少なくないかと。
でもダッチオーブンを使うことで、美味しく作ることが可能です。是非挑戦してみてくださいね。

「ダッチオーブンでローストチキンで失敗しないでつくるコツ」

■「ダッチオーブンでローストチキンで失敗しないでつくるコツ」

「ダッチオーブンでローストチキンで失敗しないでつくるコツ」を調べてみました。
コツその1.できれば、前日から丸どりに下ごしらえとして塩味や、香りつけしましょう
コツその2.焼く前に鍋は温めておきましょう。鶏肉は常温に(冷蔵庫からだいして1時間)
コツその3.蒸し焼きをするため、周りに水分の多いお野菜を置きましょう
コツその4.色白チキンにならぬよう表面にしっかりオリーブ油をたっぷり塗りましょう
コツその5.火加減は若干弱め、焼き上がりは股下部分を竹串でチェック、透き通った汁であればOK

ダッチオーブンで作る「ローストチキン」の前準備

「ローストチキン」のお肉はどうやって手に入れるのでしょう。

ローストチキン用のこの丸ごとチキンは通常買えないことが多いです。
いつ作るか決まったら、スーパーなどで一週間前位に予約か通販でお取り寄せして下さいね。
「ローストチキン用の丸どり」とお願いすれば大丈夫です。
お値段もいろいろです。ダッチオーブンの大きさも考慮してお選びくださいね。

今回のローストチキンは2.2KGのものを使っていますので参考にして下さい。

●ローストチキンをおいしくするひと手間
ローストチキン用の生のチキンや七面鳥を塩水に一晩か数時間浸けておく事を「brine(ブライン)」といいます。塩味が肉の中にしみ込むだけでなく、ローストした肉がとても柔らかくてジューシーに焼ける方法です。一晩ブライン液に浸けたチキンは水分を吸って1割も重くなるそうです。

1.解凍したチキンを袋から取り出し、外側と内臓を水できちんと洗います。(袋も使います)
チキンの尾部の内側の脂もしっかり取り除いて下さい。
2..チキンを袋に戻し、鶏肉2.2KGの場合、(500CCになります)
水400CCに対して小さじ4~5杯の塩水に、砂糖(または黒砂糖)を同量の小さじ4~5杯。
パセリ2、3本。にんにく2かけ。月桂樹の葉1枚。胡椒少々。
オレガノ、バジル、タイム、レモンの皮、オレンジの皮等を少々。
上記のような縛り方をするとじゅうぶんに味が染み込むそうです。

■「ローストチキン」の中には何を入れましょうか?

ローストチキンのお腹の中に入れる詰め物を「スタフィング」といいます。
その作り方を紹介します。

・食パンまたはフランスパン:2.5カップ (食パン2枚程度)を2㎝角にし、カリカリに乾燥させる。
・セロリ1/2本
・パセリ大さじ1
・玉ネギ60G
・にんにく(すりおろし)少々
・松の実または胡椒大さじ2 軽くローストする
・溶かしバターまたはオリーブオイル 大さじ1
・塩、胡椒

※一緒に牡蠣、海老、きのこ類、洋なしかりんごを入れてもおいしい。
この材料を馴染ませながら混ぜる。あとはこれを鳥のお腹へ入れて下さい。
※あまり入れ過ぎないように。入り口を余裕を持って爪楊枝で縦と横に閉じます。
※余った「スタフィング」はこの詰め終わった鶏肉の周りに敷き詰めましょう。

ローストチキンの中の詰め物「スタフィング」は、いろいろお好みでOKです。

素材を調べたらいろいろありました。
1.ピラフの最初の過程(素材、スープ、米)を炒め、米が透き通る位のもの
2.冷凍ピラフ
3.セロリ1本
4.モンタイム+にんにく
5.にんにく数個のみ

などなど、食べる方の好みでいろいろ変えてみるのもいいかもしれません。
ほとんどの方は、にんにく、塩、胡椒、は共通して使用してました。

食べる時にドレッシングをかけるのであれば、味は控えめにした方がいいですね。

今回の紹介のローストチキンには「油淋鶏(ユーリンチイ)のたれをかけて中華風」が絶品です。

「油淋鶏(ユーリンチイ)中華風」の作り方
生姜 1片 すりおろす
葱 5~6cm みじん切り
にんにく 1片 すりおろす
ごま油 大匙1
しょうゆ 大匙4
酢 大匙2
胡椒 少々

ダッチオーブンで「ローストチキン」を蒸し焼きにしましょう!

ダッチオーブンで「ローストチキン」蒸し焼きのポイント

●並べ方

キャンプ場などで、ダッチオーブンで「ローストチキン」蒸し焼きをする場合、鍋の底に、網を敷き、真ん中にチキン、周りに皮付きのじゃがいも、薄皮をむかないままの玉ねぎや人参を並べます。

ダッチオーブンを屋外で使う場合・・

●炭の割合と焼き方のポイント

ダッチオーブンのフタの上に7割、鍋下に3割
焼き時間は1時間から1時間半程。
焼き具合チェックは竹串などで、股の重なった部分に刺して、透き通った汁がでればOK
色白のチキンになりそうな場合は、フタ側の温度を上げたりしてみましょう。
可能であれば、出汁をチキンにかけてあげても効果的です。

●ガスコンロで調理の場合の焼き方ポイント

鶏の表裏に焼き始めに焦げ目をつけてから蒸し焼き。
弱火で60分が目安。

※鶏肉の大きさで調理時間を確認しましたが、1KGでも2KGでもあまり違いは確認できませんでした。
最初に調理する場合は慎重に焼け具合を確認下さい。

ダッチオーブンでローストチキンが出来上がったら最後の仕上げ

●「グレービー」の作り方 

「グレービー」とは、(料理の後のチキンからの出汁を使ったソースです。

ダッチオーブンの鍋の底には、ローストチキンからのおいしい旨味がひたたり落ちています。
焦げ付き部分も含め頑張って取り出しましょう。
・網でこして500CCになるよう水を加える
・フライパンにバターまたはオリーブオイル大さじ2を入れ、小麦粉大さじ3を炒め、
作った出汁を少しずつ加え、塩胡椒で味を整える。

お好みで鶏肉、スタフィング、お野菜にかけて食べましょう。

~まとめ~「ダッチオーブン」で「ローストチキン」

ダッチオーブンでローストチキンを作る方法とポイントを紹介しました。どうでしたしょうか?
ダッチオーブンはとても沢山の料理に使える便利なお鍋として、キャンプだけでなく毎日の料理に使えることの実感も味わって欲しいです。メンテナンスが必要な場合もあリますが、おいしさが約束されるのならば、頑張れそうな気がしませんか?ぜひ、美味しいローストチキンに挑戦してみてくださいね!

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