記事ID10018のサムネイル画像

オメガ3って聞いたことはあるけど、結局どんなオイル?という方に!

オメガ3ってなんとなくは聞いたことはありますよね?でもオメガ3には健康効果があるっていうことは知っていても、どんなオイルで、どんな効果があるのかはちょっと不安という方も多いかもしれませんね。今回はオメガ3のオイルの効果とその特徴をご紹介致します!

オメガ3脂肪酸のオイルとは?

オメガ3とは、DHAやEPA、DPAを含む不飽和脂肪酸の総称です。血圧を下げる、血液をサラサラにする、脳細胞を活性化させるといった健康効果が確認され、オメガ3は健康のために意識して摂取するべき必須脂肪酸として注目を集めています。

オメガ3に含まれるもの

オメガ3に含まれる一つ目はDHA(ドコサヘキサエン酸)脳や網膜のリン脂質の成分であり、脳や神経組織の発育や機能の維持に欠かせない成分です。 このDHAを摂取することで、脳が活性化されて、情報伝達がスムーズになるという効果があります。

オメガ3の2つ目はEPA(エイコサペンタエン酸)血液をサラサラにする効果の高い成分です。血液の粘度を減らして血液を流れやすくしたり、血小板を凝集させる物質の生成を抑える作用があります。

オメガ3の3つ目はDPA(ドコサペンタエン酸)血管に悪玉コレステロールや脂質が付着するのを防ぎ、さらに血液もサラサラにしてくれます。EPAと似た働きをする成分ですが、血管の傷を修復する効果はEPAの10倍以上とされています。

これらの働きによって、オメガ3は生活習慣病の予防、血液循環の向上、脳の活性化(認知症予防)といった効果が期待できるのです。

オメガ3脂肪酸オイルの効果とは?

オメガ3脂肪酸には抗炎症作用があるため、ニキビや赤みといった肌トラブルを防ぎます。また、肌代謝の促進作用により、肌のターンオーバーを正常化させるため、美肌効果に繋がります。オメガ3脂肪酸は女性ホルモンのバランスを整える働きによって、細胞の老化を防止するため、しわやたるみの予防・改善といったアンチエイジング効果も期待できるという優れモノがオメガ3なのです。

オメガ3脂肪酸は体内では、抗アレルギー作用や抗炎症作用により、免疫力を高めるという大きな役割を担っています。病気に負けない体づくりには欠かせません。また、オメガ3脂肪酸は中性脂肪やコレステロールの値を下げる効果があるため、ダイエットにも最適です。こうしたオメガ3脂肪酸の効果は動脈硬化や心筋梗塞といった生活習慣病の予防にもつながります。

オメガ3脂肪酸は何を食べれば摂取できる?

オメガ3脂肪酸のオイルが多く含まれているのは、イワシ・サバ・サンマ・アジなどの青魚から取れる魚油です。そのほか、鮫肝油やクリルオイル(オキアミ油)、亜麻仁オイルなどの植物オイルからも抽出されます。先述したように、オメガ3の幅広い健康効果は、主成分であるDHA、EPA、DPAの働きによるものです。

酸化しにくいから料理に使える!グリーンナッツオイルとは

オメガ3脂肪酸のオイルの中でもうっすら黄緑色で、さらさら、星の形をしているのが南米で先住民時代から食されてきたグリーンナッツ。ナッツのような、魚のオイルのような、亜麻仁オイルの2倍クセがあるような感じです。品質劣化を防ぐ天然ビタミンEが100g中200mg以上と高い割合で含有されているので、酸化防止剤等無添加でも酸化し難く、新鮮な風味が長持ち。

オメガ3を約50%も含有する機能性に優れたオイルで、ペルーアマゾン熱帯雨林に昔から生息する蔓性常緑樹の実、インカインチ種子から搾った油なんです。2004年と2006年のパリ・ウォルル食用油サロンで金賞を受賞。フランスではおいしいオメガ3オイルとして高く評価されています。

グリーンナッツオイルの食べ方は

オメガ3の中では珍しく半分がαリノレン酸なのに加熱調理可能!焼いたり炒めたりするならOK。さらっと美味しく、パンにつけて食べるのもおすすめ!サラダにはもちろん、ジュース、冷製パスタ、各種ソースにも合います。

酸化しやすいので熱はNG!な亜麻仁(あまに)油。

亜麻の種子から抽出されるオイルで、オメガ3脂肪酸オイルの中でも味はほんの少しくせがあります。亜麻仁の外見や味はゴマに似ています。紅花オイルのように黄色くサラリ&コックリとしたオイルでした。ただ、紅花とちがって香りにクセが少し・・・んんん!?トマトジュースやコーンスープなど濃い味ものに小さじ1杯混ぜたり、しっかり味付けのしてあるお料理の最後に小さじ1杯かけていただくのが良いかもです。

亜麻仁(あまに)油の食べ方は

オメガ3の特徴の一つでもあり、料理に混ぜて加熱するということができません。作った料理にオイルをかけたり、混ぜたりする使い方となります。納豆に福神漬けやミョウガ、そしてゴマを混ぜて食べるのが気に入っています。サラダのドレッシング(酢・塩・醤油・ごまを混ぜる)野菜ジュース(トマトジュース)に混ぜる。きな粉と混ぜてトーストに塗る(ピーナッツバターのような味になる)醤油と混ぜて、冷奴にかける。鰹節、海苔と混ぜてごはんにのせて食べる。カルパッチョのオイル(+塩・レモン汁・コショウ)など・・・

酸化しやすいので熱はNG!なエゴマ油。

えごまはシソ科の一年草で、日本では、”じゅうねん”や”あぶらえ”などと呼ばれています。エゴマオイルはあまにオイルに比べると多少クセがなく、透明でサラリとしてサラダ油のようです。若干、青み魚のオイルのような、なんとも言えない鉄っぽい香りがします。

エゴマ油の食べ方は

普段召し上がっているサラダのオイルをオメガ3であるえごまオイルに替えるだけ。無理なくカンタンに採り入れられます。パンに塗るバターをえごまオイルに替えれば、ヘルシーさ満点!カルパッチョやお刺身に最後に少量たらせば、お魚に含まれる成分との良い相乗効果が期待できるでしょう。

オメガ3脂肪酸オイルのまとめ

いくら体にいいからといって、不味を毎日食べるって続かなくなるものです。一番クセがなく食べやすいのは「荏胡麻」で、一番クセが強いのが「グリーンナッツ」のオイルだと思います。さらにその後にわかったのですが、荏胡麻の焙煎タイプのオイルがより食べやすいです。どくとくの香りが焙煎されて香ばしくなり、嫌なクセが隠された感じです。ただ、それはかなりに高級で価格は4,000円前後します。

関連する記事

この記事に関する記事

この記事に関するキーワード

キーワードから記事を探す

TOPへ